習近平暗殺計画 スクープはなぜ潰されたか

加藤隆則

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163903415
ISBN 10 : 4163903410
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
287p;19

内容詳細

極秘の内部報告とは!?そこには、腐敗一掃を進める総書記に追い詰められた中国高官が密かに練った謀略があった―。驚愕の情報を追う記者に、東京の本社から前代未聞の特ダネ禁止令が出された!

目次 : 第1部 暗殺計画から見た中国(軍事パレードをどう読み解くか/ 政変劇が抱える深い闇/ 巡ってきた特ダネのチャンス/ 記者生命をかけたスクープ「習近平暗殺計画」/ スクープ記事をどう読むか/ 暗殺計画のリアリティ/ 見えてきた習近平の対日観)/ 第2部 前代未聞の報道自主規制(耳を疑った特ダネ禁止令/ 突然の緊急帰国令/ 特ダネ記者の告白/ 掲載不可、辞表までの攻防/ 新聞記者のカウントダウン)

【著者紹介】
加藤隆則 : 1962年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。86年〜87年、北京で語学留学。88年、読売新聞社入社。東京本社社会部で司法、皇室などの担当を経て、2005年7月〜11年3月、上海支局長。同年6月〜13年8月、中国総局長。同年9月から中国駐在編集委員を務めたのち、15年6月退社。ジャーナリスト、NPO法人日中独創メディア理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • チェアー さん

    二部構成。前半は習近平の暗殺話と日中話。後半はネタを「握りつぶした」読売新聞の告発。後半の方に力が置かれているように読める。よくも悪くも古き読売精神の持ち主。特ダネ至上が強すぎて、いまの管理された新聞社では受け入れられなかった。特ダネでブツを求めた会社の姿勢もわかるけどなあ。でも、優秀な中国専門記者が新聞業界から1人いなくなったことは事実。

  • trazom さん

    中国に関する加藤さんの取材能力の高さに舌を巻くが、この本の本当のテーマは「スクープはなぜ潰されたか」にある。社会部出身で、特ダネを挙げるのが記者の使命と考える加藤さんに対し、読売新聞は、誤報や外部の圧力を怖れて「特ダネ禁止令」を発する。やる気のある現場に対して、批判を怖れて事なかれ主義に陥る本社という関係は、最近の日本の社会を象徴する現象である。加藤さんは、中国総局長を解任され、直訴も叶わず帰国させられる。その無念さは、よくわかるが、この本の後半は、そういう著者の私憤に延々と付き合わされ、いかにも辛い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品