ハラスメントの境界線 セクハラ・パワハラに戸惑う男たち 中公新書ラクレ

白河桃子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121506566
ISBN 10 : 4121506561
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
追加情報
:
262p;18

内容詳細

個人のキャリアや企業の新しいリスクマネジメント、生産性が高く働きやすい職場づくりのため、欠かせない「セクハラ、パワハラの意識と行動のアップデート」を促す本。「働き方改革実現会議」の一員として、法改正などの議論の渦中にいる著者の実態調査と最新対策事情。今現在働く男女や、企業の法務担当として活躍する弁護士へのインタビュー、ITでできる最新ハラスメント対策など、“これからの働きやすい会社のかたち”を提案します。

目次 : はじめに 日本はハラスメント後進国です/ 第1章 ハラスメントを気にする男たち/ 第2章 女性から見たハラスメント―営業女性怒りの覆面座談会/ 第3章 財務省セクハラ事件とは何だったのか?/ 第4章 企業の懲戒はどう決まるのか?(五味祐子弁護士×白河桃子)/ 第5章 #MeToo以降のハラスメント対策最新事情―組織がハラスメントをアンラーニングするために/ 第6章 同質性のリスクは組織のリスク

【著者紹介】
白河桃子 : 東京生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、住友商事、外資系証券などを経てジャーナリスト、作家に。働き方改革、少子化、キャリアデザイン、女性活躍、ダイバーシティ、ジェンダーなどをテーマとし、執筆、講演、テレビ出演多数。数々の提言を政府の委員としても行っている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ さん

    2019年刊。世間は変わりつつあるのでしょうか▽ハラスメント問題は、被害者VS加害者ではなく、ハラスメントを容認する風土を変えたい人VS変えたくない人の戦い。「業績がよければハラスメントをする人材でもかまわない」という認識は2018年4月18日、セクハラ財務事務次官が辞任した日に変わった。マイナスはプラスより大きく働く。《アンラーニング》いったん学んだ知識や既存の価値観を捨て去り、新たに学びなおすことが必要▽家庭内モラハラに長年苦しんでいるので学びを深めようと思います。いまにみてろ

  • なるみ(旧Narumi) さん

    著者白河桃子さんのツイッターで本書を知って読んでみました。参考になったのは、第5章 #MeToo以降のハラスメント対策最新事情で、各社等々の取り組みがわかったことでした。

  • イトノコ さん

    図書館本。日本的な、ハラスメントが容認される組織からの脱却を指南する。タイトルの割にかなりセクハラに寄った内容であったこと、後半内容が多岐に渡りすぎてやや散漫になったことは残念だが、ためになる内容だった。以下まとめ。ハラスメントは個人の問題ではなく組織の問題/ハラスメントは組織の生産性を下げる/「セクハラをするが仕事はできる人」は組織にリスクをもたらす/調査をしっかり行えば、ハラスメントか否かの判断軸に大きなギャップは生じない/ハラスメントの基準を明確に/日本の組織の同質性の高さのリスクは極めて高い/

  • チャッピー さん

    不祥事が起きやすい組織の特徴として「同質性」の高さがあるとのこと。日本は上場企業における女性役員の割合が149ヶ国中110位。日本より低いのは韓国とイスラム圏の国々。セクハラ・パワハラが問題化されてきても企業のトップ層は加害者に多い世代の男性ばかりという現実。社会の根本が変わらない限り何も変わらないのではと暗い気持ちになる。しかし今まで許されてたかもだけど、それハラスメントですよという意識が広がりつつあるので改革は少しずつでも進んでいくと思う。

  • 金吾 さん

    パワハラだらけの職場にいた時は、部署の半分の人が心を病み休職しました。私自身はなんとかもちましたが、組織がパワハラ軍団を守り、心を病んだ同僚たちを批判した時に本当に嫌になりました。 ハラスメントは職場環境を悪くするといいますが、そんなものではなく個人の人生を破壊する行為だと思います。

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人物・団体紹介

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白河桃子

相模女子大学大学院特任教授、昭和女子大学客員教授、ジャーナリスト、作家。慶應義塾大学文学部社会学専攻卒。中央大学ビジネススクール戦略経営研究科専門職学位課程修了。住友商事、外資系金融などを経て著述業に。ダイバーシティ、働き方改革、ジェンダー、女性活躍、ライフキャリアなどをテーマに著作、講演活動を行う

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