SACD

『三角帽子』『恋は魔術師』 エルネスト・アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団(シングルレイヤー)

ファリャ(1876-1946)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCGD9502
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD

商品説明

SA-CD〜SHM名盤50
ファリャ:『三角帽子』『恋は魔術師』
エルネスト・アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団


バレエ音楽のスペシャリストとも言えるアンセルメによるファリャの代表作3曲。躍動感あふれるリズムとエキゾティックな雰囲気に満ち溢れた快演です。
 DECCAのオリジナル・アナログ・マスターから英Classic Soundにて2012年制作DSDマスターを使用。(メーカー資料より)

【収録情報】
ファリャ:
1. バレエ音楽『三角帽子』
2. 歌劇『はかなき人生』から間奏曲と舞曲
3. バレエ音楽『恋は魔術師』


 テレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ:1)
 マリーナ・デ・ガバライン(メゾ・ソプラノ:3)
 スイス・ロマンド管弦楽団
 エルネスト・アンセルメ(指揮)

 録音時期:1955年10月(2,3)、1961年2月(1)
 録音場所:ジュネーヴ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 SACD Single Layer
 SACD対応プレイヤーで再生できます。

【SA-CD〜SHM仕様】【シングルレイヤー】【初回生産限定盤】
2010年からリリースしてきたSA-CD〜SHM仕様シリーズ。これまで紙ジャケットでリリースしてきた約200タイトルの中から、オーディオ・ヴィジュアル評論家 麻倉怜士氏が50タイトルを厳選。シングル・レイヤー、グリーン・レーベルというディスクの仕様はそのままに、通常ケース仕様に変更し、価格もお求め安くしました。この機会に「別次元の音」をぜひお試しください。(メーカー資料より)

内容詳細

バレエのスペシャリストと言われるアンセルメが、スイス・ロマンド管を率いて披露したファリャのバレエ「三角帽子」「恋は魔術師」ほかを収録。ファリャ特有の異国趣味が華やかな異世界へと引き込む。躍動感ある演奏が印象的だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. バレエ≪三角帽子≫ 序奏
  • 02. バレエ≪三角帽子≫ 第1部 午後
  • 03. バレエ≪三角帽子≫ 第1部 粉屋の女房の踊り(ファンダンゴ)
  • 04. バレエ≪三角帽子≫ 第1部 ぶどう
  • 05. バレエ≪三角帽子≫ 第2部 近所の人たちの踊り(セギディリア)
  • 06. バレエ≪三角帽子≫ 第2部 粉屋の踊り(ファルーカ)
  • 07. バレエ≪三角帽子≫ 第2部 代官の踊り
  • 08. バレエ≪三角帽子≫ 第2部 終幕の踊り
  • 09. 歌劇≪はかなき人生≫から 間奏曲と舞曲
  • 10. バレエ≪恋は魔術師≫ 序奏-洞窟の中
  • 11. バレエ≪恋は魔術師≫ 愛の悩みの歌
  • 12. バレエ≪恋は魔術師≫ 幽霊-恐怖の踊り
  • 13. バレエ≪恋は魔術師≫ 魔法の輪-真夜中
  • 14. バレエ≪恋は魔術師≫ 火祭りの踊り
  • 15. バレエ≪恋は魔術師≫ 情景
  • 16. バレエ≪恋は魔術師≫ きつね火の歌
  • 17. バレエ≪恋は魔術師≫ 無言劇
  • 18. バレエ≪恋は魔術師≫ 愛の戯れの踊り
  • 19. バレエ≪恋は魔術師≫ 終曲(暁の鐘)

ユーザーレビュー

総合評価

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Let me start by stating loud and clear t...

投稿日:2016/05/11 (水)

Let me start by stating loud and clear that this Universal Japan’s reissue of the 1961 Decca recording of Ernest Ansermet conducting music by Manuel de Falla, is indeed worth every penny of its steep price. To hear a performance of this caliber, recorded with such vividness and transferred to SACD with such care is, sorry for the cliche, simply priceless. For what it matters, this is the second SACD reincarnation, the first one being Esoteric ’s now uber-expensive reissue. I’ll say though that Universal’s version sounds more natural against Esoteric’s somewhat metallic and rougher tone. Still, whatever the version, tape hiss is barely discernible, while soundstaging and dynamic range reach state of the art reproduction. Not to be neglected, most of the merit deservedly goes to Ansermet and L’Orchestre de la Suisse Romande, playing what is undoubtedly lighthearted fare from Falla. But while ”The Three Cornered Hat” and excerpts from ”La Vida Breve” could be characterized as tourist postcards from Spain, they offer the perfect setting to showcase the precision of the strings’ pizzicato, or the dynamic control of the percussion, which does not overwhelm the rest of the orchestra, a problem that plagues many modern performances. And Ansermet’s sense of pace drives the rhythm with such a natural flow, that it could induce one to assume this to be a performance by a Spanish ensemble. For anyone with a bias against analog technical standards, this disc should prove that they could produce recordings in 1961 that sound on par with the best that high-resolution has to offer over 50 years later.

Arnaldo Dines さん | none | 不明

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ファリャの定番ではあるが、アンセルメの演...

投稿日:2016/02/13 (土)

ファリャの定番ではあるが、アンセルメの演奏は実に艶やかで明るく快活。しかも普通のCDですら50年以上前の録音とはまず信じられない秀逸な音質である。なので、あえて価格がCDの3倍もするSACDを入手しようかずいぶんと逡巡したものだ(2年ぐらい悩んだ(^_^;) )。SACD化によってCDでは表現しきれない音の空間がしっかりと補完されて密度が濃くなり、元々CDでも素晴らし音質であったところに、さらに磨きが掛ている(まぁこの良さを言葉で表現するのは難しいですわ)。入手して大正解であった。しかしエソテリックから発売された同SACDも気にはなるなぁ(某オークションに出ているがバカ高くて手が出せん)。

爺さん さん | 千葉県 | 不明

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アンセルメはLP時代に一世を風靡した名指...

投稿日:2012/04/28 (土)

アンセルメはLP時代に一世を風靡した名指揮者である。現在でも一部のコアなファンの間では人気が高いとも言えるが、CD時代に入ってからは、かつての人気がやや下火になったのではないかとも思われるところだ。アンセルメと言えば、手兵のスイス・ロマンド管弦楽団とともに行った膨大なスタジオ録音で知られているが、英デッカによる当時としては極上の鮮明な録音によって、極彩色とも言える独特の音色を作り上げたところであった。もっとも、このコンビが来日した際の実演が、スタジオ録音とはかけ離れた凡庸な演奏であったことから、このコンビによる演奏の高評価は多分に英デッカによる優秀な録音に支えられていたということを指摘する識者もいるところである。編集が容易ではなかったアナログLP時代には大きなアドバンテージを有していたアンセルメによる各種のスタジオ録音も、デジタルCD時代になり、編集などが容易に行われるようになると、そのアドバンテージはほぼなくなったとも言えるからかもしれない。加えて、アンセルメと同様の芸風を有するとともに、レパートリーもほぼ重なるデュトワが、手兵モントリオール交響楽団とともに、CD時代の到来と軌を一にして、数々の美演を録音するようになると、アンセルメの影はますます薄くなっていったと言えるのではないだろうか。デュトワの場合は、アンセルメと異なって実演でも圧倒的な名演を成し遂げたことから、アンセルメが知る人ぞ知る存在になっても致し方がない面もあると言えるのかもしれない。それでもアンセルメが遺した膨大なスタジオ録音の中で、未だに他の指揮者の追随を許さない名演が存在している。それこそは、本盤におさめられたファリャのバレエ音楽「三角帽子」、歌劇「はかなき人生」からの間奏曲と舞曲、そしてバレエ音楽「恋は魔術師」をおさめた1枚であると考える。アンセルメは数学者でもあったことから、精緻にして緻密なアプローチを基調としていたが、本演奏においては、そのようなアンセルメの印象を根底から覆すような大熱演を展開していると言える。演奏全体に漲る気迫や切れば血が噴き出てくるような強靭な生命力は、とてもスタジオ録音とは思えないほどであり、各フレーズからは、スペイン風の異国情緒溢れるむせ返るような熱き情感が滲み出していると言える。とりわけ、バレエ音楽「三角帽子」についてはアンセルメが初演をつとめたということもあると思うが、あたかも楽曲自体がアンセルメの血となり肉となっているような趣きさえ感じられる超弩級の名演に仕上がっているとさえ言えるところであり、その後、デュトワもモントリオール交響楽団とともに同曲の素晴らしい名演を成し遂げてはいるが、とても本演奏には敵わないと言える。テレサ・ベルガンサやマリーナ・デ・ガバラインによる歌唱も最高のパフォーマンスを発揮しており、本名演に華を添えている点を忘れてはならない。いずれにしても、本盤におさめられたファリャの管弦楽曲集は、アンセルメの膨大なスタジオ録音の中でもトップクラスの名演であるとともに、これらの楽曲の様々な指揮者による演奏の中でもトップの座に君臨する至高の超名演と高く評価したいと考える。音質は、1955年〜1961年のステレオ初期の録音ではあるが、英デッカによる超優秀録音ということもあり、従来盤でも十分に通用する音質であったと言える。数年前には、SHM−CD盤も発売されるなど、音質的にはかなり恵まれた状況であったが、今般、ついに待望のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤が発売されるに及んで驚いた。音質の鮮明さ、音場の幅広さなど、すべてにおいて一級品の仕上がりであり、あらためてシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤の凄さを認識した次第である(本盤におさめられた楽曲のうち、バレエ音楽「三角帽子」及び歌劇「はかなき人生」からの間奏曲と舞曲については、既にESOTERICからSACD盤が発売されており、それとの音質面での優劣については議論が分かれるところだ。)。いずれにしても、アンセルメによる歴史的な超名演を、現在望み得る最高の高音質であるシングルレイヤーによるSACD&SHM−CDで味わうことができるのを大いに喜びたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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