基本情報
内容詳細
「絵師になります」明治5年、そう宣言して故郷の笠間(茨城県)を飛び出した山下りん。画業への一途さゆえに、たびたび周囲の人々と衝突するりんだったが、やがて己に西洋画の素質があることを知る。工部美術学校に入学を果たし、西洋画をさらに究めんとするりんは導かれるように神田駿河台のロシヤ正教の教会を訪れ、宣教師ニコライと出会う―。日本初のイコン画家、画業に捧げた生涯。
【著者紹介】
朝井まかて : 1959年、大阪府生まれ。2008年に「実さえ花さえ、その葉さえ」で小説現代長編新人賞奨励賞を受賞してデビュー(『実さえ花さえ』に改題)。13年『恋歌』で本屋が選ぶ時代小説大賞、14年に直木賞を受賞。同年『阿蘭陀西鶴』で織田作之助賞、15年『すかたん』で大阪ほんま本大賞、16年『眩』で中山義秀文学賞、17年『福袋』で舟橋聖一文学賞、18年『雲上雲下』で中央公論文芸賞、『悪玉伝』で司馬遼太郎賞、19年に大阪文化賞、20年『グッドバイ』で親鸞賞、21年『類』で芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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starbro さん
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人物・団体紹介
朝井まかて
1959年大阪生まれ。甲南女子大学文学部卒業。2008年『実さえ花さえ』(のちに『花競べ』に改題)で小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し作家デビュー。14年『恋歌』で直木賞、『阿蘭陀西鶴』で織田作之助賞、16年『眩(くらら)』で中山義秀文学賞、17年『福袋』で舟橋聖一文学賞、18年『雲上雲下』で中央公論
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