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『トスカ』全曲 デ・ポジオ演出、バルトレッティ&ニュー・フィルハーモニア管、カバイヴァンスカ、ドミンゴ、ミルンズ(1976 ステレオ 日本語字幕付)(DVD)

プッチーニ (1858-1924)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCBG1104
組み枚数
:
1
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

映画的手法を終始最大限に活用しながら、サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会(第1幕)、ファルネーゼ宮殿(第2幕)、サンタンジェロ城(第3幕)と実在の建造物をそのまま利用した、舞台上演とはまた違った緊張感あふれる映像が楽しめます。もちろん、美しい容姿と声、際立った演技力で、プッチーニ特有のリリシズムを歌い上げるカバイヴァンスカをはじめ、ドミンゴ、ミルンズといったキャストも素晴らしいの一語です。

プッチーニ:歌劇《トスカ》 全曲

トスカ…ライナー・カバイヴァンスカ(ソプラノ)/カヴァラドッシ…プラシド・ドミンゴ(テノール)/スカルピア男爵…シェリル・ミルンズ(バリトン)/堂守…アルフレード・マリオッティ(バリトン)/アンジェロッティ…ジャンカルロ・ルッカルディ(バリトン)/スポレッタ…マリオ・フェラーラ(テノール)/シャローネ…ブルーノ・グレルラ(バス)/他
アンブロジアン・シンガーズ、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、指揮:ブルーノ・バルトレッティ
演出:ジャンフランコ・デ・ポジオ
制作:〔映像〕1976年10月〔音声〕1976年8月
116分
音声:リニアPCMステレオ/ドルビー5.1/DTS5.1
日本語字幕on/off
画面:NTSC カラー スタンダード・サイズ(4:3)
記録方式:片面2層

内容詳細

カバイヴァンスカ、ドミンゴ、ミルンズと、主役に歌唱、演技とも味のある名歌手を揃えた「トスカ」の代表的映像作品。「星は光りぬ」や、「歌に生き、恋に生き」などお馴染みの名曲が目白押し。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. オープニング・クレジット / キャスト
  • 02. トスカ 「ああ やっとのことで…」
  • 03. トスカ 「いつも洗っているのに」
  • 04. トスカ 「絵の具をくれ!…様々の美のたえなる調和よ」
  • 05. トスカ 「あの中に誰かいる!」
  • 06. トスカ 「マリオ! マリオ!」
  • 07. トスカ 「トスカは気のいい女性だが」
  • 08. トスカ 「この上ない喜びだ 閣下!」
  • 09. トスカ 「教会の中でこのような大騒ぎとは」
  • 10. トスカ 「今やすべてはっきりしたぞ」
  • 11. トスカ 「警官三人 馬車一台で」 [テ・デウム]
  • 12. トスカ 「トスカはすばらしい鷹だ!」
  • 13. トスカ 「やあ君か 狩りはどうだったね?」
  • 14. トスカ 「アンジェロッティはどこだ?」
  • 15. トスカ 「さあ 二人だけで友人として話しましょう」
  • 16. トスカ「さあ トスカ 話してください」
  • 17. トスカ 「フローリア」 - 「いとしい方」
  • 18. トスカ 「勝利だ!」
  • 19. トスカ 「いくらなの?」
  • 20. トスカ 「歌に生き 恋に生き」
  • 21. トスカ 「誰だ?」
  • 22. トスカ 「私は約束を守った」
  • 23. トスカ 「風が動かす木の葉ほどの」
  • 24. トスカ 「マリオ・カヴァラドッシか?」
  • 25. トスカ 「星はきらめき」
  • 26. トスカ 「フローリア・トスカと同行の騎士のための出国許可書」
  • 27. トスカ 「おお 優しい手よ」
  • 28. トスカ 「時間です」 - 「用意はできている」
  • 29. トスカ 「マリオ さあ早く さあ行きましょう」

ユーザーレビュー

総合評価

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オペラ映画という手法はブライアン・ラージ...

投稿日:2012/11/09 (金)

オペラ映画という手法はブライアン・ラージやポネルによる斬新な演出があり、一つのジャンルとして確立されている。年に数回ライブも観るが、劇的な作品であるトスカほど映画に相応しいオペラはないと感じる。冗長なレチタティーヴォがなく、解り易いシンプルな現代伊語が多く使われているからだ。スカルピアの『Va, Tosca!(行け、トスカ!)』、『これがトスカの接吻よ!』という有名な台詞の響きも、ライブ収録では埋没しがちだが、映画では見事に浮き上がる。それと、この映画の醍醐味は、舞台となった教会と宮殿、城が実際に使われていること。寒々とした臨場感はライブでは不可能。演奏が始まる前、脱獄したアンジェロッティの足音がリアルに響くシーンから画面に吸い寄せられる。スカルピア殺害後にトスカが逃げるシーンはファルネーゼ宮殿の豪華さも窺えるし、映画らしい演出。約36年前に作られたが、フィルム撮りの良さもあって色褪せないし、音声も映画らしくリアルな響きが素晴らしい。最後のシーンのリアルさは賛否あるが、このシナリオを嫌ってヴェルディが作曲を断った理由も肯ける。もしもヴェルディが作曲してたらとも考えさせられる、インパクトが強い力作。廉価国内盤に伊語字幕が付いてるのも良し。

燕の巣 さん | 静岡県 | 不明

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演奏は、特に可もなく不可もなく無難。懐か...

投稿日:2009/10/20 (火)

演奏は、特に可もなく不可もなく無難。懐かしい「73年イタリア歌劇来日公演」(NHK)の印象が強いため、カバイヴァンスカに物足りなさを感じてしまうが・・・。映像としては何より明るく見やすいのがメリット。ただ幕切れの、あまりに現実的でえげつない演出だけは、どうにもいただけない。これは「オペラ」なのだ。

ひろととろ さん | 神奈川県 | 不明

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この『トスカ』は映画仕立なのだが、それは...

投稿日:2009/09/21 (月)

この『トスカ』は映画仕立なのだが、それは本来はやはり邪道だろう。オペラ芸術が本質的に持っているライヴの一回性と、その場で歌っていることのリアリティを欠くためである。しかし、また逆に捨てがたい点があることも事実だ。すなわち、このDVDのように1976年のドミンゴとカバイヴァンスカが映像も音声も美しく甦るからである。ドミンゴのカヴァラドッシは言うに及ばず、カバイヴァンスカのトスカも「カラスの呪縛」などと言い出さなければ、十分によく歌っているし、演じてもいる。なお、バルトレッティとニュー・フィルハーモニアの演奏は音質も最高で朗々と響かせてもいるが、やはり一回性の緊張がないように思われる。

烏 さん | 広島県 | 不明

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