「昭和80年」戦後の読み方 文春新書

中曽根康弘著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166604586
ISBN 10 : 4166604589
フォーマット
出版社
発行年月
2005年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,170p

内容詳細

国際社会との関係や新憲法など、新たな国家ビジョンを描くには近代史への検証が不可欠。国家の舵取りを各界で担う四賢人が、己の歴史観を懸けて語り尽した「戦後日本の総決算」。

【著者紹介】
中曽根康弘著 : 世界平和研究所会長。1918年生まれ。東京帝国大学法学部卒業。内務省入りし、47年衆院初当選(旧群馬3区)。以後、連続当選20回。自民党幹事長などを歴任後、82〜87年総理大臣。「戦後政治の総決算」を掲げ、戦後3番目の長期政権を築いた。大勲位菊花大綬章受章

西部邁 : 評論家、秀明大学学頭。1939年生まれ。東京大学経済学部卒業。横浜国立大学助教授を経て、東京大学教養学部教授。88年辞任。一貫して高度大衆社会批判を展開する。94年、月刊言論誌「発言者」を発行。著書に『生まじめな戯れ』(サントリー学芸賞受賞)などがある

松井孝典 : 東京大学大学院理学系研究科教授。1946年生まれ。東京大学大学院修了。専攻は惑星物理学。86年「Nature」に発表した地球の起源と進化に関する論文が世界的な注目を集めた。農耕開始以来、人類は「生物圏」を脱し、地球システムの一構成要素「人間圏」を形成してきたと主張、独自の文明論を展開する

松本健一著 : 評論家、作家、麗沢大学国際経済学部教授。1946年生まれ。東京大学経済学部卒業。法政大学大学院で日本文学専攻。在学中に『若き北一輝』を発表。現在を「第三の開国期」ととらえ、日本の近・現代史の再検証を行っている。著書に『評伝 北一輝』(司馬遼太郎賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • がんぞ さん

    極左「非武装中立論」首相が観艦式で自衛隊を嘉し社会党を潰してから十年、小泉自民ぶっ壊す政権の抵抗勢力にもなり切れない公明党はイラク攻撃に真っ先に賛成してのち首脳部を入れ替えて無かったことにしようとしたがアメリカ下の「大きな平和」はもう世界には戻らない。本書でも「住宅バブルに依存するアメリカ経済の脆弱性」がすでに指摘されている。予見しなかった竹中平蔵のような三流が今また安倍二次政権のブレインになっている?/独裁者は議会と対立しない、民衆の声から出るものだから。大統領は議会と対立する、民意迎合者と民衆の庇護者

  • しゅんのすけ さん

    戦後70年、昭和90年にあたる今年(平成27年)になって再読した。 当時は政界引退後間もない中曽根康弘元総理を囲んで、評論家の西部邁と松本健一に大学教授の松井孝典が参加して、戦後の総括と今後の日本について討論している。

  • Naota_t さん

    ★3.1/内容は「戦後日本の総決算」を個人の歴史観も含めて対談したもの。参加者は中曽根元・総理と評論家など計4名。対談形式だが、各人の話が長く、本当に対談か疑う。主な論点は敗戦論や今後の日本のいく末など。特に松井氏(東大大学院理学系研究科教授)は戦後から今に至る学校教育を再構築すべきだという。他との関係性の中で自己が生まれ、それを確立する上で、国家なる共同体をどのように構築すべきか訓練することが重要だという。他の人もそうだが、話がウーリーで、今後具体的にどうすべきなのか政策論がないので納得性に欠ける。

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人物・団体紹介

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中曽根康弘著

1918(大正7)年群馬県生れ。東京帝国大学法学部卒業後、内務省入省。海軍主計少佐、警視庁監察官等を経て、’47(昭和22)年衆議院議員に当選。’59年科学技術庁長官、’67年運輸大臣、’70年防衛庁長官、’72年通産大臣、’80年行政管理庁長官等を歴任し、’82(昭和57)年内閣総理大臣に就任。首

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