スティーヴン・キング

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スティーヴン・キング

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784163824802
ISBN 10 : 4163824804
フォーマット
：
本
出版社
：
文藝春秋
発行年月
：
2013年09月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
白石朗 ,  
追加情報
:
５２９ｐ；20

内容詳細

巨匠がまたもや代表作を生み出してみせた！
過去へ旅することのできる「扉」の存在を知った男はケネディ暗殺阻止に挑む。キングにしか書けない壮大な物語。落涙保証の感動大作！


担当編集者より
タイムトンネルをくぐって過去の世界に行き、ケネディ暗殺を阻止しようとする――本書の内容を要約するとこうなります。十分おもしろそうですが、しかし！ 本書の魅力は、それだけでは語りきれないのです。
強烈なサスペンスと同時に、『スタンド・バイ・ミー』を思わせる甘苦いノスタルジーで感動を呼び、翻訳者も担当編集者も泣きながら作業を進めた必泣の傑作。四つの文学賞にノミネートされ、二冠に輝いた、本書は巨匠の新たなる最高傑作なのです。




【著者紹介】
スティーヴン・キング : １９４７年、アメリカ、メイン州生まれ。１９７４年に『キャリー』で作家デビュー。恐怖小説をアクチュアルな現代小説に再生した「モダン・ホラー」の巨匠。『１１／２２／６３』は２０１１年にアメリカで発表され、国際スリラー作家協会最優秀長編賞、ロサンジェルス・タイムズ文学賞ミステリー／スリラー部門の二冠に輝いたほか、英国幻想文学賞ホラー長編部門、ローカス賞の最優秀ＳＦ長編部門の最終候補作となるなど、非常に高く評価された

白石朗 : １９５９年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    読了日：2014/01/26

    2014年このミス海外第1位上巻。ｽﾃｨﾌﾞﾝｷﾝｸﾞが描く50年前の過去への旅。ケネディ暗殺の5年前という設定はアメリカ人好みの話なのだろうか。古きアメリカの懐かしき良き時代…だが現実は黒人差別,冷戦…おそらくこの感覚は日本人が昭和30年代を懐かしく想うのと似ているのだろう。アルの願いを聞き,ジェイクは過去への旅へ。一家惨殺の過去を変え、ケネディ暗殺を防ぐため,ダラスへと読者を誘う…一体どんな結末を用意しているのだろうか…戸惑いながらも,その先を読み続ける…ｽﾃｨｰﾌﾞﾝｷﾝｸﾞの術中に嵌った上巻だった

  • 文庫フリーク＠灯れ松明の火 さん

    読了日：2014/11/21

    タイトルは、ダラスでJ・F・ケネディ大統領がオズワルドの銃弾で落命した日・１９６３年１１月２２日から。２０１１年主人公の高校教師ジェイクは、癌で余命幾ばくも無い友人アルから、特定された過去１９５８年９月１９日に通じる＜穴＞を教えられる。ケネディ暗殺を阻止できたなら、バタフライ効果でベトナム戦争を始めとした歴史の暗部が改善される、と信じるアル。＜穴＞から現代へ戻り、もし暗殺阻止が以降の歴史に悪影響を与えていたなら、再度＜穴＞を通り、過去へ向かえば、それまでの全てがリセットされる、と経験を語る友。ジェイクが→

  • おしゃべりメガネ さん

    読了日：2014/12/31

    圧巻です！５００頁超上下巻の上下二段書きで文字数が隙間なく？ビッシリの超大作ですが、ひたすら惹きこまれます。読み始めから中盤までは、少しモタついてる感がありましたが、中盤以降からは読む手が止まらなくなります。内容はパラドックスを中心に、懐かしのオールディーズな雰囲気の世界観で「バック・トゥ・ザ・フューチャー」的な娯楽をこれでもかと叩き込んできます。物語の展開も飽きさせず、いいタイミングで「ええっ？！」となる出来事が起こり、果たしてこの流れがどうなるのかが、気になって止まりません。恐るべし、Ｓ・キング巨匠！

  • 林　一歩 さん

    読了日：2013/09/16

    過去に戻れるとして、貴方は命を賭してでもやっておかなくてはならない事はありますか？ 相変わらずのドカ弁本だが、その長さを感じさせない程の面白さ。下巻が楽しみ。

  • 藤月はな（灯れ松明の火） さん

    読了日：2016/08/04

    スターチャンネルでドラマ放送される事をきっかけに読む。これは読みやすいキング長編でした。主人公は奥さんから「泣いた事がない冷たい人」と評されているが、内面が豊かなジェイク。彼は過去に行ける扉を持つ、余命僅かのアルからケネディ大統領暗殺を阻止するためにオズワルトを殺すことを託されるが…。兎に角、ルートビアが飲みたくなること、間違いなし（笑）そして避妊具を買うことを遠回しに伝える電話が何ともエロティック。でもハリー家の惨殺を防いだことで未来での結果とまさかのローリング・ストーンズが不和の原因になるなんて…。

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スティーヴン・キング

１９４７年、アメリカ、メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆をつづけ、１９７４年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来５０冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック

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