クリストファー・ロイド

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137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史

クリストファー・ロイド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163742007
ISBN 10 : 416374200X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
506p;25

内容詳細

137億年の歴史を42のテーマで語る。歴史を点ではなく、つながりで考える。西洋が中心ではない。アジア、南アメリカ、少数民族、イスラム、等々多元的な視点で理解する。地球的な規模で人類の文明も相対化する。豊富なイラストと写真で旅するように歴史を感じる。科学と歴史、その接点を考える。

目次 : 第1部 母なる自然―137億年前〜700万年前(ビッグバンと宇宙の誕生/ 生命はどこからきたか/ 地球と生命体のチームワーク/ 化石という手がかり/ 海は生命の源/ 生命の協力体制/ 進化の実験場/ 恐竜戦争/ 花と鳥とミツバチ/ 哺乳類の繁栄)/ 第2部 ホモ・サピエンス―700万年前〜紀元前5000年(冷凍庫になった地球/ 二足歩行と脳/ 心の誕生/ 人類の大躍進/ 狩猟採集民の暮らし/ 大型哺乳類の大量絶滅/ 農耕牧畜の開始)/ 第3部 文明の夜明け―紀元前5000年〜西暦570年ごろ(文字の発明 シュメール文明/ 王は神の化身 エジプト文明/ 母なる大地の神/ 金属、馬、車輪/ 中国文明の誕生/ 仏教を生んだインドの文明/ オリエントの戦争/ ギリシア都市国家の繁栄/ 覇者が広めたヘレニズム文化/ ローマ帝国の繁栄と衰退/ 先住民の精霊信仰/ コロンブス以前の南北アメリカ大陸)/ 第4部 グローバル化―西暦570年ごろ〜現在(イスラームの成立と拡大/ 紙、印刷術、火薬/ 中世ヨーロッパの苦悩/ 富を求めて/ 大航海時代と中南米の征服者たち/ 新大陸の農作物がヨーロッパを変えた/ 生態系の激変/ ヨーロッパ人は敵か味方か/ 自由がもたらした争い/ 人類を変えたテクノロジー/ 白人による植民地獲得競争/ 資本主義への反動/ 世界はどこへ向かうのか?)

(「BOOK」データベースより)

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自然科学のみならずヒューマンな面からの通...

投稿日:2013/01/07 (月)

自然科学のみならずヒューマンな面からの通史を求めて久しいが、この本に出合えてよかった。 価格が高い? 新書に毛の生えたような書下ろしで千円程度することを考えると、その逆だと思います。 上質紙ではありませんが見やすくレイアウトされており、この手の書にしては誤植もほとんどなく訳もこなれているほうで不満はありません。 (老舗文藝春秋社の面目躍如!) 3分の1と少しを読んだばかりですが、137億年の24時間時計ではずーっと23:59:59 のままです。 アキレスと亀かと思ったら、おしまいのほうは24:00:00 となっています。 ビッグバンから始まって行き着く先は・・・興味津々です。 この書はネットで検索しても好評のようですが、久しぶりに内容が伴っていると思いました。 もしかしたら明日から生き方が変わるかも!

manmansaru さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • WATA さん

    興味ある部分を拾い読み。「ビッグバン」から始まって、「プレートテクトニクス」「ミトコンドリア」「恐竜」「人類の誕生」「車輪の発明」「ブッダ」「大航海時代」「プラスチック」「社会主義」「グローバル化」に至るまでの時代の変化を一度に見れるのはこの本ならでは。地球科学・生物学といった科学的分野と、思想史・文化史・政治史といった歴史学的分野とがバランス良く1冊にまとまっている。もともと著者が小学生の息子・娘のために書き始めた本なので、表現もわかりやすい。

  • トムトム さん

    大まかに流れが分かる。勉強になった。人類の歴史は情報が多くて疲れてしまった。でも知っておいて損はない。すっごい暇だったら、世界地図にできごとを書き込んでいくと楽しいかもしれない。そっか、イランはササン朝ペルシアか!アラビアンナイトはセクシーな衣装なのに、アラブ首長国連邦は肌の露出が基本ダメ。いつからなんだろう?

  • B-Beat さん

    ◎面白かったけれど。宮本輝さんの本に歴史年表や地球儀を眺めて日本の歴史や日本の位置や広さを例えば中国やアメリカのそれらと比較してみるといろいろ想像を掻きたてられて退屈しないと書かれていた。そんな流れで読んでみたが、なぜか137億年を1日24時間のスパンで眺めていた。正直いってそこが不満。各ページに23:39:59とかの表示があるが、したがって4分の3超のページが23:59:59内の出来事として記述されていた。人類の歴史なんて宇宙の誕生から現在までのスパンではほんの一瞬だと強調したいのかもしれないけれど。

  • ふろんた さん

    本が大きくて持ち歩けず、しかも横書き2段組みでお借りしている本にも関わらず、読了に半年もかかってしまった。飛ばし読みしたところもあるけれど、もっと掘り下げて調べてみたいところもかなりあったので、良書だと思う。

  • yupi さん

    図書館本、3回借りてようやく読了。宇宙誕生から137億年。その中で、現生人類が誕生したのは、137億年を24時間の時計に当てはめてみると、3秒前との事。つい最近の事のようです。でも、その人類の歴史は私たちからみれば、ものすごく長いもの。様々なことがあったはずなのに、この本を読む限り、同じ事の繰り返しにしか思えません。戦争とか戦争とか戦争とか。そして読み終えて、なんとも言えない危機感を感じました。私たちが今できることは…しなければいけないことは…歴史本というより、警告本のような。勉強になりました。

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人物・団体紹介

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クリストファー・ロイド

1968年、イギリス生まれ。ケンブリッジ大学で歴史学を学ぶ。「サンデータイムズ」紙で科学記者として働いたのち、自身の子供たちとの長期旅行をきっかけに執筆した『137億年の物語』(“What on Earth Happened?”)が日欧でベストセラーに。科学知識を親しみやすく伝える本を刊行するレーベ

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