よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

宮部みゆき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041121597
ISBN 10 : 4041121590
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
528p;20

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    宮部 みゆきは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。三島屋変調百物語シリーズも読み続けて8作目となりました。今回は中編3話、百話までは、まだまだ遠い道程です。オススメは、『賽子と虻』です。 https://kadobun.jp/special/miyabe-miyuki/mishimaya/?_gl=1*nmwho6*_ga*MTY2MTk3NjU2LjE2NDcyNjY0NTU.*_ga_H02HL8LWS9*MTY2MTg2NTA1NS4xOC4wLjE2NjE4NjUwNTYuNTkuMC4w

  • ひさか さん

    学芸通信社配信から神戸新聞他新聞6紙に2020年7月〜2022年2月に渡り掲載されたものに加筆修正し、2022年7月角川書店刊。賽子と虻、土鍋女房、よって件のごとし、の3編を収録。三好愛さんの挿絵が楽しい。なんと言っても、賽子と虻が三島屋変調百物語枠を大きく超えるほどの出来で秀逸。神さまの世界の成立ちとことわり、そしてその終焉までが興味深く面白く書かれ、はらはらドキドキと謎で、とても楽しめました。

  • とろとろ さん

    3話。最初は姉のアブの呪いを肩代わりした弟が神様の賭場で拾われて、そこでサイコロに助けられやがて生還する。次は川の渡しを生業とする兄がその川の主に懸想され、やがては川に引きずり込まれてしまう。最後の表題の話は日本版ゾンビの話。とんでもねぇ怖かった。それぞれ八百万神との関わりを題材としているが、その神様を焼き払ったり、他人を殺したり、関係の無い人達から助けられたり…。結局、無慈悲で怖くて情けないのは人間なんだなって事かしらね。この表題って文の終わりに書く言葉だよねぇ。この話もこれで終わり、みたいな雰囲気?。

  • Tanaka9999 さん

    2022年発行、KADOKAWAの単行本。3編。『賽子と虻』閉じ込められるという点では6の『黒武御神火御殿』と同工異曲か。こちらは主人の許しを願うわけで、自分たちの知恵で脱出を図った『御殿』とは異なるが。『よって件のごとし』途中で助けを求められたからと言って、簡単に隣の藩に行っていいの、と気になったが、後半の逃げる場面では「逃散になる」と言っていた。助けにいく分にはいいのか。おそらく描かれている世界は日本の江戸時代に社会制度がよく似た別世界なんでしょう、現実の江戸時代にはこんな化け物が出なかったですから。

  • ちいこ さん

    今回は厚みもあって、読むのが楽しかったです。最後の話が緊張感があって、良かったです。

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人物・団体紹介

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宮部みゆき

1960年東京生まれ。東京都立墨田川高校卒業。法律事務所などに勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。93年『火車』で山本周五郎賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞。02年司馬遼太郎賞と芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、07年

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