火喰鳥 信太郎人情始末帖

杉本章子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163241609
ISBN 10 : 4163241604
フォーマット
出版社
発行年月
2006年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,285p

内容詳細

信太郎の目が見えなくなった…。美濃屋に帰ってきた勘当息子・信太郎の悲劇を救うべく、おぬいは引手茶屋を捨て、女中となる。江戸の空気感をまぶたの裏に浮かび上がらせる、連作時代小説最新刊。

【著者紹介】
杉本章子 : 1953年福岡県生まれ。ノートルダム清心女子大国文科卒。79年『男の軌跡』で第四回歴史文学賞佳作に入選。89年『東京新大橋雨中図』で第百回直木賞を受賞。『おすず』で第八回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • れみ さん

    信太郎シリーズ5作目。父の卯兵衛が亡くなり、芝居小屋をやめ実家の美濃屋に戻ることになった信太郎。父の遺言のおかげで、いずれおぬいと千代太を美濃屋に迎えられる…と思った矢先、信太郎の身に起こった一大事でおぬいが大きな決断をすることに。そういうふたりを、芝居小屋の人々、万平店の人々、兄婿の庄二郎、千歳屋の人々、元吉と母のおとよなど、様々な人が気にかけている様子にホロリとさせられる。舞台は美濃屋に移っていきそうだけど、信太郎の体の具合とか、おぬいの美濃屋での様子とか、この後の展開があまりにも気がかり。

  • ぶんぶん さん

    【図書館】河原崎座が焼けた、おぬいの伯父の久右衛門が巻き込まれて死んだ。 その際、助けに走った信太郎が火に巻かれ眼が見えなくなってしまう。 信太郎の見舞いに行きたいおぬい、しかし、伯父の葬式手配もある。 じりじりするおぬい、でも手立てが無い、時を待つしかない。 おぬいと信太郎、千代太とおみち、四人の生き様が大きく動く。 という訳で、今回は捕物騒ぎは一切ない。 信太郎とおぬいの、これからの事である。 早く一緒になりたいおぬいの激情はどうなるのか。 次を読みたいが図書館が休みだ〜

  • あすか さん

    上手くいきそうと思った矢先の不幸・・・。 これ以上困難を与えないでほしい・・・。 でも信太郎の意外な強さも垣間見えたし、おぬいさんもやっぱり強かった! でもここからどう転ぶか・・・。 困難を避けるのは無理だと思うけれど、早くみんなに幸せになってほしい。

  • 今夜は眠れない さん

    続きが気になり真夜中読了。 出来事がいろいろ起って、次が気になる。 まいったなぁ!上手い‼️

  • HH2020 さん

    ◎ ほろりとする話。まさに人情だなあ。信太郎を取り巻くひとたちのなんとやさしいことか。敵のように見えるおさだだっておふじだって、いつの日か信太郎の軍門に下ることは間違いないとみる。それにしても信太郎の目が見えなくなるとは一大事だが、なぜか深刻にはとらえられない。次回はきっと回復するはずと信じさせる力がこの物語にはある。杉本章子さんにはもっと長生きして、いつか千代太の物語も書いてほしかったな。

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人物・団体紹介

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杉本章子

1953年福岡県生まれ。ノートルダム清心女子大学国文科卒業、金城学院大学大学院修士課程修了。’79年「男の軌跡」で歴史文学賞佳作入選、作家デビューを果たす。’89年『東京新大橋雨中図』で第100回直木賞を受賞。2002年『おすず信太郎人情始末帖』で中山義秀文学賞を受賞。’12年、乳がんの告知を受け、

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