SACD

ピアノ・ソナタ第3番、英雄ポロネーズ、幻想ポロネーズ、マズルカ集 マルタ・アルゲリッチ(シングルレイヤー)

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCGG9517
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD

商品説明

SA-CD〜SHM名盤50
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番、英雄ポロネーズ、幻想ポロネーズ、他
マルタ・アルゲリッチ


『音楽の友』の読者アンケート「クラシック音楽ベストテン」でも、好きな鍵盤楽器奏者の第1位(1996年以来、4回の実施で不動の第1位!)のマルタ・アルゲリッチは正に日本で最も人気のあるピアニスト。このアルバムはショパン・コンクール優勝の2年後、1967年に録音されたショパン・アルバムです。
 DGのオリジナル・アナログ・マスターから独Emil Berliner Studiosにて2011年制作DSDマスターを使用。(メーカー資料より)

【収録情報】
ショパン:
● ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
● ポロネーズ第7番変イ長調 Op.61『幻想ポロネーズ』
● ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53『英雄』
● 3つのマズルカ Op.59(第1番イ短調、第2番変イ長調、第3番嬰ヘ短調)


 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

 録音時期:1967年1月
 録音場所:ミュンヘン
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 SACD Single Layer
 SACD対応プレイヤーで再生できます。

【SA-CD〜SHM仕様】【シングルレイヤー】【初回生産限定盤】
2010年からリリースしてきたSA-CD〜SHM仕様シリーズ。これまで紙ジャケットでリリースしてきた約200タイトルの中から、オーディオ・ヴィジュアル評論家 麻倉怜士氏が50タイトルを厳選。シングル・レイヤー、グリーン・レーベルというディスクの仕様はそのままに、通常ケース仕様に変更し、価格もお求め安くしました。この機会に「別次元の音」をぜひお試しください。(メーカー資料より)

内容詳細

アルゲリッチによるショパンの諸作品を収録したアルバム。ショパン・コンクール優勝からわずか2年後の1967年に録音されている。アルゲリッチの強い個性とショパンのメロディックで叙情的な趣が絡み合い、聴く者の心を捉えて離さない。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 第1楽章:Allegro maestoso
  • 02. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 第2楽章:Scherzo: Molto vivace
  • 03. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 第3楽章:Largo
  • 04. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 第4楽章:Finale: Presto ma non tanto
  • 05. ポロネーズ 第7番 変イ長調 作品61 ≪幻想ポロネーズ≫
  • 06. ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 ≪英雄≫
  • 07. 3つのマズルカ 作品59 第1番 イ短調
  • 08. 3つのマズルカ 作品59 第2番 変イ長調
  • 09. 3つのマズルカ 作品59 第3番 嬰ヘ短調

ユーザーレビュー

総合評価

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解像度が増した!これ以外の言葉は必要ない...

投稿日:2011/10/31 (月)

解像度が増した!これ以外の言葉は必要ないだろう。アナログTVではそれほど違わなかった2つのものも,デジタルTVになったら,差が歴然。美しくないものは美しくなく映り,美しいものは美しく映る。そんな感じ。このアルバム,元はめちゃくちゃ美しいもの。その元の美しさをよりストレートに表現してくれるこのSACDの力を得て,比類ない美しさがより私たちの耳に届くようになった。それにしても,なんて美しく,強いタッチなんだろう…。魅力的なピアニストだ…!

masato さん | 新潟県 | 不明

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本年5月にEMIがアルゲリッチの名盤(5...

投稿日:2011/08/27 (土)

本年5月にEMIがアルゲリッチの名盤(5点)のSACD化に踏み切ったのに引き続き、今月はユニバーサルがアルゲリッチの名盤(3点)のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を行った。様々な意見はあろうかとも思うが、アルゲリッチこそは史上最高の女流ピアニストと言えるのではないだろうか。かつてのリリー・クラウスやクララ・ハスキル、近年では、ピリスや内田光子、メジューエワ、グリモー、アリスなど、綺羅星のごとく輝く女流ピアニストが数々の名演を遺してはいるが、それでもアルゲリッチの玉座を脅かす存在はいまだ存在していないのではないかと考えられる。本年5月末に発売されたオリヴィエ・ベラミー著の「マルタ・アルゲリッチ 子供と魔法」によると、アルゲリッチは日本、そして日本人を特別に愛してくれているということであり、我が国において数々のコンサートを開催するのみならず、別府音楽祭を創設するなど様々な活動を行っているところだ。アルゲリッチには、今後も様々な名演を少しでも多く成し遂げて欲しいと思っている聴き手は私だけではあるまい。本盤には、アルゲリッチが1960年代にスタジオ録音したショパンの有名曲がおさめられているが、いずれも素晴らしい名演だ。いずれの演奏においても、ショパン国際コンクールの覇者として、当時めきめきと頭角をあらわしつつあったアルゲリッチによる圧倒的なピアニズムを堪能することが可能であると言える。アルゲリッチのショパンは、いわゆる「ピアノの詩人」と称されたショパン的な演奏とは言えないのかもしれない。持ち前の卓越した技量をベースとして、強靭な打鍵から繊細な抒情に至るまでの桁外れの表現力の幅広さを駆使しつつ、変幻自在のテンポ設定やアッチェレランドなどを織り交ぜて、自由奔放で即興的とも言うべき豪演を展開していると言える。ある意味では、ドラマティックな演奏ということができるところであり、他のショパンの演奏とは一味もふた味もその性格を大きく異にしているとも言えるが、それでいて各フレーズの端々からは豊かな情感が溢れ出しているところであり、必ずしも激情一辺倒の演奏に陥っていない点に留意しておく必要がある。そして、アルゲリッチのピアノ演奏が素晴らしいのは、これだけ自由奔放な演奏を展開しても、いささかも格調の高さを失うことがなく、気高い芸術性を保持しているということであり、とかく感傷的で陳腐なロマンティシズムに陥りがちなショパン演奏に、ある種の革新的な新風を吹き込んだと言えるのではないだろうか。そのような意味において、本盤の演奏は、今から40年以上も前の録音であるにもかかわらず、現在においてもなお清新さをいささかも失っていないと評価したいと考える。音質については、これまで何度もリマスタリングを繰り返してきたこともあって、従来盤でも十分に良好な音質であったが、今般発売されたシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤は、これまでとは次元の異なる圧倒的な高音質に生まれ変わったと言える。いずれにしても、アルゲリッチによる清新な超名演を、現在望み得る最高の高音質SACD&SHM−CD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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