日本のいちばん長い日 運命の八月十五日

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163503608
ISBN 10 : 4163503609
フォーマット
出版社
発行年月
1995年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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20cm,322p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    先の大戦における日本が降伏する最後のやりとりが克明に書かれていた。この中でも昭和天皇のご聖断が非常に輝いており、感動した。それぞれがそれぞれの立場で考えている中で、昭和天皇のご聖断はもはや別の立ち位置というか、歴史を俯瞰しての発言に感じた。日本人皆が思っている国体護持は今でも護持され続けているし、一番早くに確信を持っていた昭和天皇のそこまでに至る考え方を逆に知りたくなった。阿南陸相の最期は暴発しそうになる陸軍を文字通り一死にて抑える陸軍大臣でしか出来ないことを立派にやられて感動した。

  • レアル さん

    戦争を終結させるという最後のやりとりが描かれたこの本。その舞台裏が事細かに描かれている。始めるのは簡単でも終わらせるのは難しい戦争。終わらせるためだけにこれだけのたくさんの犠牲と命が亡くなったのかと、今の時代からだと思ってしまうが、当時は決死の思いだったのだろう。詳細過ぎる、かつ重いテーマだったが、時間軸で書かれていて読みやすかったし、終戦のこの日に良い本に巡り合えた。この後はWOWOWの撮りっぱなしの映画でこの作品を楽しむ★

  • ころりんぱ さん

    古くに書かれた本なのに、予想外の読みやすさと、興味深い内容!終戦の詔のラジオ放送までの丸1日、どんなに大変な事が起こっていたか克明に記録してあります。戦争を終わらせることがこんなにも難しい事とは!終戦に漕ぎ着けようとする人々、戦争を何としても続けようとする人々の、それぞれの立場での奮闘ぶりに胸が熱くなりました。こんな風に命をかけている政治家が現代にいるでしょうか?当時の政治家、軍人の魂を感じました。特に、阿南陸軍大臣…血染めの遺書と割腹自殺で恐ろしい軍人としか思えなかったけど、随分イメージが変わりました。

  • こんぺいとう さん

    宮城事件の全て。73年前のあの日に起こっていたこと。終戦に向けての数日間の間に、何度危うい瞬間があったかと思うと、玉音放送という前代未聞の最後にまでたどり着けたことの重さが分かる。陸軍の青年将校たちの暴発、至る所で起こった反乱。あのような状況下での心理状態が緻密な調査で描かれていた。軍と国のギリギリの戦いの一方で、海軍よりも多い民間人の犠牲者数…末期に至っては集団で動ける軍人の方が民間人よりも安全だったという部分が戦争の悲惨さを如実に表している。‬

  • セロリ さん

    天皇が現人神だった頃の日本。15年にわたる戦争の終わり方。歴史音痴のわたしには、ひとつひとつが衝撃だった。あんなこともあったのか、それはこんな成り行きだったのか、と。記録を残して後から辿れるようにしておくことは、今を生きている人間の義務だ。今の官僚たちの公文書管理のいい加減さは、自分で自分の首を絞めていると思う。それにしても、時々鈴木首相をディスってるのが面白い。貶しながらも褒めてる鈴木首相に興味深々だ。たまにはこういう本もいい。少し賢くなった気分。

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