全共闘以後

外山恒一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781617466
ISBN 10 : 4781617468
フォーマット
発行年月
2018年12月
日本
追加情報
:
621p;20

内容詳細

1968年の全共闘から50年。1972年の連合赤軍事件を境に学生運動は急速に退潮し、その後は「シラケでバブルでオタクでサブカル」の時代――。そんな歴史認識は間違っている! 70年代以降も若者たちの社会運動・学生運動は、ほぼ10年おきに高揚していた。ただ、それらを一貫した視点で記述した「通史」が存在せず、これまで不可視になっていたのである。全共闘以後50年の歴史を新しく塗りかえる著者渾身の原稿用紙1000枚超の大冊!

※この書籍は2018年9月に刊行した『全共闘以後』の改訂版です。


外山恒一(とやまこういち)
1970年生まれ。革命家。「九州ファシスト党・我々団」総統。80年代後半、福岡・鹿児島の高校で学校当局との衝突を繰り返し、各地の“戦う中高生"を組織した「全国高校生会議」の主要活動家の1人となる。89年、『ぼくの高校退学宣言』で単行本デビュー。文筆活動と、“異端的極左活動家"として90年代を過ごした末、02年に逮捕され、獄中でファシズム転向。07年に都知事選に出馬、「政府転覆」を呼びかける過激な政見放送がネット上で大ブームを巻き起こした。著書に『青いムーブメント』、『良いテロリストのための教科書』など。

【著者紹介】
外山恒一 : 1970年生まれ。革命家。「九州ファシスト党・我々団」総統。80年代後半、福岡・鹿児島の高校で学校当局との衝突を繰り返し、各地の“戦う中高生”を組織した「全国高校生会議」の主要活動家の1人となる。89年、『ぼくの高校退学宣言』で単行本デビュー。文筆活動に励み、“異端的極左活動家”として90年代を過ごした末、02年に逮捕され、獄中でファシズム転向。07年に都知事選に出馬、「政府転覆」を呼びかける過激な政見放送がネット上で大ブームを巻き起こした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • zirou1984 さん

    なんて悪い本なんだ!と笑いながら一気読みしてしまった。タイトル通り1968年以降における日本の運動史ーそれは内ゲバに明け暮れ、一般的に消滅したと思われているものだが、現役革命家である著者はそれを否定し、自身を含めたドブネズミ世代(byブルーハーツ)によるローカルな抵抗運動の数々を紹介しつつ、現役の思想家やライター、もしくはよくわからない人たちがどのような活動を行っていたのかを半世紀に及ぶ通史として提示する。のだが、時に皮肉に時に諧謔に、俺史としてサービス精神たっぷりに筆を走らす文章が面白すぎてもうだめ。

  • mstr_kk さん

    とても勉強になりましたし、笑って元気が出ました。見える世界が広がる本です。外山恒一が「ファシスト」を自称していることの意味もよくわかり、その視野の広さ、洞察の深さに感銘を受けました。「通史」としては、読み手の側で時系列的に整理していく必要があります。

  • 耳クソ さん

    いち読者として高みの見物を決め込むつもりで読むと、自分のちっぽけさと馬鹿馬鹿しさと虚しさに打ちのめされ、同時に歴史活劇の地鳴りによってトリップできるという、最低な気分になれる最高の本。みんな読もうね、マジで。

  • garth さん

    政治運動オタクのチマチマした離合集散を律儀に記録しつづける本、ということになってしまったかな。

  • miunac さん

    東大安田講堂や連合赤軍あさま山荘事件の警備責任者だった佐々淳行によれば、これらの警備において「学生に絶対怪我をさせないこと」と厳命されていたという。六〇年安保で樺美智子を殺してしまい非難されたことが余程応えたのだろう。通俗史家の半藤一利は「六〇年安保は真剣な政治だったがその後の運動は子どもの遊び」と言っている。68年革命とはその程度。私は加藤直樹や栗原康の方がはるかに面白い。通史と言いながら自分に都合のいいことばかり並べ立てていてその意味で百田尚樹と変わらない。私は資本主義など早晩滅びると思っている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

外山恒一

1970年生まれ。福岡を拠点とする革命家。80年代後半に「反管理教育」の活動家となるも、いわゆるポリコレの風潮に反発し、孤立無援の“異端的極左活動家”として90年代を過ごす。思想的にはマルクス主義、アナキズムを経て、03年に獄中でファシズム転向。07年の東京都知事選に出馬し、過激な政見放送で一躍注目

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品