メンデルスゾーン(1809-1847)

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SHM-CD

交響曲第3番『スコットランド』、第4番『イタリア』、フィンガルの洞窟 クラウディオ・アバド&ロンドン交響楽団

メンデルスゾーン(1809-1847)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG51018
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

メンデルスゾーン:交響曲第3番『スコットランド』、第4番『イタリア』、フィンガルの洞窟
クラウディオ・アバド&ロンドン交響楽団


古城から霊感を得たほの暗いトーンに彩られた『スコットランド』、眩いまでに溌剌とした晴朗で快活な曲想の『イタリア』。アバドとロンドン交響楽団によるメンデルスゾーン交響曲全集からのベスト・カップリング盤です。鋭敏なリズム感とイタリア人ならではの豊かな歌心を備えたアバドによる、作品に対する共感と情熱が如実に伝わってくる演奏で、知性に裏打ちされた生彩のある明快な彼の表現は面目躍如たるものがあります。『フィンガルの洞窟』をカップリング。(メーカー資料より)

【収録情報】
メンデルスゾーン:
1. 交響曲第3番イ短調 op.56『スコットランド』
2. 交響曲第4番イ長調 op.90『イタリア』
3. 序曲『フィンガルの洞窟』 op.26

 ロンドン交響楽団
 クラウディオ・アバド(指揮)

 録音時期:1984年2月(1)、10月(2)、1985年2月(3)
 録音場所:ロンドン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 ドイツ・グラモフォン ベスト100 premium
 ルビジウム・クロック・カッティング

内容詳細

アバドとロンドン交響楽団によるメンデルスゾーン作品集。ほの暗いトーンに彩られた交響曲第3番「スコットランド」、晴朗で快活な第4番「イタリア」という曲調の違う2曲に加え、序曲「フィンガルの洞窟」を収録している。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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私にとって「スコットランド」と言えば、ペ...

投稿日:2015/04/28 (火)

私にとって「スコットランド」と言えば、ペーター・マーク/ベルン交響楽団(Fun House Classic、今はもう無いかな)、とてもいい演奏でした。買い替えるにあたってロンドン交響楽団というのが気になりましたが聴いてみると管楽器の音も気に障りませんでした。「スコットランド」は深い感じで良かったです、第1楽章の序奏が始まるとあたりに霧が立ち込めますし、第3楽章末尾のティンパニは遠雷を思わせます、そう言えば第1楽章に弦楽器の嵐があった、「嵐は通り過ぎたんだなあ」など感じます。「イタリア」は軽快です。

ガメラ さん | 群馬県 | 不明

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アバドの指揮する独墺系の作曲家による楽曲...

投稿日:2011/09/17 (土)

アバドの指揮する独墺系の作曲家による楽曲については、そのすべてが名演とされているわけではないが、その中で、メンデルスゾーンについては、既に録音された演奏のすべてが名演との評価を得ている数少ない作曲家であると言える。本盤には、アバドが1980年代にロンドン交響楽団とともに録音(1984、1985年)したメンデルスゾーンの交響曲全集・序曲集からの抜粋である、交響曲第3番と第4番、そして序曲「フィンガルの洞窟」がおさめられている。アバドは、本演奏の約20年前の1967年にも、ロンドン交響楽団とともに交響曲第3番及び第4番を録音(英デッカ)しており、それも当時気鋭の指揮者として人気上昇中であった若きアバドによる快演であったが、本演奏の方が円熟味など様々な点からしてもより素晴らしい名演と言えるだろう。また、アバドは1995年にも、ベルリン・フィルとともに交響曲第4番をライヴ録音(ソニークラシカル)しており、それは実演ならではの熱気溢れる豪演に仕上がっていることから、第4番に限っては、1995年盤の方をより上位に置きたいと考える。それはさておき本演奏についてであるが、本演奏の当時のアバドは最も輝いていた時期であると言える。ベルリン・フィルの芸術監督就任後は、借りてきた猫のように大人しい演奏に終始するアバドではあるが、この時期(1970年代後半から1980年代にかけて)に、ロンドン交響楽団やシカゴ交響楽団、そしてウィーン・フィルなどと行った演奏には、音楽をひたすら前に進めていこうとする強靭な気迫と圧倒的な生命力、そして持ち前の豊かな歌謡性が融合した比類のない名演が数多く存在していたと言える。本盤の演奏においてもそれは健在であり、どこをとっても畳み掛けていくような気迫と力強い生命力に満ち溢れているとともに、メンデルスゾーン一流の美しい旋律の数々を徹底して情感豊かに歌い抜いていると言えるところであり、その瑞々しいまでの美しさには抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。重厚さにはいささか欠けているきらいがないわけではないが、これだけ楽曲の美しさを堪能させてくれれば文句は言えまい。併録の序曲「フィンガルの洞窟」も、交響曲と同様のアプローチによる美しさの極みとも言うべき演奏に仕上がっていると言えるだろう。いずれにしても、本盤の演奏は、アバドが指揮した独墺系の音楽の演奏の中では最高峰の一つに位置づけられる素晴らしい名演と高く評価したいと考える。音質は従来CD盤でも十分に満足できる高音質であったが、今般のSHM−CD化によって、音質がより鮮明になるとともに、音場が幅広くなったように思われる。いずれにしても、アバドによる素晴らしい名演を、SHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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1967年アバド若き頃(34歳頃)のLSOとのメン...

投稿日:2011/09/10 (土)

1967年アバド若き頃(34歳頃)のLSOとのメンデルスゾーン交響曲盤・・・第3番(タイム@12’41A4’15B10’11C9’32)と第4番(同@10’30A7’00B6’39C5’44)で若いっていうことは指揮者にとっても武器である時期があるように思っておりました。これだけ溌剌と演奏された盤を聴くと老指揮者(何歳から「老」なのか?はいろいろ議論有り)が録る余地が無くなりはしないでしょうか。本盤はアバドが同じオーケストラと同曲を録り直したもので録音年1984年アバドが年を重ね「老」?51歳ながら流石体が尺取りを覚えている感じもした演奏に熟成しております。タイムとしては第3番(@16’55A4’04B11’28C9’55)、第4番(@10’27A5’52B6’29C5’21)と1967年盤とそう違いは無い様ですが第3番第1楽章は反復演奏の有無による数字の違いなのでしょう。第3番の特に第2楽章の美しさは印象的だし又、第4番の第2楽章のテンポが速くなった分だけあのトスカニーニの名演を髣髴させた様に思いました。果たして評者レビューは如何?いずれにしてもこの盤も新鮮な息吹を聴く者にも吹きかける名演であります。なお第4番「イタリア」はBPO時代1995年のライブ盤(タイム@10’34A6’16B6’23C5’33)もありますが、逆に先の「若さの良さ」を感じた次第です。「フィンガル・・・」(1985年録音、10’23)は未聴です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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メンデルスゾーン(1809-1847)

ドイツ・ロマン派の大作曲家、メンデルスゾーンの生涯は38年という短いものでした。現在のイメージでは、メンデルスゾーンは作曲家ですが、当時は指揮者・ピアニスト・オルガニストとしても非常に多忙だったようで、これに自ら設立した音楽院の運営や、同時代作品や過去作品の紹介といった数多くの仕事が加わり、さらには

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