まちあるき文化考 交叉する“都市”と“物語”

春秋社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784393333686
ISBN 10 : 4393333683
フォーマット
発行年月
2019年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
渡辺裕 ,  
追加情報
:
384p;20

内容詳細

文学や映画、写真、音楽などによって、作品世界と紐づけられて生成・変容する“都市”のイメージをさぐる。「運河の町」小樽、「理想郷」だった「廃墟」軍艦島、「音楽の都」ウィーン…“都市”と“物語”のあわいに生じた文化のありようを描き出す全5章。

目次 : 序章 「作品世界」と「現実世界」の虚実―「コンテンツツーリズム」全盛の時代に/ 第1章 「文学散歩」ガイドブックのひらく世界―「作品世界」と「現実世界」をつなぐもの 本郷・無縁坂/ 第2章 「ロケ地巡り」が掘り起こしたもの―近代建築の保存活動からまちづくりへ 小樽/ 第3章 「廃墟」が「産業遺産」になるまで―写真集と映像をとりまく言説を読み解く 長崎・軍艦島/ 第4章 継承される東ドイツの記憶―東西ドイツ統合期に映画の果たした役割 ベルリン/ 第5章 「音楽の都」のつくりかた―装置としての音楽散歩 ウィーン

【著者紹介】
渡辺裕 : 1953年千葉県生。83年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程(美学芸術学)単位取得退学。玉川大学助教授、大阪大学助教授などを経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授(美学芸術学、文化資源学)。2019年4月より東京音楽大学教授(音楽文化教育専攻)。著書『聴衆の誕生―ポストモダン時代の音楽文化』(春秋社、サントリー学芸賞、のち中公文庫)『文化史のなかのマーラー』(筑摩書房、岩波現代文庫(『マーラーと世紀末ウィーン』と改題))『音楽機械劇場』(新書館)『宝塚歌劇の変容と日本近代』(新書館)『西洋音楽演奏史論序説―ベートーヴェン ピアノ・ソナタの演奏史研究』(春秋社)『日本文化 モダン・ラプソディ』(春秋社、芸術選奨文部科学大臣新人賞)『考える耳―記憶の場、批評の眼』(春秋社)『考える耳(再論)―音楽は社会を映す』(春秋社)『歌う国民―唱歌・校歌・うたごえ』(中公新書、芸術選奨文部科学大臣賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みかん さん

    裕さんの資料ストックがとんでもない代物であることを否応がなく思い出してしまった。興味のある都市が取り上げられてて読みやすかった。実在の人々による生活と都市をモチーフにしたフィクションが相互に溶け合い「都市」イメージを創り出すという視点でヴェネツィアを語りたいな、とふと思ったり。

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