LPレコード 輸入盤

ピアノ協奏曲、左手のためのピアノ協奏曲 ユジャ・ワン、L.ブランギエ&チューリッヒ・トーンハレ管 (アナログレコード)

ラヴェル(1875-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4837267
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
輸入盤

商品説明

ダイナミックで精緻、ユジャの指先が紡ぐ色彩と官能が結晶したラヴェル初LP化
精確無比なテクニックとしなやかな音楽性、キュートな容姿とアスリートのような演奏の躍動で人気急上昇のユジャ・ワン。共演は2012年に26歳の若さでチューリヒ・トーンハレ管の音楽監督兼首席指揮者に指名された注目の天才指揮者ブランギエ。新時代の躍動感あふれるフレッシュな名盤がLPでも登場。

ラヴェル:1) ピアノ協奏曲ト長調、2) 左手のためのピアノ協奏曲ニ長調、フォーレ 3) バラード嬰ヘ長調Op.19

【演奏】ユジャ・ワン(ピアノ)、リオネル・ブランギエ(指揮)チューリヒ・トーンハレ管弦楽団(1, 2)
【録音】2015年4月、チューリヒ、トーンハレ(1, 2)、5月、ベルリン、テルデックス・スタジオ(3)

(メーカーインフォメーションより)

ユーザーレビュー

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左手の演奏と録音が非常に素晴らしいです。...

投稿日:2021/03/13 (土)

左手の演奏と録音が非常に素晴らしいです。 演奏についてです。 ラヴェルのピアノコンチェルトは両方とも一度聴いたらもうそれでお腹いっぱいになるような演奏が多い気がしますが、この演奏は何回聴いても飽きません。特に左手は、そもそも出回っているCDが少なく、どれも微妙な気がしていたので、納得の行く演奏にやっと出会えて嬉しいですね。 ただし、ト長調の第二楽章は若干テンポが速く、ピアノとオーボエがそれぞれ知らんぷりして演奏しているように聴こえます。 録音についてです。 ト長調は表面的な音色は綺麗ですが、若干ペラいです。ちょっと期待外れでした。 左手は100点満点です。こんなに凄い録音を見つけたのは久々ですね...いや素晴らしい。 空気感やホール感を重視した感じです。左手のピアノは低域が多く、そこから伝わるスタインウェイのピアノ全体からくる胴鳴りや弦の震えが良く録れていて、ピアノが弦楽器であるということを思い知らせているようです。実際、ウーファーのサイズが30cmを超えるスピーカーで聴くとピアノの存在が良く視えます。 ティンパニの音もピアノと同様ですね。 オケも、ストリングスは弦の上の音色だけでなく、箱鳴りまで録れていますし、音数が多くなった瞬間でもそれぞれの音が潰れることなく、分離、定位しています。

だーえう さん | 大阪府 | 不明

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元気の出る名演です。ラヴェルで聴かせるテ...

投稿日:2017/07/07 (金)

元気の出る名演です。ラヴェルで聴かせるテクニックだけでなく、フォーレでの表情豊かな演奏も良質。バラードはフォーレの隠れた代表作かもしれないと思うのですが、ピアノソロ版を聴いたのは初めてです。違った趣として、涼しさを感じます。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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ユジャ・ワンはこのままラフマニノフやプロ...

投稿日:2016/01/16 (土)

ユジャ・ワンはこのままラフマニノフやプロコフィエフの超絶技巧曲を弾き続けてゆくのだろうか。もちろん指の回りに関しては何の不足もないが、体格的なハンディは簡単には補えないので少し考えた方が良いのではないか、などと思っていた所にこの新譜。ブランギエ指揮によるラヴェル管弦楽曲全集の一枚目ということで、たまたまこうなっただけかもしれないが、今後の彼女の進路を暗示するような録音ではある。ちなみに、ロイヤル・コンセルトへボウと共に昨年来日した彼女はチャイコフスキーの2番の協奏曲を弾いたのだが、これなども実に頭の良い選曲だった。1番以上に技巧的な曲だが、チャイコフスキーなりの古典派へのオマージュもあり(楽器編成にトロンボーンを含まない)、独奏者が先に立ってオーケストラを引っ張ってゆくにふさわしい曲だからだ。さて、このディスクの両協奏曲ではまず「ト長調」が期待通りの痛烈爽快な快演。切れ味の鋭さではアルゲリッチの二種の録音を凌ぐほどだ。指揮も実に良い。第1楽章が第2主題部に入ると、完全に和声が変わって「異世界」が出現する様など、まことに鮮やか。陰鬱な「左手」はちょっと現在のユジャ・ワンの手には余る感があるが、「ト長調」一曲だけでも十分、5つ星に値する。フォーレの『バラード』がピアノ・ソロ版だったのは意外だが、これはもう少しユジャに花を持たせようという配慮か。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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