基本情報
内容詳細
旬の鱸や真鯛は煎酒で食すのが粋。夏は砕いた氷を入れた霰酒を嗜む。採れたての松茸は丸ごと焼いて、昆布の味噌漬けを土産に。化政文化が花開いた頃、贅を尽くした料理と風流なもてなしで頭角を現し、文人墨客にも愛された日本橋の料亭「百川」。幕末には黒船一行を迎える饗宴を任された名店の運命とは。古今東西の食に通じた著者が解き明かす、江戸料理の真髄!
目次 : 第1章 日本橋浮世小路「百川」界隈/ 第2章 大田南畝と「山手連」/ 第3章 「百川」の粋な酒肴と贅の極み/ 第4章 史上最大の饗宴と「百川」の消滅
【著者紹介】
小泉武夫 : 1943(昭和18)年、福島県の酒造家に生れる。東京農業大学で教授として永く教鞭を執った後、現在は発酵学者・文筆家として活躍中。農学博士。専攻は、醸造学、発酵学、食文化論。学術調査を兼ねて辺境を旅し、世界中の珍味、奇食に挑戦する「食の冒険家」でもある。単著だけでも140冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
投稿日:2021/03/04 (木)
読書メーターレビュー
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ぶち さん
読了日:2021/04/21
佐島楓 さん
読了日:2019/06/05
saga さん
読了日:2019/06/14
冬見 さん
読了日:2022/01/06
まりこ さん
読了日:2019/11/25
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人物・団体紹介
小泉武夫
農学博士、発酵学者、文筆家。1943年福島県の酒造家に生まれる。(財)日本発酵機構余呉研究所所長、東京農業大学教授を経て同大学名誉教授。現在は鹿児島大学、福島大学、石川県立大学、宮城大学等の客員教授
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