CD

ピアノ・ソナタ第2番、バラード第2番、即興曲第2番、マズルカ集、ワルツ集 ポリーニ

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG1427
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

マウリツィオ・ポリーニ/ショパン・リサイタル

完成された技術はそのままに、ますます熟成を究める現代最高のピアニスト、ポリーニがショパンに帰ってきた!
 2005年発売の「夜想曲集」以来の待望のショパン録音ですが、今回はピアノ・ソナタ第2番の再録音(旧録音は1984年9月録音、1986年リリース)と、バラード第2番の再録音(旧録音は1999年4月録音、1999年9月リリース)を含む魅力的なカップリング。透徹したピアニズムはますます磨かれ、自然な呼吸のようにフレーズを自在に操り、作為を感じさせずに音楽の本質そのものが雄弁に語りかける近年の至芸は何人も到達しえない孤高の境地といえるでしょう。
 2010年のショパン生誕200年に向けての超強力リリース! レパートリーも文句なし!(ユニバーサルミュージック)

ショパン:
・バラード第2番ヘ長調Op.38
・マズルカ第22番嬰ト短調Op.33−1
・マズルカ第23番ニ長調Op.33-2
・マズルカ第24番ハ長調Op.33-3
・マズルカ第25番ロ短調Op.33-4
・ワルツ第2番変イ長調Op.34−1『華麗なる円舞曲』
・ワルツ第3番イ短調Op.34−2『華麗なる円舞曲』
・ワルツ第4番ヘ長調Op.34−3『華麗なる円舞曲』
・即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36
・ピアノ・ソナタ第2番ロ短調Op.35『葬送』
 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)

 録音:2008年3月(デジタル)

内容詳細

通常、少しでもセンチメンタルになるところでさえもポリーニは一歩ひいたような冷静さで弾きこなしている。葬送行進曲など感情移入しすぎていないからこそ悲しい。また、ここぞという時も決して混濁せず、角がきっちり立った音なのはまさにポリーニだ。(白)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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ポリーニの円熟を感じさせる素晴らしい名演...

投稿日:2010/12/25 (土)

ポリーニの円熟を感じさせる素晴らしい名演だ。ポリーニにとって、ショパンは特別な作曲家なのだと思う。というのも、ポリーニは、ショパン国際コンクールでの優勝後の一時的な充電期間を経て、楽壇復帰後、一度にではなく、それこそ少しずつショパンの様々なジャンルの作品を録音(演奏)し続けてきているからである。本盤は、その中でも最新の録音であるが、特に、ピアノソナタ第2番とバラード第2番の2曲の再録音を含んでいるのが特徴だ。そして、この2曲の、過去の録音との演奏内容の差は著しい。例えば、バラード第2番など、演奏時間においては特に顕著な差が見られないが、本盤の方が、よりゆったりとしたテンポで実にコクのある情感豊かな演奏を繰り広げている。ピアノソナタ第2番も、壮年期の勢いと言った点では旧盤に一歩譲るが、本盤においては、内容の掘り下げへの追及が一層深まったかのような意味のある音が支配的だ。それ以外のカプリング曲では3つのワルツが名演。例えば、ルイサダのような瀟洒な味わいは薬にもしたくないが、ここでは、ポリーニ特有の研ぎ澄まされた透明感のあるタッチが、ショパンの寂寥感を一層際立たせることに成功していると言える。SHM−CD化によって、ポリーニの透徹したタッチがより鮮明に味わうことができる点も大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ここ十数年で、それまでポリーニを評価して...

投稿日:2009/01/20 (火)

ここ十数年で、それまでポリーニを評価してこなかったような者達は前作「夜想曲集」も矢鱈高評価しだしている、が、この「ショパンリサイタル」ほどの出来ではない。これは70~80年代にポリーニが録音したショパンアルバムと並ぶほどの名盤。

ぽろろん さん | とうきょう | 不明

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昔、ポリーニを聴くと凄いもんだと感心しつ...

投稿日:2009/01/09 (金)

昔、ポリーニを聴くと凄いもんだと感心しつつも疲れたのだが、この演奏はふっと肩の力を抜いたようなところがあって、楽しめるようになった。ただし、YWilliamKさんのご指摘通り、盛大な鼻息が興をそぐ点が1点減点(特にソナタ)。

Kei さん | 横浜 | 不明

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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