明治宮殿のさんざめき

米窪明美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163739007
ISBN 10 : 4163739009
フォーマット
出版社
発行年月
2011年03月
日本
追加情報
:
20cm,239p

内容詳細

空襲で焼失した皇居の中の豪壮な宮殿と、“みやび”とモダンが交錯する宮廷の真実のくらしを、1年の暦と美しいカラー図版によって再現。皇居の中を隅々まで案内し、真実の皇室の姿をさぐる。

【著者紹介】
米窪明美 : 1964(昭和39)年、東京都生まれ、学習院大学文学部国文学科卒。現在は、学習院女子中・高等科の非常勤講師として作法を教えている。近代宮廷のシステムに興味を持ち、それを具体的な儀式の作法から探り、解明する研究を続けている。NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」において宮廷関係の歴史考証に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さつき さん

    明治時代の宮殿の四季折々の行事や風習がまとめられています。巻頭の写真が何とも豪華!山川三千子さんの『女官』は既読なので知っているエピソードも多かったですが、易しい文章で描かれていてより分かりやすかったです。祭祀を代拝にする決断は、作法通りに振る舞えなくなったためというのは、明治天皇の神事への真摯な思いが伝わります。今年はご譲位と新帝即位のあった年だけに印象に残りました。

  • kaoriction@感想は気まぐれに さん

    明治宮廷の暮らしぶりを一年の行事と共に再現。表紙の赤が鮮やかな皇后美子着用の大礼服姿から始まり、冒頭のカラー写真「ビジュアル構成 みやびなる明治宮殿」を見るだけでも◎。侍従や各女官の名称とその仕事内容の説明を簡潔丁寧に織り込みながら宮廷行事を追い、天皇と皇后の人柄や裏話にも触れる。三島由紀夫『春の雪』に登場する御裳捧持者についてを描いた第一章「初音」が興味深かった。それにしても、唯一の趣味が和歌 とは少しさみしい気もするが、近年では、明治天皇が一番 天皇たり得た時代だったのかもしれない、と思ったり。

  • シルク さん

    前々から気になっていた本。読友さんが読んだはるのを見て、この鮮やかな表紙と、タイトルに惹かれてね。2018年のNo.1漫画『パレス・メイヂ』で参考文献になっていて、いよいよ思いが募り、ついに読んだわー!! 「別世界」「異空間」……戦争の火で燃え、今はもうこの世のどこにもない明治宮殿。そこに咲いた、あでやかな文化。和と洋の婚姻、十二単を思わせる女性のドレスに白粉の香り。生ける雛人形のような皇后、そして誰も触れてはならぬ御方――明治天皇。今はどこにもないその世界が、書物の中につかの間蘇る……てな本。

  • 花林糖 さん

    (図書館本)明治宮殿での一年間の宮廷行事と暮らしについて。『明治天皇の一日』も面白く興味深かったけれど、こちらの方がより好みで、お中元・お風呂・年末試験・プレゼントが特に印象的でした。読後、余り興味のなかった美子皇后に興味深々になりました。(中古入手)

  • 和草(にこぐさ) さん

    美子皇后の鮮やかな表紙に惹かれて手にしました。明治天皇の生活、四季折々の行事、天皇、皇后陛下の人柄も描かれてありました。限られた中で、楽しみを見つけ、言えない思いを和歌に綴る陛下。今の天皇陛下も同じなのでしょうね。

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米窪明美

1964(昭和39)年東京都生れ。学習院大学文学部国文学科卒業。学習院女子中・高等科の非常勤講師として作法を教えている。近代宮廷のシステムに興味を持ち、それを具体的な儀式の作法から探り、解明する研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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