幻庵 下

百田尚樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163905709
ISBN 10 : 4163905707
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
追加情報
:
429p;20

内容詳細

ともに家元当主となった幻庵と丈和。頂点の座をめぐり、凄絶な闘いを繰り広げていく。

【著者紹介】
百田尚樹 : 1956年生まれ。同志社大学中退。放送作家として人気テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」などを構成。2006年『永遠の0』で小説家デビュー。13年『海賊とよばれた男』で第十回本屋大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    下巻に入っても、幻庵と丈和の闘いは続く。 名人をめぐる思惑が 入り乱れ、せめぎ合う。 名人が目の前に見えてきた時、人は何を 思うのだろう..届かなかった想いと諦め ..黒船が来航し、江戸幕府が崩壊していく中で、囲碁に人生を賭けた天才たちの多くが 夢破れ、散っていく..まるで 囲碁の歴史小説を 読むような そんな本だった。

  • starbro さん

    上下巻、840P一気読みしました。最初、スーパースター棋士幻庵が大活躍する話かと思いましたが、全く違いました。江戸中期〜幕末にかけての囲碁界のクロニクル、主人公が名人を目指してもがき苦しむ内容でした。小さな盤上での戦争、命の遣り取りを描き切っています。ただ、こちらの囲碁に対しての知識がないので、半分も理解出来ていないのが残念です。プロ棋士が読むとかなり面白いのかも知れません。AlphaGoがプロ棋士に勝ったニュースは知っていましたが、何十億円もかかるんであれば、AIの勝利とは言えないのではないでしょうか?

  • OCEAN8380 さん

    やっと読み終えた。碁は全くわからないが吐血の局と言われた丈和と因徹の碁は読んでいて痺れた。主人公の後の幻庵はついていない人生だった。生まれた時代が悪く名人になれず、女にも逃げられ、余生を清国に過ごす為向かう途中、台風で日本に引き返すはめに。天国で丈和、因徹と打っているのかなぁ

  • とろとろ さん

    多少なりと囲碁を知っている程度では何のことやらさっぱりわからない(^o^)。それぞれの時代の天才どうしの対局がどんな背景でそれに至ったかを解説し、いざ対局に入ると「難解なヨセ」とか「素人には理解出来ない」とか「戦闘的」であるとか云々の話。理解出来るやつだけ読めば良い。素人は読むなってことか。読後に幻庵を調べたら、江戸後期から幕末の囲碁隆盛時代の中心人物で「勝負のみで強弱を論ずるは愚。碁は芸である。」という言葉を残しているという。人工知能が如何に人間に勝負で勝ってもそれは芸ではないということか。それは同感。

  • ゆみねこ さん

    名人を渇望し、名人に届かなかった幻庵。囲碁の対局の凄まじさは全くの門外漢である私も興奮させられました。才能があっても最高位になれるとは限らず。幻庵が主役であるけれども、むしろ敵役ともいえる丈和の内面が面白かったです。ただ、囲碁を良く知っている人のほうがこの作品は楽しめること間違いなし。AIよりも人間の方が強い存在であって欲しいですね。

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人物・団体紹介

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百田尚樹

日本保守党代表/創設者。昭和31(1956)年、大阪市生まれ。同志社大学法学部中退。テレビの放送作家として『探偵!ナイトスクープ』等の番組構成を数多く手掛ける。平成18(2006)年、50歳のときに『永遠の0』で作家デビュー。『海賊とよばれた男』で第10回「本屋大賞」を受賞。平成23年頃から、政治論

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