基本情報
内容詳細
神社とその祭神は古代王権の成立にどう機能していたか?!王家の「神系譜」に各地の氏神を結びつけることと全国統一とは不可分の関係だった!
目次 : 第1章 大和朝廷の黎明期に王家と中央豪族が祭った神々―ゆるい連合体ゆえ、大物主神ら各々の氏神が並び立った/ 第2章 謎の多い出雲大社の起源と出雲の豪族が祭った神々―大国主命を戴く神話と祭祀は大和に影響を及ぼした/ 第3章 ごく早い時期から、王家がじかに把握した地方の神社―“例外”の陰には勢力拡大の野望があった/ 第4章 王家を支えた物部氏と点在する物部氏がらみの神社―なぜかれらだけが、全国の豪族に影響を与ええたのか/ 第5章 中央集権をめざす王家が祭った天照大神とその他の神―“ゆるいつながり”から一転、6世紀に起きた変化とは/ 第6章 急成長した中臣氏を介して王家とつながった神と神社―中小豪族を組織し、祭祀を整えて中央集権化を助けた/ 第7章 記紀の完成までに、皇室の神系譜に入った神・入らなかった神―日本中の神が皇祖神とつながることは、何を意味するか
【著者紹介】
武光誠 : 1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。2019年3月に明治学院大学教授を定年で退職。専攻は日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
武光誠
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。2019年に明治学院大学教授を定年で退職。専攻は、日本古代史、歴史哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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