縁は異なもの 麹町常楽庵月並の記

松井今朝子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163904726
ISBN 10 : 4163904727
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
追加情報
:
248p;20

内容詳細

嫁入り前の町家の娘たちに骨董屋、隣に住む首切り役人・山田淺右衛門、ついには北町奉行まで―麹町の常楽庵には、目利きを求め今日も人々が集う。「わたくしが、敵を討ちます」娘の決意を聞いた若き同心・仁八郎。さあどうする!?大奥出身の尼僧が「人の心」を名推理!江戸麹町事件帖シリーズ第二弾。

【著者紹介】
松井今朝子 : 1953年京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科演劇学修士課程修了。松竹株式会社に入社し、歌舞伎の企画・制作に携わる。退社後、武智鉄二氏に師事して歌舞伎の脚色・演出を手がけた後に作家に転身し、近世・近代の時代小説を相次いで発表。『仲蔵狂乱』(講談社)で第8回時代小説大賞受賞。2007年『吉原手引草』(幻冬舎)で第137回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 初美マリン さん

    このシリーズそのものの謎解きに今回は、なりました。それが今と絡み合い予想通りですが、無事解決です。

  • 万葉語り さん

    麹町常楽庵シリーズ2作目。連作短編4編。大奥に仕えていた志乃のもとには町人の娘たちが行儀見習いに通っている。女の髪を髻から切り落とす事件が起こったり生徒の一人おきしちゃんの許嫁が無残な姿で殺されたり、相変わらず事件が次々に起こる。女子が襲われるのはそこらをうろついているからだという文六さんの男の論理にかちんときてしまった。続編があったら楽しみな終わり方でした。2016-157

  • みい坊 さん

    前巻よりも常楽庵を訪れる回数が少なくなっている仁八郎さん。常楽庵を妖怪の住み処のようにとらえているところも感じられて、残念に思いながら読み始めました。引き付けられたのは最終話、冷静な山田朝右衛門の取り乱した様子。「お上の御用なれば、よろしゅうござったが」と言うつぶやき。無惨な亡骸から始まる事件。被害者はおきしちゃんの結婚相手。どうなることかとドキドキの一気読みでした。同時に志乃さんと町奉行の過去も明らかになって、仁八郎さんとおきしちゃんの二人も距離が近くなって。これからも気になるシリーズになりました。

  • タツ フカガワ さん

    大奥出身で常楽庵の庵主志乃は、安楽椅子探偵さながらの推理で事件を解決していくが、シリーズ2作目では彼女の出自が明らかになる。まさに「縁は異な」内容。そこで北町奉行所同心間宮仁八郎との奇縁を匂わせるが、これは3作以降のお楽しみみたい。

  • わんこのしっぽ さん

    シリーズ2作目、サクサク読み進められるけど私の好みかと言うと…(^^;どうしても相性ってあるからね。

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人物・団体紹介

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松井今朝子

1953年、京都生まれ。小説家。早稲田大学大学院修士課程修了。松竹株式会社で歌舞伎の企画制作に携わる。97年『東洲しゃらくさし』でデビュー。同年『仲蔵狂乱』で時代小説大賞、2007年『吉原手引草』で直木賞、19年『芙蓉の干城』で渡辺淳一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていた

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