雨を見たか 髪結い伊三次捕物余話

宇江佐真理

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163255002
ISBN 10 : 4163255001
フォーマット
出版社
発行年月
2006年11月
日本
追加情報
:
20cm,278p

内容詳細

伊三次とお文の目下の心配事は少々気弱なひとり息子、伊与太の成長。一方、無頼派の調べに奔走する不破の息子・龍之進の周りでは、色々な事件が起きて…。ますます目が離せない人情捕物帳シリーズ、待望の第7弾。

【著者紹介】
宇江佐真理 : 昭和24年北海道函館市生まれ。函館大谷女子短期大学を卒業。平成7年「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞し、受賞作を含む連作集『幻の声―髪結い伊三次捕物余話』で一躍注目を集める。平成12年『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞を、翌13年には『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Shinji Hyodo さん

    先日の『黒く塗れ』に続き『雨を見たか』を読んだ。これもRockの名盤のタイトルにある…宇江佐さんはもしかして執筆しながらBGMにこれらのRockを大音量で 流してたのかしら?なんてこと思いつつ。今回は子供の拐かしに始まり、江戸市中を騒がす『本所無頼派』の悪行を追い詰める不和龍之進ら同心見習組の活躍を芯に人情と情緒あふれる物語が語られる。伊三次とお文の夫婦っぷりのなんとも言えない味わいにニヤリとしてしまうし、一粒種の伊与太がなんとも愛らしい、十五歳の同心見習い龍之進の背伸びも逞しくまた微笑ましい

  • ひらちゃん さん

    すっかり子供世代になりつつあるシリーズ。肩を落とす伊佐冶を、気遣いつつさり気なく諌めるお文に年月を感じる。この回の言葉遊びには、龍之進達の仲の良さが微笑ましく年頃を思わせる。味わい深くなっていくなぁ。「雨を見たか」ちょっと使って見たくなる。言葉選びが楽しい回でした。

  • ぶんこ さん

    伊三次さんよりも龍之進さんが主役になってきました。 その龍之進さんは、あぐりさんといい、お梅さんと、美人に弱いようで、先が少々心配になりました。 駒之介の狼藉を見逃す事が続き、いささかウンザリです。 やっぱり勧善懲悪が好きなんだなぁ。 もの足りません。

  • 万葉語り さん

    髪結い伊三次捕物余話7作目。伊与太が話す片言が表紙の事態を巻き起こす。龍之進には、まだまだ納得できないことの納め方があって、不破や伊三次は大人な分だけそんな知恵が回るのだと思った。でも伊三次が大人かといえばそうでもないところが面白い。2016-52

  • さなごん さん

    暗い表紙。龍之進は世間のあれこれを学んでいる。それがこの表紙なのか?

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人物・団体紹介

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宇江佐真理

1949年函館生まれ。函館大谷女子短期大学(現・函館大谷短期大学)卒業。’95年「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞。2000年『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、’01年『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。’15年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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