集団左遷 講談社文庫

江波戸哲夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065137574
ISBN 10 : 4065137578
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
追加情報
:
448p;15

内容詳細

社内で無能の烙印を押された五十人がひとつの部署に集められた。三有不動産首都圏特販部。その本部長を命じられたのが、篠田洋だった。不動産不況の中、売り捌けるはずのない物件と到底不可能な販売目標を押しつけられ、解雇の瀬戸際にまで追い込まれた五十人を守れるか。篠田の絶望的な闘いが始まった!

【著者紹介】
江波戸哲夫 : 1946年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。都市銀行、出版社を経て、1983年作家活動を本格的に始める。政治、経済などを題材にしたフィクション、ノンフィクション両方で旺盛な作家活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    初読みの著者。ドラマ化されたことはなんとなく記憶にあったが、半沢直樹の二匹目のドジョウ狙いが見え見えで興味が起きなかった。内容としても、池井戸氏の物とはかなりテイストが異なり、分かりやすいブルイクスルーを伴った爽快な逆転劇にはなっておらず、世知辛い現場環境を、妥当な発想と前向きな気持ちで遣り繰りし、それでもどうにもならない物はどうにもならないという、本当のサラリーマン哀歌。結末の畳み方も雑で、最後の方は、結果の説明だけが続く。日記を振り返りながら進行形式も上手く活かされないまま終わってしまった。

  • 遥かなる想い さん

    2019年2Q ドラマの原作。 ドラマは 本作と『銀行支店長』をミックスして 作ったようである。本作の舞台は 不動産会社だが、トーンはドラマとは異なり、やや重い。 組織における大量解雇のたくらみが どう なっていくのか? 不動産不況の中、彼らのたどり着いた先には 何があるのか?やや後味が悪い気がする 終わり方を どう映像化するのか?少し楽しみ。

  • げんちゃん さん

    江波戸哲夫さん初読。ドラマの方も見ていたのですが私はこっちの方がいいですね〜。とにかく次々に悪いことが立て続けに起こっていて読んでいるこっちも振り回されました。最後がなんとも言えない感じで終わってモヤモヤしたままですが、読んで損はない作品だと思います。難しい感じの話が好きではない人はおすすめできないです。

  • Carlos さん

    ラストスカッとしないのが池井戸作品との違い。

  • どぶねずみ さん

    昭和の裏社会を感じると思ったら、ハードの初版が93年だった。「窓際」と呼ばれる部署が作られていることは昨今の社会問題でもあるが、会社をスリム化するためにはやむを得ないことなのだろうか? 私の周囲にも実際に辞めて欲しいと思う人はたくさんいるから一概に批判もできないが、スパイ行為こそ心底汚い人間のすることだと頭がクラクラしてきた。こんな人間もいつの時代にもいるもんだ。腹が立つほど要領が良すぎてズルい奴。江波戸さんの作品って、読後モヤモヤが多い。

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江波戸哲夫

1946年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。都市銀行、出版社を経て、1983年作家活動を本格的に始める。政治、経済などを題材にしたフィクション、ノンフィクション両方で旺盛な作家活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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