探検家、40歳の事情

角幡唯介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163905457
ISBN 10 : 4163905456
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
207p;19

内容詳細

我々は、誰にも真似できない角幡唯介の生き方に憧れる。「じつは私、こんなにイケナイ人間なのです」。初エッセイ集から4年、妻子をもった探検家の小市民的日常。

目次 : 不惑―ブラジルの甘酸っぱい人/ 母牛の怨念―ニューギニアの山奥の憎めない秘境ガイド/ 忘れ物列伝―極北の気象観測官/ 生肉と黒いツァンパ―激太りのイヌイット青年/ 無賃乗車―柔和な連行者/ 原始人のニオイ―北極圏のフィリピーナ/ 人間とイヌ―“雪男神話”の証言者/ マラリア青春記

【著者紹介】
角幡唯介 : ノンフィクション作家、探検家。1976年、北海道芦別市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。同大探検部OB。2002年〜03年冬に、長い間「謎の峡谷」と呼ばれていたチベット、ヤル・ツアンポー峡谷を単独で探検し、空白部を踏査した。03年に朝日新聞社に入社、08年に退職後、ネパール雪男捜索隊に参加する。09年冬、再び単独でツアンポーの探検に向かい、二度のツアンポー探検を描いた『空白の五マイル』で10年に開高健ノンフィクション賞、11年に大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あーびん さん

    36歳のときの初エッセイ集から4年、結婚し子供も生まれた探検家である著者の日常エッセイ。北極から帰ってくると妻に「原始人のニオイ」がすると嫌がられる。「生肉と黒いツァンパ」北極で食べた肉のランキングが興味深い。1〜9位まであるが、どれも私の人生では食べる機会はないだろうな...(特にイッカク)「人間とイヌ」イヌイットのイヌに対する一見残酷で冷淡な態度に、野生のオオカミを家畜化していった人間とイヌの原初的な関係を重ねて想いを馳せる。次の44歳のエッセイも楽しみ。

  • トムトム さん

    今までの本に書いていなかった裏話も!お肉の味ランキングが面白かったです。ジャコウウシの舌は、歯槽膿漏で胃酸過多のおじさんが1週間歯磨きをしなかったニオイ!?しかし、それが3日もすると気にならなくなって美味しく頂けるようになるそうな。探検家、すごい…

  • なにょう さん

    それは立派な犯罪やないかい。ドン引きするエピソードも満載。しかし、30歳を越えて安定した職を見つけたら、ここが踏ん張りどころと、腰を落ち着けて働き続けるんやと思うけどね。やはり冒険するんや!と飛び出して行くのは凄い。★自分も多少の不潔・不便は厭わないが、角幡さんの体験したレベルはぶっ飛んでる。トイレはバケツで生肉を食べ続ける生活。ムリムリ。★辺境で出会ったズバリ人民警察そのもののひとの良いオッさん。北極圏のフィリピン人。まだまだ世界中には面白い人がたくさんいるよな。

  • チェアー さん

    シリアスな探検記の合間の息抜きのようなエッセイ。さらさらと読めた。冒険歌手と併読すれば、なお面白し。人間と犬の関係を考察したものは出色の出来でした。

  • ふぇるけん さん

    初めて読了一番乗り!今回は『探検家、36歳の憂鬱』の続編になるエッセイ。結婚・育児と探検との両立の葛藤などを書いているかと思いきや、過去のヤンチャぶりをかなり赤裸々に書きたてていて大いに笑わせてもらった。前作のエッセイに比べても、文章のタッチが良い感じにやわらかくなっていて読みやすかった。『冒険歌手』のニューギニア探検記にもリンクしていて、また違った視点からの語りが読めて良かった。知っててどうなる、という気もするが。。。本日、著者のトークショー&サイン会に行ってきます。

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角幡唯介

一九七六年北海道芦別市生まれ。早稲田大卒。探検家・作家。

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