DVD

らもトリップ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ASBY5389
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
DVD
その他
:
ビスタサイズ/スクイーズ
原作
:

商品説明

よくわからないんだよこの気持ちは!自分たちでもわからないんだ!
でも今の日本で誰もが持っている心のもやもやがあるだろ?その思いを映画にぶつけたいんだ!
合い言葉は「いいんだぜ」!?
  
中島らもが急逝して早7年。
彼が生前よくつぶやいていた言葉「いいんだぜ」。どんな人間がいてもいい。どんな生き方があってもいい。
本作品は東京芸大生が中島らものそんなメッセージを受け取り映画に仕上げた。
中島らもの生き方に強くシンパシーを抱いたからである。このよくわからないもやもやした世の中、何か突破口が必要だと感じた。
「中島らもを描きたい」「中島らもなら何かをぶちこわす力を与えてくれるのではないだろうか。」その一心で本映画は企画から制作、配給、公開までのすべてを東京芸大が中心となり製作した。
それでも中島らもの意志を汲み、決して説教臭くならず、湿っぽくならず、パワフルに破天荒に描き出したのが本作品である。
著作小説のオムニバス映像化と関係者インタビューから映画を構成し、アーティストをとことん味わい尽くす「アーティスト体感映画」が誕生!
  
作品は奇才・中島らもの短編小説3篇『クロウリング・キング・スネイク』、『微笑と唇のように結ばれて』(共に『白いメリーさん』/講談社)、『仔羊ドリー』(『寝ずの番』/講談社)を映像化すると同時に、生前親交があり中島らもを愛して止まない各界著名人が中島らもを語り尽くすドキュメンタリーパートを織り込んだ全く新しいスタイルを採用。
小説の映像化によって中島らもの思考を垣間みながら、ドキュメンタリーで中島らもの生き方をありのままに描き出した。
中島らものフィクションとリアル。全力で「中島らも」というアーティストを体感する119分。そこから導き出される新しい中島らも像は、鑑賞者それぞれにメッセージを残すに違いない。
今年の東京芸大は型破り!東京芸大の作って来たもの、歴史を全部ぶっ壊してやる!

<東京芸大>の映画と聞くと少しアートフィルムの匂いを感じないだろうか?
これまでの東京芸大の映画はそうかもしれない。しかし、今年の東京芸大は型破り。
徹底的なエンタメ路線で中島らもの荒唐無稽な世界感を表現。ド
キュメンタリーパートの監督に、圧倒的な映像美と世界観でファンを魅了し、中島らもとの親交も深かった中野裕之(「SF SAMURAI FICTION」、「TAJOMARU」)を迎えた。学生がプロフェッショナル監督を迎えコラボレーションするのは初めての試みだろう。
東京芸大自らの歴史や構築してきたスタイルを徹底的に破壊にかかる。それはひいては、映画界に向けて、そして社会に向けての挑戦状になると考えている。
常にカウンターカルチャーに属し、その活動で人々を驚かせると同時に社会へ問題提起を続けた中島らもを見習い、彼の型破りなスタイルを踏襲した。
最後の最後までタブーを突き破る表現をいくつできるかに注目していただきたい。
豪華キャストが続々参戦!フィクションもドキュメンタリーも目が離せない!

中島らもを語る上で欠かせないが彼の交友関係の広さ。多くの有名人が公私共に彼と関係があり、同時にファンを公言している。
今回は「らもさんの映画なら」と続々と出演が決まった。
ドキュメンタリーパートでは宇梶剛士、竹中直人、古田新太、山内圭哉、石田長生、大槻ケンヂ、チチ松村(ゴンチチ)など多ジャンルで活躍する著名人が名を連ねる。
フィクションパートでは演技派の松尾貴史、嶋田久作、勝村政信から今若手注目株の小島藤子や永池南津子らとタッグを組みヘビ女、吸血鬼、クローン人間など、中島らもの破天荒な世界観に挑戦する。

内容詳細

■製作年:2011年 / 製作国:日本

【映像特典】
内容未定

【ストーリー】
『らも語り』
中島らもとはいかなる人物だったのか。親交の深かった人々がぶっちゃける、あんな話やこんな話。
とにかく考えて欲しい。こんな人がいていいのだろうか?中島らもはエピソードの宝庫である。
掘っても掘ってもまだまだ出てくる。多くの人々が既に中島らもを語っているが、それでもまだ足りないからこの作品が実現した。
今まで語られる事のなかった話を、中野裕之監督が自身の中島らもとの思い出を踏まえて上手に引き出す。
中島らもは多くの顔を持つ人であった。広告、演劇、文芸、テレビラジオ、ミュージシャン、プロレスファン、飲んだくれ、病人、そして夫、父。
それぞれの顔を知る人々がそれぞれにとっての中島らもを語り尽くす。
きっと、エピソードが重なるにつれ我々にも中島らもの顔が見えてくるだろう。

『クロウリング・キング・スネイク』
「どんなことがあっても前を向いて生きていく」
中島らものアイデンティティを詰め込んだ青春映画。
学校の何気ない教室。萩本かなえ(小島藤子)は親友の鳴瀬川(清水くるみ)と遠山(神崎れな)の”恋の100番勝負”を見守っている。
同じクラスの林(野村周平)にどちらが告白するかというこの勝負、かなえは複雑な心境で見守っていた。実はかなえは林に告白され、その答えを迫られていた。
そんな折、かなえの家庭に大事件が起きる。ニート中の姉・のぞみ(宮下ともみ)の皮膚が変質しヘビのような姿になろうとしていたのだ。
「この家系の女は成人を迎えるとヘビ女になってしまう」という衝撃の事実を父・康祐(松尾貴史)から今更伝えられ、姉妹は愕然とする。
のぞみは日増しにヘビに近づいていくが、動じることもなく「人生は自分で切り開く」とヘビメタバンド結成を宣言。
一方かなえは、友達と恋愛の駆け引きや、将来への不安で押しつぶされそうになる。そしていよいよ、のぞみの初めてのライブが始まろうとしていた。

『微笑と唇のように結ばれて』
中島らものピュアな恋愛観を映像化。
愛した女性を「愛し通す」その方法とは。
画商である丸木(嶋田久作)の前に現れる不思議な雰囲気を持つ美女マリカ(永池南津子)。丸木は一目で恋に落ちてしまう。丸木は食事にマリカを誘うが、贅沢な食事もマリカは手をつけない。
二人は一夜を共にするが、その朝方マリカの奇妙な行動で丸木は目を覚ます。
マリカは丸木の首もとに噛み付き、血を吸っていたのだ。そこでマリカは食事を受け付けず、血液を栄養源として生きていることを打ち明ける。
丸木は心的疾患だと疑いながらも、それを受け入れ、血液を提供し続ける日々を始める。
しかし日に日に衰弱していく丸木。
それを見かねてか、あるいはヴェンパイアの性か、血液を求めてマリカは去ってしまう。そして、大けがをしていた辰巳(忍成修吾)に出会い、彼を次の相手にする。
マリカの居場所を突き止めた丸木は、最後の力を振り絞りながら自分の命と引き換えにでも自分の血液だけを吸って欲しいと懇願する。
  
『子羊ドリー』
これぞ究極の落ち!中島らもがこよなく愛する落語のテイストを盛り込んだ、らも作品らしいSFコメディ。
近未来の日本。宗教や倫理問題につまづく他国を追い抜き、日本ではクローン人間の作成が認可されていた。
売れっ子で多忙な作家・藤原(勝村政信)は、そのあまりに膨大な仕事量に嫌気がさし、クローン人間に仕事をさせることで楽をしようと思い立つ。
しかし発注したクローン人間・フジワラ(諏訪太朗)は自分とは似ても似つかない姿をしていた。
何かの間違いじゃないかと不安になる藤原だが、周りの人々は全く違いが分からないらしい。
とにかくクローン人間との奇妙な共同生活を送りながら少しずつ自分の仕事を振るようになる藤原。徐々に社会生活にも慣れ、活発に活動し始めるクローン。
当初の思惑とは裏腹に、活躍するクローンを見て藤原は少しずつ自分の居場所が無くなっていくように感じ、さらに不安になってゆく。
そんなある夜、クローンの様子がおかしくなる。

【キャスト】
「クロウリング・キング・スネイク」
小島藤子 野村周平 宮下ともみ 清水くるみ 神崎れな 中村綾 松尾貴史
  
「微笑と唇のように結ばれて」
嶋田久作 永池南津子 忍成修吾 矢崎まなぶ
  
「仔羊ドリー」
勝村政信 諏訪太朗 木村文乃 小松彩夏 六車奈々 荒金蔵人 菅原大吉
  
「らも語り」
石田長生 宇梶剛士 大槻ケンヂ 竹中直人 チチ松村 中島さなえ 中島美代子
原田伸郎 古田新太 宮前賢一 山内圭哉

【スタッフ】
原作:中島らも
監督:三間旭浩 今橋貴 松尾健太・中野裕之
脚本:岡田寛司 糠塚 まりや 山口文子
プロデューサー:佐藤宙信 諸田創 山田圭佑 大尭健
撮影・照明:国枝淳志 金相守 下川龍一
録音:重盛康平 伊藤大地 中村潤一
美術:白諦 森祥紀 本間 美由紀 徐 賢先 李芳 伊藤知沙
編集:塩谷友幸 西田 岳史 西村ちひろ
音楽:重盛康平
製作:「らもトリップ」製作委員会(東京芸術大学、衛星劇場、アミューズ)
配給:東京芸術大学

(C)2011「らもトリップ」製作委員会

中島らもの短編小説『クロウリング・キング・スネイク』『微笑と唇のように結ばれて』『仔羊ドリー』の3つの短編を映像化。さらに生前の作者をよく知る人々が中島らもを語りつくすドキュメンタリー・パートを収録。(CDジャーナル データベースより)

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