CD

ピアノ・ソナタ第2番、ポロネーズ第1番、第2番、即興曲第1番、第2番、ワルツ第1番 メジューエワ

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WAKA4148
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ショパン生誕200年、メモリアル・イヤー企画、5弾!
香り立つ気品、限りない郷愁と憧憬・・・恐るべき音楽的感興を湛えたショパン


メジューエワによるショパン生誕200年メモリアル・イヤー企画、第5弾の登場です。ソナタ第3番(WAKA4145)に続く新作は、もうひとつの傑作ソナタ、第2番『葬送』をメインとしたプログラム構成で、ショパンの若き日の傑作ワルツ『華麗なる大円舞曲』から円熟に向かう時期の作品(二つのポロネーズ作品26、即興曲第1番&第2番)をカップリング。ワルツや即興曲でのえもいわれぬ優美な情感と、ポロネーズやソナタでの強靭なタッチの驚くべきコントラスト。一層の深みとスケールを獲得したその演奏は、もはや堂々たる風格すら漂わせているといっても過言ではありません。真摯に作品と向き合い、作品の深奥にひそむ作曲家の声にひたすら耳を傾けることによってのみ可能となった迫真の芸術表現。絶えざる深化を遂げ続ける俊英ピアニストの「いま」をお聞き逸しなく。(若林工房)

【収録情報】
ショパン
・ワルツ第1番変ホ長調 作品18『華麗なる大円舞曲』
・ポロネーズ第2番変ホ短調 作品26-2
・即興曲第1番変イ長調 作品29
・ポロネーズ第1番嬰ハ短調 作品26-1
・即興曲第2番嬰ヘ長調 作品36
・ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 作品35『葬送』
 イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

 録音時期:2010年3月、4月
 録音場所:富山県魚津市、新川文化ホール
 録音方式:Digital録音(セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

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この方のショパンに関する総論的なリビュー...

投稿日:2011/02/28 (月)

この方のショパンに関する総論的なリビューは「ノクターン全集」のほうに書いたので、ここでは短く。この俗称「葬送ソナタ」もやはり、われわれ、あるいは私の、耳に長年なじんでいるショパンの名曲としてのそれとは相当違う。立体的で構造的で、主張の強いダイナミズムがあり、音が目の前を横に流れていくのでなく、縦に、こっちへ突き刺さってくる。友人が、ショパンはベートーヴェンの弟子だと暗喩を言ったが、まさにそれ。葬送行進曲の楽章は、これまでいかにもそれらしい演奏が多かったと思うが、この演奏ではショパンという人間の、強さ激しさもある、心のモノローグになっている。だから、このCDの前座の5曲は何かというと、(うまく説明できないが)ショパンという人間を一軒の家にたとえると、その音楽には、家の外でお客に商品として提供するものと、自分の家の中の”ショパン節”のインテリアになるものの2種類があり、後者ばかりを選りすぐって集めた5曲だ。こんな拙(つたな)い説明でなく、いずれ演奏者本人の本格的な蘊蓄を読みたい。

sadRed さん | 千葉県 | 不明

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素晴らしい名演だ。2006年のスケルツォ...

投稿日:2011/01/10 (月)

素晴らしい名演だ。2006年のスケルツォ全集を皮切りとして、ショパンの様々な楽曲の録音に取り組んできたメジューエワが、ピアノソナタ第3番に引き続いて、ピアノソナタ第2番を録音することになった。これは、正に気宇壮大と言った表現が相応しいスケール雄大な名演だ。何と言う堂々たる風格溢れるピアニズムであろうか。メジューエワのピアニズムの特徴として、ショパンがスコアに記した音符を一音たりとも蔑ろにしない丁寧さがあるが、このピアノソナタでも、決して音楽の流れが停滞することはない。実に優美に、なおかつ自然に流れるのだが、その仰ぎ見るような威容は、威風堂々と言った表現が符合する。第3楽章のショパンの精神の深淵を覗き込むような深みのある表現も凄いの一言であるし、終楽章の、他のピアニストならば、曖昧模糊な表現になってしまいがちの音楽も、メジューエワならではのアプローチで、旋律線を極力くっきりと描き出しているのが素晴らしい。併録の小品もいずれ劣らぬ名演であるが、とりわけ、冒頭の華麗なる大円舞曲が超名演。ここには、ピアノソナタと同様の壮大なスケール感とともに、女流ピアニストならではの繊細な詩情、そして、大輪のひまわりのような華麗さが備わっている。録音も、鮮明であり、素晴らしいの一言。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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