かわいい自分には旅をさせよ

浅田次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163759500
ISBN 10 : 4163759506
フォーマット
出版社
発行年月
2013年01月
日本
追加情報
:
265p;20

内容詳細

涙と笑いの未刊行エッセイ集、第2弾


三島自決に茫然とした雌伏の時代から、直木賞作家として世界を飛び回る雄飛の時代まで、「生きる作法」が満載の未刊行エッセイ集。


担当編集者から
エッセイの名手でもある浅田次郎さん。一昨年刊行の『君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい』に続く未刊行随筆集第2弾のテーマは、タイトルにもあるように「旅」です。取材旅行やカジノの旅、『蒼穹の昴』以降関わりが深まった中国への旅など、旅の歓びに満ちた日々が綴られます。他にも三島をはじめ先達への哀感に満ちた随筆や、「父の不在」などの社会評論、日本ペンクラブ会長として3・11後に赴いたチェルノブイリ視察の報告など盛り沢山。街道旅での出会いを描いた短篇「かっぱぎ権左」も特別収録です。



【著者紹介】
浅田次郎 : 1951年東京都生まれ。95年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、06年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、08年『中原の虹』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • らむれ さん

    立派なオヤジの次郎さん。「俺ァ、男だ」の一言に尽きる。「漢」という字がよく似合う人だな。しかし、酒を飲まないというのは驚き。「一刀斎」で二日酔いからの迎え酒、冷酒飯なんていうカオスな飲酒生活が出てきたから、てっきり鯨飲されるのかと思ってた(笑)ただ、一滴も飲まれないと知ってしまうと、今後、酒が出るシーンがなんか芝居がかって見えてしまうかも。ちょっとぐらい飲めばいいのに(余計なお世話)。作品からもわかるけどこの人ロマンと男気でできてるわ。でも、お話したらお説教されそうだから、陰からちょっと見るぐらいでいい

  • おいしゃん さん

    浅田次郎のエッセイ集。小説家は「カスミを食べて生きる文筆労働者」であると表しつつ、読むことも書くことも好きだから、例え収入がなくとも、なんら絶望感を抱いたことはない、というのだからすごい。あれこれ手をつけ、中途半端になりがちな自分にとって、「ひとつのことに多くの時間を費やせば、何とでもなるのが人生である」とのお言葉は、身が引き締まり、励まされる思いがした。

  • ちばと〜る さん

    浅田次郎先生の真摯なエッセイ。勇気凛々シリーズとわ打って変わった真面目な一冊!亡き藤原伊織先生や井上ひさし先生の思い出話やら壬生義士伝の裏話やら読み応えあり!三島由紀夫愛もひしひし感じるね〜。中国清代の深い知識も恐れ入りました。蒼穹のスバル。大長編だけど読まねば〜

  • いろは さん

    浅田次郎より赤川次郎の方が好きな私が『かわいい自分には旅をさせよ』というタイトルが気になって、思わず手に取った。浅田次郎2作品目の随筆集。浅田次郎は自らが馬主であるほどギャンブルが好きであるが、この作品ではそんなにギャンブルが色濃く描かれていないので、淡々と読みやすかった。「かっぱぎ権左」という時代小説のところがあるので、その類が好きな人には楽しんで読めるだろう。浅田次郎の物の見方や考え方、どのようにして小説家になったのかなど、浅田次郎自身の様々なことが描かれているので、浅田次郎ファンにはオススメである。

  • カピバラ さん

    こりゃ〜また傑作なエッセイ集だ。大人の男が滔々と語る。浅田次郎さんの作品は情が熱くて、血が巡っているようで大好き。そんな作品を生み出す人が考えていることを読めてなんだかうれしかった。「蒼穹の昴」の話がでてくる部分が一番好きでした。

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