まほろ駅前多田便利軒

三浦しをん

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163246703
ISBN 10 : 4163246703
フォーマット
出版社
発行年月
2006年03月
日本
追加情報
:
20cm,334p

商品説明

まほろ市は神奈川にはりだした東京南西部最大の街。神奈川や八王子からヤンキーたちがくりだし、繁華街の一すじ裏には“ちょんの間”があり、暇をもてあました金持ちが妙な道楽をする。外界から異物が流れ込む混沌と平凡な日常のリズムが奇妙に両立するこの街で、多田と行天の便利屋コンビがまきこまれる数々の事件とは……。近年めきめきと頭角をあらわした気鋭の乗りに乗った最新作です。多田・行天のキャラクターの魅力全開の一冊。

内容詳細

東京のはずれに位置する“まほろ市”。この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか。痛快無比。開巷有益。やがて切ない便利屋物語。

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読書メーターレビュー

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    直木賞】東京都なのに横浜中央交通、略して横中が市内バスを運行している。第一話。曽根田のばあちゃんのお見舞い、横中のバスの間引き調査、チワワのあずかり。三つの仕事がでてきて、面白い登場人物。一話だけでお腹いっぱい。さすがだと思った。行天という登場人物には仰天。これまで読んだ三浦しをんの本とは違って、小説の真正面から勝負しようとしているが三浦しをんらしさがまだ表に出きっていない印象を感じた。二度、三度読むと分かるのかもしれない。

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    三浦しをんは6冊目。これは直木賞受賞作品。若いのに、大変うまい作家である。登場人物もキャラが立っていてそれぞれに魅力的である。彼女はこれだけの人生経験をどこで得たのか??ひょっとして、漫画?? 多田が抱えていた問題は最後に明らかになった。そして解決の糸口をつかんだようだ。多田、行天の未来に幸あれと祈る。

  • kishikan さん

    最初は「大して面白くないや」、と思いつつ読み進めていくうちに、「なかなかだね」ということになり、主人公多田や行天の生い立ちなんかが分かり始め読み進めていくと、物語に熱中してしまった。「やはり直木賞もの」なんて、納得したりして・・・。モデルとなっている町は、町田市かしら・・・。町の雰囲気やキャラクターの描き方など、しをんさんの文章力にほれぼれしてしまう。でもイラストは僕には「いけません」と言いたい感じもある。

  • ヒロ@いつも心に太陽を! さん

    なんでもっと早く読まなかったんだろうと悔やまれるくらい面白かった!!しをんさんの作品は「乙女なげやり」のエッセイから入ったワタシなので、こんな作品も書ける方だとは思ってなかった…しをん先生ごめんなさい。今月は「三浦しをん作品読書強化月間」に決定!次も早く読むぞっ☆

  • えむ さん

    便利屋「多田便利軒」多田啓介は高校の同級生行天春彦と出会う。「今晩、事務所に泊めてくれ」 そうしてコンビの物語は始まった。2006(平成18年)年上半期の直木賞作品。“まほろ駅”ってこの本読む前は北海道かと思ってましたが、町田市が舞台なのですね。この二人の食生活は悲惨な感じ。野垂れ死になってしまうのではと心配になります。でも、番外地、狂騒曲と続くってことは大丈夫なのですよね。2014-54。5618

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