LPレコード

ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61、アルバン・ベルク/ヴァイオリン協奏曲(ある天使の思い出に) ファウスト(Vn)、アバド&モーツァルト管弦楽団 (2枚組アナログレコード)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC1125
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
限定盤

商品説明

ファウストとアバドによる、神の領域の音楽

※ 2012年度レコード・アカデミー賞 大賞受賞ディスク
★イザベル・ファウストによる、満を持しての2度目のベートーヴェンと、ベルクという充実のプログラム。クラウディオ・アバドが是非に、と申し出るかたちで
実現したレコーディングです。アバドとオケが全身全霊でファウストの音楽を支えているのがよく感じられ、ベルクでは爛熟したハーモニーをオケが醸す上で、ファ
ウストが変幻自在な音で飛翔します。ヴァイオリン界の新女王、という一言だけでは表現しきれない音楽と魅力的な表情、そして衝撃的に美しい音。ファウスト
とアバド、モーツァルト管が、神に許された人にしか立ち入ることのできない領域の音楽を展開しています。

【収録内容】
[LP1]
アルバン・ベルク:ヴァイオリン協奏曲(ある天使の思い出に)
[LP2]
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/スリーピング・ビューティ(Stradivarius, 1704)) 
クラウディオ・アバド(指揮)
モーツァルト管弦楽団
録音:2010 年11月/ボローニャ(Auditorio Manzoni)
日本語帯・解説付
(メーカー・インフォメーションより)

総合評価

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ベルクのヴァイオリン協奏曲はクレーメルの...

投稿日:2022/06/17 (金)

ベルクのヴァイオリン協奏曲はクレーメルの名演などがあるが、録音の秀逸さ、オーケストラのサポート力の高さ、何よりファウストの叙情豊かな表現力の3点を考慮すると、この録音が最高の演奏ではないだろうか。ベートーヴェンもかなり良い演奏だ。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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ベルクが超美演。もっとどろどろした演奏も...

投稿日:2017/02/28 (火)

ベルクが超美演。もっとどろどろした演奏もあり得るだろうけど、水晶のように透明度の高い音で逝ける天使とシンクロして止むことがない。アバドのオケも実に雄弁。これ以上は望めないような演奏だ。ライブではここまで克明な音は聞こえないだろう。とりわけ天使が「昇天」するエンディングは一際テンポも落として奏され、実に感動的。似た感じで素晴らしいのはベートーヴェンの二楽章。ベルクが悲しみともに繰り広げる叙情を、ここでのベートーヴェン(とファウスト)は幸福感に満ちた音で綴っている。その対比のためにこのコンビネーションだったのかと思うくらいだ。三楽章もバッハの無伴奏の速い舞曲でもそうだった活気に満ちたフィナーレが聞ける。多少の注文がつくのが一楽章。この曲の器の大きさには幾分届いていない感じはする。去年の実演では、音量の小ささは別として、そんな風には感じられなかった。それが録音当時からの円熟というか進歩なのだろう、と断言するほど実演の細部の記憶が定かではないのだけれど。この曲は最近デヴィートやヌヴーなど歴史に名だたる女流の演奏に感動したが、この時点でのテイクに関するかぎりは、まだちょっと(だけだけど)差を感じてしまった。アバドもこっちはどうということはない。パパはマエストロ さんと正反対の評価で恐縮ですが。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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アバド指揮のモーツアルト管の響きがいい。...

投稿日:2016/11/06 (日)

アバド指揮のモーツアルト管の響きがいい。もう晩年のアバド得意のモダンに若いオーケストラ。導かれる存在感、集中力抜群のイザべレ・ファウスト。ベートーヴェンは、ピリオド折衷だけど、もう女王の貫禄に厳しさと、柔らかい響きでアバドと共に歌い、謙虚にも聴かせる。素晴らしき現代のベートーヴェン。チョン・キョンファ、テンシュテットの重い、集中力、熟練の演奏、コパチンスカヤ、ヘレヴェッヘの古楽、懸命の若々しいベートーヴェン、或いは、ナイジェル・ケネディ、ポーランド室内管の奔放に見えて丁寧、愛情に満ちた演奏に負けない、否、凌駕するか。渾身のベートーヴェン、名演。私の耳は、この処、この演奏を呼ぶ。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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