食べ物日記 鬼平誕生のころ

池波正太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163710907
ISBN 10 : 4163710906
フォーマット
出版社
発行年月
2009年03月
日本
追加情報
:
19cm,253p

内容詳細

昭和43年、鬼平がスタートした翌年に作家が記した365日の垂涎のメニュー一挙公開。三食の詳細な献立、訪ねてきた編集者、出会った人々、映画や芝居、旅した街の記録を掲載。対談や担当編集者の座談会を収録。

【著者紹介】
池波正太郎 : 大正12(1923)年、東京に生れる。昭和30年、東京都職員を退職し、作家生活に入る。新国劇の舞台で多くの戯曲を発表し、35年、第四三回直木賞を「錯乱」によって受賞。52年、第一一回吉川英治文学賞を「鬼平犯科帳」その他により受賞する。63年、第三六回菊池寛賞受賞。「剣客商売」シリーズ、「仕掛人・藤枝梅安」シリーズなど著書多数。平成2年5月3日急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chimako さん

    図書館のフェア本。池波正太郎を知ったのは義父にもらった『剣客商売』その後『真田太平記』『鬼平犯科帳』など長いシリーズ物に親しんできた。その中の食事や料理の美味しそうなこと。特に剣客商売のはるが作る贅沢ではないが慈味あふれる季節の料理は想像しながらうっとりした。これは池波先生の食事の備忘録。何月何日に何を食べたか。それが延々と続く。一言日記のようにその日の出来事が書いてある日もある。池波先生は焼豚がお好きらしい。そして50年以上前にスパゲッティ。美味しいものがお好きだったお人柄の出る一冊だった。

  • kinkin さん

    『オール読物』昭和43年12月号から『鬼平犯科帳』の連載が始まった。著者池波正太郎氏がつけ始めた「食べ物日記」及びエッセイと池波ファン3名による対談集、1月から12月までの3食に食べたものと主な行動と観た映画などが日記形式で綴られている。感じたのは著者のような「粋」な人、今の時代なかなかいないのではないか。文中に不味いとだけ書いてあるものも多くあって食に正直でわがままな人だったことが伺いしれた。図書館本

  • シナモン さん

    エッセイでちょこちょこ話にあった食べ物日記の一部およびエッセイを収録。空いた時間にパラパラ読み進めました。読んでいて思ったのは、健啖家ですなぁという事。作品内であれだけ美味しそうに日々の食事が描写できるのに納得。

  • 訪問者 さん

    昭和43年(1968年)の日々の食べ物の日記である。この頃、作者は鬼平犯科帳の連載を始めていた。食べ物はもとより当時の世の中の動きが面白い。三億円事件というのはこの年の出来事だったのか。それにしてもたびたび出てくるトマトライスというのはどういう料理だろう。

  • 須藤 さん

    毎日の食べたものとあとちょっとしたこと(見た映画とか会った人とか)を書いてあるだけなのに、たまらなくお腹が空いてくる魅力的な日記。メニューを追っていくだけでも季節の移り変わりが感じさせられる(秋の松茸尽くしは凄かった)。これ一冊でも著者の健啖家ぶりが伝わってくるので、食事エッセイもぜひ読んでみたい。

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人物・団体紹介

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池波正太郎

大正12年(1923年)東京・浅草に生まれる。昭和20年鳥取の美保航空基地で終戦を迎える。二十五歳の時、作家長谷川伸に師事し、脚本家になることを決意。三十七歳、「錯乱」で第四十三回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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