ヴァイオリン協奏曲第１番、第２番、ソナタ第２番　オイストラフ、マタチッチ＆ロンドン響、ガリエラ＆フィルハーモニア管、ヤンポリスキー

オイストラフ／プロコフィエフ：ヴァイオリン協奏曲集

1950年代中盤、オイストラフの絶頂期での録音。作曲者との近しい関係から得意なレパートリーともなり、現代のプロコフィエフ演奏への規範ともいうべき歴史的にも高い価値観を持つ名演。
　ダヴィド・オイストラフ[1908-1974]は20世紀を代表する世界最高のヴァイオリニストのひとりで、今なお日本でも絶大な人気を誇っています。ソ連（当時）出身で、プロコフィエフなどロシア系音楽の演奏は勿論、古典派からロマン派まで幅広いレパートリーで超一流との高い評価を得ています。
　アナログ録音の超名盤を新リマスター音源によりＳＡＣＤハイブリッドフォーマットで発売する「レジェンダリー・シリーズ」第９回リリース。海外スタジオ（アビー・ロード・スタジオ、他）にて、オリジナル・アナログ・マスター・テープ及びSP盤より新規にリマスター、オーサリング。オリジナル・カヴァー・デザインを使用。（Warner Music Japan）

【収録情報】
プロコフィエフ：
● ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 op.19

　ロンドン交響楽団
　ロヴロ・フォン・マタチッチ（指揮）
　録音時期：1954年11月18,21日
　録音場所：ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
　録音方式：モノラル（セッション）
　プロデューサー：ローレンス・コリングウッド
　バランス・エンジニア：ハロルド・デイヴィッドソン

● ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 op.63

　フィルハーモニア管弦楽団
　アルチェオ・ガリエラ（指揮）
　録音時期：1958年5月14,19日
　録音場所：ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
　録音方式：ステレオ（セッション）
　プロデューサー：ワルター・イェリネック
　バランス・エンジニア：ロバート・グーチ

● ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 op.94bis

　ヴラディーミル・ヤンポリスキー（ピアノ）
　録音時期：1955年5月22日
　録音場所：ベルギー、Salle Colonaille
　録音方式：モノラル（セッション）
　バランス・エンジニア：ハロルド・デイヴィッドソン

　ダヴィド・オイストラフ（ヴァイオリン）

　Digital remastering（P）2016
　SACD Hybrid