10・8 巨人vs.中日史上最高の決戦

鷲田康

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163756400
ISBN 10 : 416375640X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
鷲田康 ,  
追加情報
:
334p;20

内容詳細

1994年10月8日、優勝をかけたシーズン最終戦。今中、松井、立浪、桑田…、戦った男たちの全証言。

目次 : 序章 国民的行事の前夜/ 1回 長嶋茂雄の伝説/ 2回 落合博満の覚悟/ 3回 今中慎二の動揺/ 4回 高木守道の決断/ 5回 松井秀喜の原点/ 6回 斎藤雅樹の意地/ 7回 桑田真澄の落涙/ 8回 立浪和義の悔恨/ 9回 長嶋茂雄の約束/ 終章 「10・8」後の人生

【著者紹介】
鷲田康 : 1957年埼玉県生まれ。慶應義塾大学卒業後、報知新聞社入社。87、88年に中日担当。91年オフから巨人キャップとして93年の長嶋監督復帰、松井秀喜選手の入団などを取材。およそ10年にわたり読売ジャイアンツ取材に携わった。2003年に独立。日米を問わず野球の面白さを現場から伝え続け、『Number』ほか雑誌・新聞で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    10.8に巨人と中日が優勝を賭けて雌雄を決する試合をしていた話。私も世代的に直接は観ていないが、聞けば聞くほどこの試合を観てみたかったし、ここがプロ野球の一つの節目だったんだろうなと思った。この試合は長嶋監督のカリスマ性がこれ以降でも出て来るが、長嶋監督の姿勢がすごい。要所要所で決めていく姿勢は高木監督や後の星野監督も憧れ、追い越そうとしても追いつけない悔しさを感じた。しかし当時は引き分けなし、投手の酷使が今では考えられないレベルですごいな。この後ではWBCなども個人的には痺れた試合はあったけど、

  • ma-bo さん

    28年前になるのか。同率首位で最終戦を迎えた一戦、勝利した方が優勝『10.8』。この年は時間無制限、延長は最長15回までのルールで両チームシーズンは引き分け無し、だからこそ同じ勝率という状況が生まれた。当日の試合だけでなく、そこに至るまでの状況等も丹念な取材で言及されており興味深く読めた。後の取材やインタビューにおいて勝者側と敗者側のコメントのコントラストがはっきりでるのはもちろんだけど、長嶋監督いわく「国民的行事」の巨人と(槇原、齋藤、桑田三本柱の継投)、「130分の1」と捉えた中日との差が出たかな。

  • シブ吉 さん

    2010年に行われた、プロ野球選手と関係者が選ぶ、「最高の試合」部門第一位に選ばれた「1994.10.8 巨人VS中日」戦。69勝60敗の同率で並び、この試合に勝った方がリーグ優勝する大一番を再現した同書は、両軍の死闘の裏側にある「当事者たちの言葉」と、それぞれの置かれた状況も含め、緊張感が伝わってきました。夏までの独走状態から失速した「長嶋巨人」と、来季の監督交代が水面下で進んでいた「高木中日」。お互いが進退問題を抱えたまま迎えた「負けられない戦い」に、10.8決戦の凄さを改めて思わされた一冊です。

  • Y2K☮ さん

    1994年のプロ野球は延長15回。CSなし。だからこそ同じ勝率の2チームが最終戦で戦い、勝った方が優勝という痺れる状況が生まれた。当時のスピードガンは終速を計っていたとか今中のクセが見抜かれていたとか(三井スコアラーはやはり凄い)、なかなかの衝撃。長嶋監督は頭の回転の速さがプロレスラーの飯伏幸太に近い。あと桑田は翌年春に肘を壊すのだけど、この時点でもう限界だった。こういう熱いドラマをまた見たいと願う反面、時代錯誤の酷使でキャリアを壊して欲しくもない。複雑。でも「勝ち」だけを求めるプロの試合も時には見たい。

  • Motomi Kojima さん

    世紀の一戦から20年だからこそ話せるエピソードが秀逸。FAで中日から巨人に移った落合が今中にかけた心理戦、プロになって始めて泣いた桑田の気持ち、勝ちにこだわった長嶋さん、普段着の野球にこだわった負けた高木さん、当時の加藤オーナーと高木さんの強い繋がりと高木さんの現場の途中放棄の理由、痺れる話ばかりだった。当時、野球は国民の娯楽だったなと思う。2011年の高木さんと権藤さんのバトルの裏には10.8の教訓があったことに驚く。今年は近年では比較的頑張っている中日、久々に球場に野球を見に行きたくなった。

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