SACD

ボレロ、スペイン狂詩曲、ラ・ヴァルス クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団(シングルレイヤー)

ラヴェル(1875-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOGE15070
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD

商品説明

『EMI CLASSICS 名盤 SACDシングル・レイヤー・シリーズ』
ラヴェル:ボレロ、ラ・ヴァルス、スペイン狂詩曲
クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団

限定盤

フランス音楽の持つ香気と色彩感を最も美しく伝えてくれる永遠の名盤です。有名な『ボレロ』での各ソロ楽器の滴るような音色美はまさに絶品。『ラ・ヴァルス』『スペイン狂詩曲』ともども、ラヴェルの意図した響きの綾が最上の形で具現化されています。(EMI)

【収録情報】
ラヴェル:
・ボレロ
・スペイン狂詩曲
・ラ・ヴァルス

 パリ音楽院管弦楽団
 アンドレ・クリュイタンス(指揮)

 録音時期:1961年11月
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 英アビー・ロード・スタジオ最新リマスター音源使用
 SACDハイブリッド盤(TOGE12092)と同一音源

 SACD Single Layer
 SACD対応プレイヤーで再生できます。

収録曲   

  • 01. ボレロ
  • 02. スペイン狂詩曲 T.夜への前奏曲
  • 03. スペイン狂詩曲 U.マラゲーニャ
  • 04. スペイン狂詩曲 V.ハバネラ
  • 05. スペイン狂詩曲 W.祭り
  • 06. ラ・ヴァルス

総合評価

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演奏は予ねてより定評があり、素晴らしい。...

投稿日:2012/05/06 (日)

演奏は予ねてより定評があり、素晴らしい。音は生々しく例えで言えば軽自動車が大型トラックになったよう。ただ、昔初CD化時¥3300でも高いと思わなかったけど¥3000が高く感じるのはなぜ?テクノロジーの進化でリマスター→SACDが定番になりつつ今、結局、興味に負けて買ってしまうけど今後はEMI SIGNATURE SERIESでの発売を待つことになるのでしょう。

takenao さん | 埼玉県 | 不明

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ラヴェルの管弦楽曲集は、その光彩陸離たる...

投稿日:2012/04/21 (土)

ラヴェルの管弦楽曲集は、その光彩陸離たる華麗なオーケストレーションの魅力もあって、様々な指揮者による主要なレパートリーとなり、これまで多種多様な演奏が繰り広げられてきているところだ。そのようなあまた存在する演奏の中には名演と評価し得るものも数多くあるが、かかるあまたの名演に冠絶する至高の超名演こそは、本盤におさめられたクリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団による演奏であると考える。録音から50年が経過したにもかかわらず、現在でも本演奏を凌駕する名演があらわれていないというのは殆ど驚異的であるとさえ言える。本盤におさめられた各曲の演奏におけるクリュタンスのアプローチは、意外にもゆったりとしたテンポにより曲想を精緻に描き出して行くというオーソドックスなものと言える。しかしながら、一聴すると何の変哲もない演奏の各フレーズの端々からほのかに漂ってくるフランス風のエスプリには抗し難い魅力があると言えるところであり、演奏全体が醸し出す瀟洒な味わいにおいては、他の演奏の追随を許さないものがあると言えるだろう。また、ボレロ、スペイン狂詩曲、ラ・ヴァルスともに、終結部に向けて圧倒的な盛り上がりを見せる楽曲であるが、本演奏では強靭さにおいては不足がないものの、かかる箇所においても洒落た味わいをいささかも失うことがないのは、クリュイタンスのラヴェルの音楽への深い理解・愛着と同時に、その抜群の相性の良さを感じることが可能だ。正に、クリュイタンスによる本演奏こそは、ラヴェルの管弦楽曲演奏の理想像の具現化とも評価し得るところである。このように洒落た味わいが際立つ演奏ではあるが、パリ音楽院管弦楽団の卓越した技量も、ラヴェルの華麗なオーケストレーションを色彩感豊かに描き出すのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。このような演奏を聴いていると、クリュイタンスが62歳という指揮者としては比較的若くしてこの世を去ってしまったことを大変に残念に思う聴き手は私だけではあるまい。音質は従来CD盤でも比較的満足できる高音質であったが、数年前にHQCD化されたことによって音質はより鮮明になるとともに音場が幅広くなった。したがって、私としても、当該HQCD盤を愛聴してきたところである。しかしながら、今般、ついにSACD化が行われることによって大変驚いた。従来CD盤やHQCD盤とは次元が異なる見違えるような鮮明な音質に生まれ変わった言えるところである。音質の鮮明さ、音場の幅広さのどれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第だ。1960年代のスタジオ録音とは思えないような音質の劇的な変化は、殆ど驚異的ですらあると言えるだろう。いずれにしても、クリュイタンスによる素晴らしい超名演を、SACDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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 今まで“お国物”に拘るような聴き方はし...

投稿日:2012/02/22 (水)

 今まで“お国物”に拘るような聴き方はしてこなかったのですが,クリュイタンスの一連のラヴェル録音は別…。どんな名優の東北弁より,地元のお婆ちゃんの東北弁の方が上手いのは当然…,どんな一流料理人の料理より,地元の方の手料理の方が“味”があるのは当然…と感じてしまうのです。音が出るとき,音が消えゆくとき,減衰していくとき,徐々に盛り上がっていく様…隅から隅まで,独特の何かを感じてしまう。これが“フランスのエスプリ”と言われるものなんだろうか…。「思い込み,先入観でしょ…?」という人もいるかもしれませんが,その思い込みや先入観を裏切らず,本当にそう思わせてしまうのは,凄いことではないかと思います。完成度という面ではブーレーズの新録音たちが一歩勝っているとは思うのですが,クリュイタンス&パリ音楽院管が作り出すラヴェルは,誰にも超えられない,真似できない何か(“フランスのエスプリ”…?)をもっています。(ここまでは4枚共通のレビューです)  ボレロの漸強…徐々に聴く側も前傾姿勢になっていってしまう…これほどニュアンス豊かなボレロは聴いたことがない。「スペイン狂詩曲」冒頭のこの言い様のない魅力的な気だるさ,ラ・ヴァルスの迫力満点の爆発…素晴らしすぎる!

masato さん | 新潟県 | 不明

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