CD

ゴルトベルク変奏曲 田尻洋一(ピアノ)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRAVO10003
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


孤高のピアニスト田尻洋一、待望の新アルバムついにリリース!
バッハが描く音の原風景に回帰していくようなゴルトベルク変奏曲!


2020年、ピアノ独奏によるベートーヴェン:交響曲第7番をリリースして衝撃のCDデビューを飾った田尻洋一。演奏者自身の編曲の巧みさ、面白さに加え、ライヴならではの壮絶な迫力に満ちた演奏を収めたCDは、各方面で高く評価されました。
 今回リリースする作品は、前作とは対照的に、深く、静かに沈潜していく祈りの音楽。コロナ禍のために、ほぼすべての演奏会がキャンセルとなった田尻洋一が、ひとりステージに立ち、J.S.バッハ作品との対話をつづけるという、まさに清冽な空気感あふれる作品となっています。
 録音は2020年7月、兵庫県立文化センターにおいて、無観客ライヴの形で行われました。即興性を重視したライヴこそが音楽の真髄と語る田尻ですが、この姿勢は録音においても変わることがなく、何度も演奏した中で、よいテイクのみをつないで完成させるセッション録音とは無縁の、まさに一期一会の貴重な演奏を記録したものとなっています。
 悠然として揺るぐことのないテンポ設定、あえて装飾音をできるかぎり使わず、バッハが描く音の原風景に回帰していくような演奏は、予測困難な時代に生きる私たちへ向けての、深い癒しにみちた贈りものと言えます。
 ライナーノートは、田尻自身が執筆しており、このCD作品への思いを込めた文章が掲載されています。以下はその抜粋です。

「(前略)ただ、そのパッセージに宿る人間の細やかで奥深い感情のひだ、いわば、作曲家の喜怒哀楽のようなものを淡々と表現していくだけです。この作品から穏やかにこみあげてくる生きることへの喜び、人の愛情に触れたときの心からの微笑み、からだ全体を包み込んでくれる大自然への安堵感、甘酸っぱい思い出と儚い想い、涙がこぼれそうな哀しみ、そして何よりも敬虔な祈り・・・、バッハの奥深い感情の流れを感じとる作業に終わりはありません。彼の曲に向き合うたびに生まれる新しい発見、それを音に表すことが、わたしにとって無常の喜びです。バッハの筆致を追いながら、彼のほとばしる感情の流れを現代のピアノでどのように表現するか。そのようなことを思いながらお聴きいただければと思います。」(販売元情報)

【収録情報】
● J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988


 田尻洋一(ピアノ)

 録音時期:2020年7月28日
 録音場所:兵庫県立芸術センター
 録音方式:ステレオ(デジタル/無観客ライヴ)

【田尻洋一 プロフィール】
桐朋学園大学卒業後、ヨーロッパに留学。イディル・ビレット唯一の弟子として研鑽を積む。これまでに、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトのピアノ・ソナタ全曲、シューマン、ブラームスのピアノ作品全曲など、作曲家ごとの全曲リサイタル(ツィクルス)を相次いで開催し、国際的にも注目を集める。管弦楽曲のオリジナル・ソロ編曲のジャンルでは、ベートーヴェン、ブラームスの交響曲全曲演奏を完遂。ほかにも、「未完成」「新世界より」「悲愴」など、レパートリーは多い。また、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、ブラームスなどのピアノ協奏曲をピアノ独奏用に編曲し演奏している。これらの他にも、オペラの序曲、室内楽、歌曲など、数多くの作品をピアノ独奏用に編曲し、自身のプログラムに取り入れている。独創的で旺盛な活動は、スタインウェイ・ハンブルク本社から高く評価され、スタインウェイ・アーティストの称号を授与されている。(販売元情報)

収録曲   

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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