ライアン・ギャティス

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血まみれ鉄拳ハイスクール

ライアン・ギャティス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163912127
ISBN 10 : 4163912126
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
327p;19

内容詳細

マーティン・ルーサー・キング・ハイスクール。ドラッグの密売で強大な力を持つ生徒リドリーと、それを黙認する校長ダームーディーの独裁下、暴力の日常的に吹き荒れる高校。生徒のほとんどが格闘技を身につけなければ生きてゆけない我が校を、人は「カンフー・ハイスクール」と呼ぶ。わたしはジェニー、15歳、女子。兄のキューとともにカンフー高に通う。だが、わたしのいとこで世界的なカンフーの達人、ジミーが香港からやってきた日から、カンフー高は揺れ始める。もうこの拳は振るわないと誓うジミーだったが、学園の暴力者たちは意に介さず、事態はエスカレートしてゆく…金曜日、すべては暴力のカオスとなって爆発する。殺らなければ殺られる。だからわたしは殺る―気鋭のノワール作家がブルース・リーへの愛をこめて書き上げた問題作。英米各誌で『キル・ビル』『ファイト・クラブ』『アメリカン・サイコ』と並び称された、ポップでイカレて残忍なスクール・バイオレンス。

【著者紹介】
ライアン・ギャティス : アメリカ、ロサンジェルス在住。イリノイ州に生まれ、家族が空軍に属していたため、アメリカ各地を転々として育つ。2004年、『Roo Kickkick&the Big Bad Blimp』で作家デビュー。ロサンジェルスのストリートに根ざすクライム・ノワールを書き続けており、また、受刑者への小説執筆講座の講師を務めるなどの活動も行なっている

夏来健次 : 1954年生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • harass さん

    レビュから気になり借りる。カンフーハイスクールと称される高校に通うヒロインは驚いた。中国から従兄のジミーが同じ家に住むことになったのだった。ジミーは武闘大会で連覇し伝説になっていたのだった。そんな中、高校の支配をせめぎ合う有力ファミリーのボスである兄が襲われ死亡することに…… 自分は作品より前書きに感心。著者は大学時代のルームメイトに高校生の暴力が主題の小説を書くがどう思うかと問いかける。ルームメイトはコロンバイン高校銃乱射事件の生き残りで、長い沈黙のあとに、『芸術(アート)として書けばいい』と答えた、と

  • GAKU さん

    途中から斜め読み。私には合いませんでした。

  • 菫子 さん

    ブルース・リーが好きなので、手に取りました。タイトルから血まみれを覚悟していたけれど、予想を上回る血まみれアクションシーンがいっぱいで驚きました。血は苦手なのです。。けど、主人公の少女がなんだか可愛いし、微ロマンスもあって、文章やストーリーラインに物凄く勢いがあって、独特の世界観が完璧でクールなので引き込まれるものがあって、ラストまで一気読みしてしまいました。血まみれで痛そうだけど、グロくはない。映画キル・ビルを彷彿とさせる視覚的にスタイリッシュな作品。この作家さん、天才ですね。ほかの作品も読みたいです!

  • サケ太 さん

    とんでもねぇ物語。血みどろ塗れの“カンフー・ハイスクール”が何故存在するのか、という設定がぶっ飛んでいる。そこでの独特な掟。そこで生きるジェニファーの境遇。ゲーム的に各ファミリーが紹介され分かりやすい。メチャクチャなはずなのに、妙に生活感を感じさせる描写が多く、その世界観に馴染めてしまう。後半始まる展開は手に汗握る。淡々とした文章で描かれる、血塗れの死闘。最悪の悪党。悲劇。追い詰められる中、立ち上がるヒーロー。だが、少女も護られるだけではない。共に立ち上がり、闘う。その力強さが素晴らしかった。

  • 一乗寺隼人 さん

    半グレ暴力勢力が跋扈するマーティン・ルーサー・キング高校での殺し合い。もう、とにかく血まみれ殺し合いの物語でびっくりするほどのハードアクション小説でした。

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ライアン・ギャティス

アメリカ、ロサンジェルス在住。イリノイ州に生まれ、家族が空軍に属していたため、アメリカ各地を転々として育つ。2004年、『Roo Kickkick&the Big Bad Blimp』で作家デビュー。ロサンジェルスのストリートに根ざすクライム・ノワールを書き続けており、また、受刑者への小説執筆講座の

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