スティーヴン・キング

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ザ・スタンド 下

スティーヴン・キング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163194707
ISBN 10 : 4163194703
フォーマット
出版社
発行年月
2000年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
654p;22

内容詳細

恐ろしい伝染病から生き延びた一握りの人々は、不思議な夢の導きで一堂に会した。人類の存亡をかけ「悪」と対決する時がついに。

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読書メーターレビュー

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  • 茜 さん

    パンデミック後の世界で生き残った人々が夢により導かれていったマザー・アバゲイル側が善、ランドル・フラッグ側が悪という構図だったけれど実際の悪側に導かれた人々は完全な悪ではなかったなと感じました。指導者が悪だったんだろうと思いました。権力を手にした人物によって、その集団は悪にもなり善にもなり得るのではないかと。。。終止符が打たれたと思ったのも束の間、最後の最後に不穏な記述が。。。「そしていつの場合も、車輪が一回転すれば、それはもとのところにもどってくるのである。」

  • 白のヒメ さん

    自分自身を信じ切れた時人は善になり、自分を信じられなくなった時悪へと傾く。この壮大な善と悪の闘いの物語は、たった一人の人間の中の心の葛藤の象徴であるとも言えるだろう。人は過ちを繰り返すけれど、繰り返さないように必死で努力する善たる生き物だと私は信じたい。ただ、悪は善の無いところには存在しない。何故なら光と影は二つで一つの存在だから。でも、いつだって人間の心は光でいたいと渇望している。闇に抗っている(The Stand)。それが人生なのだと信じたい。・・・読み応え十分。感動、感涙でした。

  • yukision さん

    いや〜長かった。手首と目を酷使しながらの読書だったが、満足感と達成感は十分。生き残った人たちがマザー・アバゲイル、ランドル・フラッグそれぞれに導かれて対立する都市を形成、一方は民主的な自治を始めるが、もう一方はジョージオーウェルの1984年を彷彿とさせる監視社会。中世的な処刑方法と現代の武器や兵器、有り余る物質文明の残骸と新たな人類の歩み、それぞれの対比が鮮やかで、登場人物の個性も魅力的。解説内の「どの世代も必ず一度は疫病に見舞われる」という説教者の言葉が今だからこそ妙に納得。

  • あっちゃん さん

    厚かった(笑)後半戦、新たなキャラとか話の質が変わるのか?とかヤキモキしたけど、なるようにしかならん!と悟り、皆と一緒に物語の中の人になりました!最後はあれだけの量にも関わらず、まだまだ続けてよ、と終わるのが寂しいくらいに!堪能しましたわ(≧∇≦)

  • 山口透析鉄 さん

    主人公の旅路ってユング的なもので解説されている方もいて、アニマや老賢者等、確かにそういうところはありましたかね。 犬の視点も出てきたり、無法状態でのエロス&バイオレンスも当然のように出てきますね。自転車でずっと逃げてきた知的障害者のチャーリーなどが作中のキーパーソンになるのも良いです。 ストーリーテラーとしての腕は確かでしょうが、アメリカ人一般の限界なのか、ICBM等の核兵器、作中の扱いがぞんざいで、ちょっと善悪の二元論で逃げては幻魔大戦っぽいんで、キング作品、これ以降はもう読んでいませんね。

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スティーヴン・キング

1947年、アメリカ、メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆をつづけ、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック

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