アカデミー室内管弦楽団創設60周年記念
モラヴェツ、オールソン、D.シトコヴェツキー、P.フランクが独奏!
サー・ネヴィル・マリナーが振った協奏曲録音がセットになって登場!
1959年、当時ロンドン交響楽団の第2ヴァイオリン首席奏者と務めていたサー・ネヴィル・マリナー[1924-2016]により創設されたアカデミー室内管弦楽団(アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ)が2019年に創設60周年を迎えました。これを記念して、1995年から2001年に録音されヘンスラー・レーベルからリリースされていたピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲の名録音集がセットになって登場します。
サー・ネヴィル・マリナーの指揮のもと膨大な録音が存在する当団は、J.S.バッハなどのバロック音楽からモーツァルト、ブラームス、チャイコフスキー、ドヴォルザークなど数多くの交響曲を録音してきました。その中でも誉れ高き名盤が多く存在するのが協奏曲の録音です。一貫してエレガントな解釈で魅了するマリナーは独奏者からも絶大なる信頼を得ており、独奏者の個性を尊重し寄り添うような演奏で数多くの名演を残してきました。
ここに収録された作品はどれも超一級の名演。屈指の技巧派として熱狂的なファンを持つイヴァン・モラヴェツが弾いたモーツァルトのピアノ協奏曲集、ギャリック・オールソン全盛期ともいえる90年代のラフマニノフ、グリーグ、チャイコフスキー、実力派ドミトリー・シトコヴェツキーが弾くチャイコフスキー、ブラームス、メンデルスゾーン、シベリウス、そして、可憐に奏でるパメラ・フランクのブルッフと、そのどれもが高水準の名演です。名匠マリナーが申し分のないサポートで独奏者を自由自在に歌わせております。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
1. モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
2. モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
イヴァン・モラヴェツ(ピアノ)
録音時期:1997年4月
録音場所:ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
Disc2
1. モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
2. モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
イヴァン・モラヴェツ(ピアノ)
録音時期:1995年10月
録音場所:ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
Disc3
1. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
2. グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
ギャリック・オールソン(ピアノ)
録音時期:1996年10月(1) 1996年12月(2)
録音場所:ロンドン、アビー・ロード・スタジオ(1) ヘンリー・ウッド・ホール(2)
Disc4
1. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
2. チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
ギャリック・オールソン(ピアノ:1)
ドミトリー・シトコヴェツキー(ヴァイオリン:2)
録音時期:1996年5月(1) 1999年12月(2)
録音場所:ロンドン、アビー・ロード・スタジオ(1) ヘンリー・ウッド・ホール(2)
Disc5
1. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
2. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
ドミトリー・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)
録音時期:1995年5月
録音場所:ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
Disc6
1. シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
2. ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
ドミトリー・シトコヴェツキー(ヴァイオリン:1)
パメラ・フランク(ヴァイオリン:2)
録音時期:1999年1月(1)、2001年1月(2)
録音場所:ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
アカデミー室内管弦楽団(アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ)
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)