未来の年表 人口減少日本でこれから起きること 講談社現代新書

河合雅司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062884310
ISBN 10 : 4062884313
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;18

内容詳細

2035年、首都圏も高齢者が激増!「日本を救う処方箋」も本書で提言。

目次 : 第1部 人口減少カレンダー(序 2016年、出生数は100万人を切った/ 2017年 「おばあちゃん大国」に変化/ 2018年 国立大学が倒産の危機へ/ 2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ/ 2020年 女性の2人に1人が50歳以上に ほか)/ 第2部 日本を救う10の処方箋―次世代のために、いま取り組むこと(序 小さくとも輝く国になるための第5の選択肢/ 戦略的に縮む/ 豊かさを維持する/ 脱・東京一極集中/ 少子化対策)

【著者紹介】
河合雅司 : 1963年、名古屋市生まれ。産経新聞社論説委員、大正大学客員教授(専門は人口政策・社会保障政策)。中央大学卒業。内閣官房有識者会議委員、厚労省検討会委員、農水省第三者委員会委員、拓殖大学客員教授などを歴任。2014年、「ファイザー医学記事賞」大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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合計特殊出生率は3になって初めて人口増加...

投稿日:2021/04/14 (水)

合計特殊出生率は3になって初めて人口増加に向かう。未婚や離婚の拡大が止まらない以上、一人暮らしが日本の主流になるかもしれない。妊娠が結婚に先行するできちゃった婚で生まれた第一子は25.3パーセントに及ぶ、等々、日本の現状と未来について学べます。

タカノブ さん | 神奈川県 | 不明

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少子高齢化と日常では当たり前に言われてい...

投稿日:2019/01/13 (日)

少子高齢化と日常では当たり前に言われているが、現実問題としてこの先どのようなことが起こるのか、イメージするために買いました。加えて昨年通過した入管法改定案が目指すところが良いのかどうかの判断の材料にもなると思います。

くまちゃん さん | 北海道 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    今後、段階的に進んで行く人口減。そして加速度を増す老齢化。これらは避けることのできない日本の未来像である。本書はそのことに伴う危機的状況を警告する。原宿が巣鴨のとげぬき地蔵通りのようなシルバー街道になる、などは笑って済ませるが、街のゴーストタウン化や医療崩壊など真の危機があらゆるところに噴出する。著者は解決策も提案しているが、その中の一つに老齢の定義を現在の65歳から75歳にというものがある。たしかにそうすれば、一気に解決するかもしれない。しかし、元気に働けて充実感を得られる人はいいが、一方で⇒

  • 鉄之助 さん

    世界最速で「超高齢社会」に突入してしまった日本。「おばあちゃん大国」、「老老介護」、「認認介護」(認知症の高齢者が認知症の高齢者を介護)など暗い話ばかりが延々と続く。これが、近未来の日本の真実、「未来の年表」なのだ。実態が具体的統計などで裏打ちされている。肝心な処方箋で、おもしろかったのは、「低家賃の高齢者住宅」を国などが整備する。新天地で青春を取り戻す。「知の巨人村構想」など。いづれにしても、国や地方自治体を当てにせず、いかに元気で生き抜くかが、勝負だろう。

  • mitei さん

    この国が将来直面するであろう問題に真っ向から取り組んだ一冊。と同時に今の若者が確実に遭遇するであろう問題で興味があった。たしかに周りを見ても年々子供が居なくなって高齢者が増えて来ているように感じるし、人口も減って来ているなぁと言うのも感じる。この問題に完全に対応しようと思うと、著者の言う通り長い目で政権が変わろうと対策部門が必ず必要と思うし、若い人が入らないといけないと思う。中々難しいなぁ。

  • hit4papa さん

    様々な統計数値から今後の日本を予想するものです。年表としてあらわしていて、「2039年深刻な火葬場不足」、「2115年日本の総人口5055万5000人」といったように、読み進めると衝撃的を受けてしまいます。少子高齢化の弊害として、労働の問題、大学の問題、企業経営の問題等々を取り上げていて、数値があるゆえに強烈な説得力があります。深刻な将来に向けて、著者の提言に興味深々です。コンビニに代表される24時間のサービスを享受するのを諦める、街をコンパクト化して人々の暮らしを集約するといった処方箋は共感できました。

  • ehirano1 さん

    2017年に刊行で2023年の今になって後出しジャンケンみたいな感じで読む羽目になりましたwww。概ね予想は的中といったところですが、やはりコロナだけは予想外(害)のファクターでしたね。そして、コロナこそがゲームのルールチェンジをもたらすスイッチになったような感があります。だけど、そんなこんなも人類はきっと乗り越えていくんだと信じたいです。

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