白銀の墟 玄の月 1 十二国記 新潮文庫

小野不由美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101240626
ISBN 10 : 4101240620
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
追加情報
:
384p;16

内容詳細

18年ぶりの書下ろし新作、ついに!
驍宗様(あなた)こそ泰麒(わたし)が玉座に据えた王。
だが――。戴国の怒濤を描く大巨編、開幕!

戴国(たいこく)に麒麟が還る。王は何処へ──。
乍(さく)驍宗(ぎょうそう)が登極から半年で消息を絶ち、泰麒(たいき)も姿を
消した。王不在から六年の歳月、人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きた。案じる将軍李斎
(りさい)が慶国(けいこく)景王(けいおう)、雁国(えんこく)延王(えんお
う)の助力を得て、泰麒を連れ戻すことが叶う。今、故国(くに)に戻った麒麟は無
垢に願う、「王は、御無事」と。──白雉(はくち)は落ちていない。一縷の望みを
携え、無窮の旅が始まる!

【著者紹介】
小野不由美 : 大分県中津市生れ。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に在籍。1988(昭和63)年、作家デビュー。’91(平成3)年刊行の『魔性の子』に始まる『月の影 影の海』などの「十二国記」シリーズは、ファンタジー小説界に衝撃を与え、代表作となる。2013年、『残穢』で山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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18年ぶりのシリーズ新作が出るとは思ってい...

投稿日:2021/04/15 (木)

18年ぶりのシリーズ新作が出るとは思っていなかったので本当にうれしかったです。シリーズファンの方ならとりあえず読んでおくべきだと思います。 しかしシリーズ初心者の方にはおすすめできません。なにせこの章は全4巻といままでで最多の巻数となっているからです。図南の翼か月の影影の海あたりからから読んでください。

ラビ さん | 千葉県 | 不明

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待ちすぎて待ちすぎて、やっと新刊がでまし...

投稿日:2021/02/23 (火)

待ちすぎて待ちすぎて、やっと新刊がでました。さかのぼって、前巻から読んでから読むと、一気に十二国記ワールドに入れます。4巻の序章という感じになりますが、やはり十二国記は素晴らしいと思う作品です。

simsim さん | 京都府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    小野 不由美は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。十二国記は、読み続けているシリーズです。図書館の予約に出遅れた訳ではないですが、ようやく18年ぶりとなる待望の長編の第一巻が読めました。久しぶりに十二国記の世界に浸っています。第二〜四巻は来年へ持ち越しです。トータルの感想は全巻読了後に。私のアイコンは麒麟です🦒🦒🦒 https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/

  • kou さん

    戴の絶望的な状況が描かれていた。まだまだ謎が多く、真相に辿り着くには多くの困難に直面しそうな予感がする。それにしても、泰麒の行動は、李斎や項梁以上に、読者の方が読んでいてヒヤヒヤしたと思う(笑)。

  • 南北 さん

    既刊の再読が終わり、ようやく新刊にたどり着きました。荒れた戴国の現状から始まり、泰麒たちが驍宗を捜す旅がはじまるものの、偽王の阿選の姿が見えず、もどかしい限りです。前作の「黄昏の岸 暁の天」の最後で阿選が「幻術に通ず」としていたのと何か関わりがありそうです。角を失い、王気も探せず、使令も使えない泰麒たちがどうなるのか? 引き続き次巻に進みたいと思います。

  • ニャンゴロウ さん

    待ちくたびれましたー。やっと読めます。 一番大好きな泰麒の話、一番気になっていた泰麒の話を読めて幸せです。しかし予想通り話は闇の中でした。小野先生は辛いことをホントに辛そうに書かれるから、ヒシヒシと伝わってきてドヨーンとなります。このままでは終われない。すぐに2巻へ!

  • マッピー さん

    実は私は戴国の話はあまり好きではない。「魔性の子」が怖かったし、泰麒がうじうじしてるし。だけどさすがにあの終わり方は続きが気になる。蓬莱に飛ばされた泰麒が、戴国に戻ってきた。やることと言えば、まず行方不明の泰王を探すこと。この巻はそれに尽きる。王も麒麟も不在で、荒れ放題の国の姿がこれでもかと描写される。国が荒れたら麒麟は病気になるはず。麒麟としての属性をすべて失ってしまった今の泰麒が全くの健やかであるとは思えないし、いろいろ不安はあるけれど、最終的には戴国の民が幸せになれるはず。そう信じて次巻へ進む。

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人物・団体紹介

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小野不由美

12月24日、大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年作家デビュー。「悪霊」シリーズで人気を得る。『残穢』は13年第26回山本周五郎賞を受賞。20年「十二国記」シリーズが第5回吉川英治文庫賞を受賞。その他のシリーズに営繕屋を主人公にした建物怪談「営繕かるかや怪

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