かげろう

藤堂志津子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163256108
ISBN 10 : 4163256105
フォーマット
出版社
発行年月
2007年01月
日本
追加情報
:
20cm,225p

内容詳細

愛する人を失った後、不思議な縁から養子縁組した雪江。孤独な女が人生を賭けた激しい決断とは…。40代の女性の、人生の黄昏を描く3つの中篇を収録。人間の孤独に向き合い、心の奥に潜む欲望を浮かび上がらせる。

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読書メーターレビュー

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  • あじ さん

    老成した作家から醸し出される、時代の匂いが色濃く。場末の男女物語といった趣。★3/5短編集

  • あつひめ さん

    40代ってほんとに孤独なんだろうか・・・と思うことがある。未婚でもバツイチでも・・・最近の女性はただでは起き上がらない。起き上がるときには必ず何かを掴んでいる気がするんだけど・・・ちょっと、前の女性像のような気がしています。45才って残された時間を楽しみたい・・・もっともっと・・・と上ばかりを見てしまう年代なのかしら???みちゆき・・・う〜〜〜〜ん。いったい何を求めていたんだろう・・・。

  • 菜花@ほのおかくとう協会門下生 さん

    かげろうの、白沢に惹かれる雪江の姿が印象的でした。一度年上の男性を知ってしまうと、確かに同年代にはときめかなくなるもの。そして、才能溢れる夫を健気に支える雪江、こういう形も素敵だな、と思いました。しかし、子どもがいないと寂しい人生になるのでしょうか。経験したことがないので、よくわかりません。

  • スノーシェルター さん

    うぇぇぇ〜…という感じ。40代って、酸いも甘いも経験して孤独とうまく付き合ってるものじゃないの?(あくまで理想)それにしたって、もっと楽しく生きる方法があるはずだよね。

  • 時折 さん

    なぜだかよくわからず読んじゃったのですが、これは、ちょっとだめじゃないですか。特に「かげろう」など2時間ドラマにだって無視されそうな、薄っぺらで安直なお話。がっかり。

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人物・団体紹介

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藤堂志津子

札幌市生まれ。1987年「マドンナのごとく」で北海道新聞文学賞を受賞。88年「熟れてゆく夏」で第100回直木賞を、2003年「秋の猫」で第16回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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