森繁さんの長い影 本音を申せば

小林信彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163725505
ISBN 10 : 4163725504
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
追加情報
:
20cm,261p

内容詳細

政権交代や芸能界、映画の薀蓄から、敗戦の記憶、面白い本、新型インフルエンザまで。時代を観察するもっとも鋭く確かな視線で綴られたエッセイ。「週刊文春」好評連載単行本化第12弾。

【著者紹介】
小林信彦 : 昭和7(1932)年、東京生まれ。早稲田大学文学部英文学科卒業。翻訳推理小説雑誌編集長を経て作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨文部大臣新人賞受賞。「丘の一族」「家の旗」などで芥川賞候補。平成18(2006)年、『うらなり』で第54回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kinkin さん

    週刊文春連載されているものをまとめたもの。映画や演劇だけでなく、世相や風潮についても言及されていていつもながら、感心させられる。

  • kobaken さん

    文春の連載でも読んでますが、一年分まとめて読むとまた良いのですな(ホント年に一度のお楽しみです)。去年一年がどんな年だったか、あらためて分かります。言わずもがなですが、氏の映画や笑いに対する慧眼には感服させられます。

  • ペキンパー さん

    中野翠のコラム集と並んで毎年楽しみにしている一冊。今年も無事刊行してくれて非常に嬉しい。A・タイラーの小説、綾瀬はるかの魅力、8・30衆院選、黒澤明、等々。もちろん表題にある森繁久彌についても言及している。変わらないふり幅が嬉しい。中でも白眉は『グラントリノ』評。この小林評と宇多丸師匠の「シネマハスラー」評、この二つの評論だけで『グラントリノ』評論は語り尽くされているといっても過言ではないくらい素晴しい。あとラジオ好きとしては小林さんがTBS→文化放送にシフトしているのが興味深かった。

  • kokada_jnet さん

    「母方の祖父の日記を調べている」ということは、次の小説は一族の歴史を描くものになるのかな。あと、「恵方巻きを、東京の作家で小説に初めて書いたのは自分」とあるが。これは、「唐獅子株式会社」でのことだっけ?それと、ドンドコドン山口をコメディアンとして評価しているのには、あ、まだチェックする気があるのかと。

  • 角 さん

    「週刊文春」連載のエッセイも12冊目。今年も連載が続いていることを喜びたい。今回は映画関係の本の話題が多く、楽しめた。山田宏一&和田誠の「ヒッチコックに進路を取れ」なんかも登場する。著者にはあと1冊、ちゃんとした映画の本を書いて欲しい気もするが……まずは「ちくま」連載のエッセイと、構想中の小説2つの完成を祈るべきなのか。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

小林信彦

1932(昭和7)年、東京・旧日本橋区米沢町(現・中央区東日本橋2丁目)に和菓子屋の長男として生れる。幼少期より、多くの舞台や映画に触れて育った。早稲田大学文学部英文科卒業後、江戸川乱歩の勧めで「宝石」に短篇小説や翻訳小説の批評を寄稿(中原弓彦名義)、「ヒッチコックマガジン」創刊編集長を務めたのち、

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品