SACD

交響曲第1番『巨人』、第2番『復活』、第9番、大地の歌、さすらう若人の歌 ブルーノ・ワルター&コロンビア交響楽団、ニューヨーク・フィル(4SACD+1CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC10316
組み枚数
:
5
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
CD付き, 限定盤, ハイブリッド

商品説明

ワルター全ステレオ録音SA-CDハイブリッド・エディション
第6回発売:マーラー:交響曲第1番『巨人』、第2番『復活』、第9番、大地の歌


完全生産限定盤/日本独自企画

ブルーノ・ワルター[1876-1961]がその晩年である1957年〜61年にかけて残したステレオ録音は、この20世紀最大の巨匠指揮者による膨大なディスコグラフィの中でも最重要の演奏であり、その長い音楽活動のさまざまな経験と深い洞察とが結実した、文字通り録音の「世界遺産」ともいうべき名盤ぞろいです。
 全ステレオ録音を作曲家別に体系的にリイッシューするワルター初の本格的ハイブリッド商品である当シリーズは、オリジナル・アナログ・3トラック・マスターから1998年以来21年ぶりに新規リミックス&リマスターを行ない、オリジナル・マスターに刻まれた個性的なサウンドそのままに蘇らせます。
 第6弾は、ワルターの録音遺産の中でも特別な意味合いを持つマーラーの作品集。ワルターが18歳の時に出会って以来マーラーを指揮者として憧れ、またその作品を愛し、生涯をかけて世界中で演奏してきた情熱と経験が詰め込まれた名演です。ディスク5には80歳を記念して特別に制作されたインタビューとマーラーの第9のリハーサル風景を収めています。(メーカー資料より)

【収録情報】
Disc1
1. 交響曲第1番ニ長調『巨人』

 録音時期:1961年1月14,21日、2月4,5日

2. 歌曲集『さすらう若人の歌』
 録音時期:1961年6月30日(第1,2,3曲)、7月1日(第4曲)

Disc2
3. 交響曲第2番ハ短調『復活』

 録音時期:1957年2月18日(第4,5楽章)、1958年2月17日(第1楽章)、2月21日(第2,3楽章)

Disc3
4. 大地の歌

 録音時期:1960年4月18日(第2,4,6楽章)、4月25日(第1,3,5,6楽章)

Disc4
5. 交響曲第9番ニ長調

 録音時期:1961年1月16,18,28,30日

 ミルドレッド・ミラー(メゾ・ソプラノ:2,4)
 エミリア・クンダリ(ソプラノ:3)
 モーリン・フォレスター(コントラルト:4)
 エルンスト・ヘフリガー(テノール:4)
 ウエストミンスター合唱団、合唱指揮:ジョン・フィンレイ・ウィリアムソン(3)

 コロンビア交響楽団(1,2,5)
 ニューヨーク・フィルハーモニック(3,4)
 ブルーノ・ワルター(指揮)

 録音場所:
 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール(在郷軍人会ホール)(1,2,5)
 ニューヨーク、カーネギー・ホール(3)
 ニューヨーク、マンハッタン・センター(4)
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

 オリジナル・レコーディング・プロデューサー:ジョン・マックルーア、トーマス・フロスト
 オリジナル・アナログ・マスターのトランスファー、リミックス、リマスター:アンドレアス・K・マイヤー(マイヤーメディアLLC)

Disc5(通常CD/モノラル)
● 『ワルターの2つのポートレイト〜ブルーノ・ワルター追悼 1876-1962』
1. ア・トーキング・ポートレイ〜アーノルド・ミケイリスとの対話(抜粋)
 録音:1956年2月23日
2. ア・ウォーキング・ポートレイト〜マーラーの交響曲第9番の録音セッション
 録音:1961年1月16,18,28,30日

● 『ブルーノ・ワルター80歳記念〜アーノルド・ミケイリスとの対話』 全編は日本初登場
1. 「自伝『主題と変奏』の冒頭で、この世に生を受けたのが1876年9月15日だということですが、その時のことを覚えていらっしゃいますか」
2. 「初めての録音について何かはっきり覚えていることはありますか」
3. 「マーラーやブルックナーを最初に指揮なさった時のことは覚えていらっしゃいますか」
4. 「モーツァルトもさることながら、ベートーヴェン、ブラームス、そしてブルックナーやマーラーの第一人者として知られています」
5. 「マーラーとブルックナーの第一人者としても定評があります」
6. 「マーラーとブルックナーの影響を強く受けられたということですが、それぞれどのような影響だったのでしょうか」
7. 「ブラームスの4つの交響曲を収録した記念すべきアルバムがリリースされましたが、ブラームスもまた会われたことのない作曲家ですね」
8. 「モーツァルトの『リンツ』交響曲も特に記憶に残るレコードです」
9. 「まもなく80歳になられます」
10. 「その時のことは一生忘れないと思いますが、他にもウィーンに関する思い出がたくさんありますね」
 録音:1956年2月23日

内容詳細

CBSに遺した全ステレオ録音のSACD仕様での再発売シリーズの一環。マーラーと親交があり、「大地の歌」や第9番の初演を手掛けたワルターにとって、マーラーは特別な作曲家といえる。一度は聴いておくべき録音だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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5.0

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心優しいマーラーだ。なぜ今日ではこのよう...

投稿日:2021/03/21 (日)

心優しいマーラーだ。なぜ今日ではこのような演奏が聴かれないのだろう。ワルターの音楽を聴いていると強弱の差があまりないことに気づく。静寂部からいきなり爆音をだして聴衆を驚かすような効果は下品なのだ。巨人からして冒頭からハッキリ聴きとれる。大地の歌もフェリア盤の方が上であろうが如何せんモノラルなので、当盤を聴けることは誠にありがたい。当選集は早く買わないと後々後悔するだろう。少々高いが思い切って購入した。

ゆっきー さん | 千葉県 | 不明

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どれも元祖、マーラーの原点。 ソニーの至...

投稿日:2021/03/10 (水)

どれも元祖、マーラーの原点。 ソニーの至宝。 マーラーの愛弟子であったワルターから、 マーラーの世界配信が始まった。

ハッチ さん | 愛知県 | 不明

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私がマーラーに興味を持ったのは、50年以...

投稿日:2021/01/23 (土)

私がマーラーに興味を持ったのは、50年以上前になります。最初に購入したのが「大地の歌」です。当然ですがLPレコードです。 今回と同じブルーノ・ワルター指揮ですが、演奏はもう一つ前のウィーン・フィル、フェリアー、パツァークとの演奏でした。ワルターは3回録音演奏を行っていますが、第1回はSPレコード。2回目のこの演奏はモノーラル録音でしたが、最高の演奏だと云われています。当時のプレイヤーも安物で、何度も聴いているうちに、レコード盤が傷んでしまい、レコードを買い直しています。 次に買ったのが、3回目のステレオ演奏である今回の録音、ニューヨーク・フィル、ミラー、ヘフリガーとの組み合わせのCDです。違うのが、普通のCDとリマスタリングしたSACDとの違いになります。 今回の録音はすばらしいの一言につきます。楽器や声が明瞭になり、迫力、静謐感、感情表現が良く出ています。ハイレゾの音もよく聴きますが、それに匹敵します。一番最初にレコードで聴いた「大地の歌」の記憶がよみがえってきました。 買って本当に良かったと思っています。

セイボー さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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