SACD

交響曲選集〜第4番、第5番、第7番、第8番、第9番 ギュンター・ヴァント&ベルリン・フィル(5SACDシングルレイヤー)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SIGC47
組み枚数
:
5
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
限定盤

商品説明

ヴァント最大の遺産。
究極の名演を究極のサウンド(SACDシングルレイヤー)で堪能できる贅沢、ここに極まる。


ヴァント最晩年の名声を決定付けた名盤、1996年から2001年にかけて録音されたベルリン・フィルとのブルックナーの交響曲5曲。これらはヴァントの長い録音歴の中でも、演奏・録音のクオリティ双方が最も高く、発売以来累計15万枚以上を販売。第4番は1998年度レコード・アカデミー大賞を、第9番は1999年のレコード・アカデミー賞(交響曲部門)を受賞しています。
 実際にこれらのライヴ収録を担当し、その音作りに生前のヴァント自身も厚い信頼を寄せていたクリスティアン・フェルトゲン氏が自らオリジナル・マスターからマスタリングし、2005年に発売されたハイブリッド・ディスク盤(BVCC34123)を初シングルレイヤー化。DSD化の全ての工程において、ティアック・エソテリック社開発の超高精度ルビジウム・クロック・ジェネレイター(G-0S)と最高級オーディオ・ケーブルを使用し、オリジナル・マスターに刻み込まれた音楽情報の全てをそのまま再現するとともに、コンサートホールの空気感までも醸し出すリアルで繊細なサウンド・クオリティを実現。(メーカー資料より)

【収録情報】
ブルックナー:交響曲選集


Disc1
● 交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』(1878/80年稿)

Disc2
● 交響曲第5番変ロ長調 WAB105(原典版)

Disc3
● 交響曲第7番ホ長調 WAB107(原典版 ハース版)

Disc4
● 交響曲第8番ハ短調 WAB108(1890年第2稿 ハース版)

Disc5
● 交響曲第9番ニ短調 WAB109(原典版)


 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ギュンター・ヴァント(指揮)

 録音:
 1996年1月12-14日(第5番)
 1998年9月18,20日(第9番)
 1998年1月30,31日、2月1日(第4番)
 1999年11月19-21日(第7番)
 2001年1月19-22日(第8番)
 ベルリン、フィルハーモニーでのライヴ・レコーディング
 SACD Single Layer

[オリジナル・レコーディング]
 プロデューサー:ゲラルド・ゲッツェ
 エンジニア:クリスティアン・フェルトゲン(ベルリン、シャローラン・スタジオ)

 DSDマスタリング:クリスティアン・フェルトゲン(ベルリン、シャローラン・スタジオ)およびソニー・ミュージック乃木坂スタジオ(2005年)
 使用マスター:2トラック・マスター

 解説(予定):
 舩木篤也「ヴァント&ベルリン・フィルのブルックナーに寄せて」
 ヴォルフガング・ザイフェル「かくあるべし〜ギュンター・ヴァントのブルックナー」
 曲目解説:横原千史

 初シングルレイヤー化
 完全生産限定盤/日本独自企画
 音匠仕様レーベルコート採用
 マルチケース仕様

内容詳細

ヴァントは遅咲きの指揮者だった。こだわりぬいた彼のブルックナー演奏がようやく認められるようになったのは晩年のこと。BPOに客演した本盤はすでに80半ばから90歳直前に達していた。とはいえ彼の想い描いたブルックナー演奏の極致がここに凝縮。“歴史的演奏遺産”として後世に伝えるべきアルバムとなった。(弘)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(WAB 104) [1878/80年第2稿] T.Bewegt,nicht zu schnell
  • 02. 交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(WAB 104) [1878/80年第2稿] U.Andante quasi Allegretto
  • 03. 交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(WAB 104) [1878/80年第2稿] V.Scherzo:Bewegt;Trio:Nicht zu schnell,Keinesfalls
  • 04. 交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(WAB 104) [1878/80年第2稿] W.Finale:Bewegt,doch nicht zu schnell

ディスク   2

  • 01. 交響曲 第5番 変ロ長調(WAB 105) [原典版] T.Introduction:Adagio;Allegro
  • 02. 交響曲 第5番 変ロ長調(WAB 105) [原典版] U.Adagio:Sehr langsam
  • 03. 交響曲 第5番 変ロ長調(WAB 105) [原典版] V.Scherzo:Molto vivace (Schnell);Trio:Im gleichen Tempo
  • 04. 交響曲 第5番 変ロ長調(WAB 105) [原典版] W.Finale:Adagio;Allegro moderato

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総合評価

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各曲がCDケースに個別に納められ分厚いライ...

投稿日:2024/04/22 (月)

各曲がCDケースに個別に納められ分厚いライナーノートを付けてBOXに仕立てるというコストをかけたパッケージになっています。演奏は良く知られたもので、皆様もすでに別にお持ちの曲もあろうかというものです。ブルックナー交響曲好きの方には5番や8番の終楽章には若干の違和感があるかもしれません(版による)。ヴァント好きの方にはベルリンフィルの金属音に違和感があると思います。ヴァントご本人がこの音色にどう思ったのか知る由もありません。ベームの回想録などでもこの頃のベルリンフィルは指揮者の言うことを聞かないことが多かったようなのでヴァントは諦めていたのかもしれません。オケがベルリンフィルではなくコンセルトヘボウだったらなぁと無いものねだりをしてしまいます。

jin さん | 長野県 | 不明

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重量感はあるが重苦しくない。私にはブルッ...

投稿日:2022/08/15 (月)

重量感はあるが重苦しくない。私にはブルックナーの演奏の中でも最も気に入ったものの一つである。オケがベルリンフィルだから,特に弦がいい。厚くて澄み切っていて力感がある,ヴァントのテンポもすごくいいというか,テンポを動かしているのか,インテンポなのかわからないくらい自然体。実は9番だけは持っていてお気に入りの一枚であったが,他もすごくいい。私は,ブルックナーは2番とか6番とかが好きだが,ヴァントはこの辺には目もくれずに,このシリーズはいわゆる大作・名作中心である。でも,今回のこの演奏で作品の良さを実感した。特に,5番は私にはケンペ。ミュンヘンPO 以外には,ピンとくる演奏がなかったが,これはそれよりも素晴らしい。7番は厚いハーモニーに歌があふれ,8番は一歩一歩踏みしめる音の構築物,2曲ともその性格が余すところなく表現されている。4番はエンターテインメント的な要素が強い作品だと思うが,ヴァントのようにきちんと力強く演奏すると品格を感じる。9番は素晴らしいベルリンフィルの音で澄み切った境地が楽しめる。今回は作品ほぼ一気に聞き通してしまうほど,素晴らしい演奏だった。後悔していることはただ一つ。もっと早く買えばよかった。

シロクン さん | 新潟県 | 不明

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妥当な演奏です。聴かせどころを十分に心得...

投稿日:2020/03/25 (水)

妥当な演奏です。聴かせどころを十分に心得て聴いている間は満足させてくれます。 録音のライブながら満足ができるホールトーンの美しいものでした。 「それでもベーム、カラヤン、アバドとどこが違うの?」と友人に聴かれたら小生は返答できませんでした。素人の小生でもオケを動かす能力はカラヤン、アバドの方が上だと分かります。 最近は、ほとんどファンの声を聴かなくなってしまったヴァントです。 あの一部の方々に神格化された称賛の嵐はどこに行ってしまったのでしょうか。

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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