魔弾の王と凍漣の雪姫 5 ダッシュエックス文庫

川口士

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784086313513
ISBN 10 : 4086313510
フォーマット
出版社
発行年月
2020年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
356p;15

内容詳細

アスヴァール王国の内乱は、勝者となったギネヴィア王女が宝剣カリバーンを正式に継承し、父王の跡を継ぐ形で幕を閉じた。
ティグルはブルガスの地で手に入れた黒い鏃にまつわる『魔弾の王』の足跡を追い、ミラたちとともにザクスタン王国へ向かう。
ザクスタンでは王家と土豪が対立を深めており、各地で小さな争いが頻発していた。
王都を目指し旅をしていたティグルたちは、雪の降る山中で因縁のある魔物ズメイに遭遇する。
激闘の末にティグルと離れ離れになってしまったミラは、ヴァルトラウテと名のる土豪の娘に助けられる。彼女の傍らには、少女と呼んでいい年齢の戦姫の姿があった。
山と森の王国で、ティグルとミラは新たな戦いに身を投じる。

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    アスヴァール王国の内乱が決着し、ティグルは黒い鏃にまつわる『魔弾の王』の足跡を追い、ミラたちとともにザクスタン王国へ向かう第五弾。王家と土豪が対立を深めるザクスタンの情勢、王子アトリーズと土豪の娘ヴァイスの関係。道中、ミラがはぐれる中で悩めるオルガとの邂逅もあったりしましたけど、魔物も複雑に絡むザクスタン内の対立に巻き込まれてゆく中で、確実に功績を積み上げて人脈を広げてゆくティグルの存在感が光りますね。記憶を失ったらしい彼女の今後も気になりますが、ブリューヌで一体何があったのか気になるところではあります。

  • しぇん さん

    魔物同士が仲悪いから魔物は負け続けてるのでは?と思ったりしました。ザクスタンで離れ離れになり行動する二人でしたが、偶にあったらいちゃついていて良い感じでした。新キャラの王子も純粋に良い人で為政者としては善人すぎますが妻になる人が支えてくれるでしょうと。ザイアン君もすっかり面白キャラになってしまいましたが、どんな結末を迎えるのやら…。次はロランが登場しそうなので楽しみです。

  • 真白優樹 さん

    アスヴァール王国の内乱が幕を閉じる中、魔弾の王の痕跡を追いミラ達と向かったザクスタン王国で因縁の魔物に遭遇する今巻。―――山と森で激突し交差するは、新たな思いと続く因縁。 新たな舞台でロランとタッグを組んで大暴れする中、オルガが登場する今巻。敵と味方それぞれ強力な武器を獲得し更なる戦いが始まる、一つの戦いが終わり新たな戦いが始まる中で不穏の予兆が静かに高まる巻である。新たな出会いと新たな戦いを経て魔弾の王を追い新たな国へ。果たして彼女が感じた不穏の予感は現実になるのか。 次巻も早く読みたいものである。

  • 彼方 さん

    アスヴァール王国の内乱も終結。黒い鏃にまつわる『魔弾の王』の足跡を追うべく、ティグルはミラたちと共にザクスタン王国へ向かう凍漣第5巻。王家と土豪の争いや魔物・ズメイの暗躍、歴史ある土豪の娘ヴァルトに惚れている王子と…中々複雑な状況のザクスタン内、難しい情勢ながら目標へ突き進むティグルの躍進っぷりが光りますね…。私的に一番好きな戦姫、放浪中のオルガとの問答や活躍も楽しく戦記とファンタジー、上手い具合にスッキリ纏まった良巻でした。国外をまわり布石も色々撒いて、凍漣の方は何だか最終的に大きくなりそうな雰囲気…。

  • 天涯 さん

    アスヴァール篇が一段落ついて、一行は魔弾の王の手掛かりを求めてザクスタンへ。オルガが登場。前作でも好きだったキャラなので嬉しい。魔物が強力な武器を持っていたり、ザクスタンにも聖剣があったりと、敵味方にまんべんなく強い武器が与えられていて楽しい。ザクスタン篇はまだ続きそう。宝剣バルムンクはなかなか怪しい。断章ではアスヴァールのタラードに不穏な動き。次巻にも期待。

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川口士

2006年に『戦鬼』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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