龍馬史

磯田道史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163730608
ISBN 10 : 4163730605
フォーマット
出版社
発行年月
2010年09月
日本
追加情報
:
20cm,222p

内容詳細

幕末史最大の謎、龍馬暗殺。誰がなぜこの事件を起こしたか。諸説を論破し、証言と資料を駆使して暗殺の黒幕に迫った龍馬本の決定版。今明かされる事件の真相と真実の龍馬像とは。空前の龍馬ブームの最後を飾る好著。

【著者紹介】
磯田道史 : 1970年、岡山に生まれる。慶応義塾大学大学院博士課程修了。現在、茨城大学人文学部准教授。社会経済史の視点を取り入れた独自の史観には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さつき さん

    ですます調の優しい語り口のためか磯田先生出演のテレビ番組をみてるような感覚で読みました。龍馬が実際にどんな人だったのか。イメージが膨らみます。暗殺の黒幕についての考察は至極真っ当で納得のいくものでした。面白かったです。

  • Book & Travel さん

    11/15の坂本龍馬生誕・命日をきっかけに手に取る。いつもながら解りやすい磯田先生。本書では手紙などの一次資料から龍馬の実像を読み解いていく。私も大好きな『竜馬がゆく』とは少し異なり、実物の龍馬はよりしたたかで現実主義だったよう。薩長同盟も大政奉還も彼の独創では無いが、浪人ながら自分の「海軍」を動かし、倒幕の軍事力の基礎を作ってしまった、その実行力が彼の凄い所だった。小説などのイメージを覆しつつ、彼が果たした大きな役割を資料から丹念に解説してくれるのがいい。龍馬暗殺の俗説を切り捨てる第二章も明快だった。

  • detu さん

    「竜馬がゆく」から入ったものとしては少し寂しさも覚える史実。磯田氏の古文書検証力は周知のとおりでケチの付けようはありませんが。龍馬暗殺の犯人についても細かな検証と推理がなされているように思う。龍馬の活躍行動から幕末維新全般をみる。

  • ポチ さん

    龍馬の手紙や行動した事実から、人物像と背景を導き出していて、幕末を分かり易く明記していますね。暗殺の黒幕は……そうだったのか⁉︎

  • ようはん さん

    龍馬暗殺の真相に関して著者の見解はしっくりくる。多くの資料から推察した龍馬の人間像は一般的な龍馬のイメージと比較した場合、いろは丸沈没事故での対応等で著者が「合理的なタフネゴシエイター」と評する通り、綺麗事無しの強かさやダーディーさを感じさせるが一方で龍馬らしいなと言えるエピソードも多くやはり魅力的な男であったと感じる。

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人物・団体紹介

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磯田道史

1970年岡山県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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