沙耶の唄 星海社FICTIONS

大槻涼樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065138243
ISBN 10 : 4065138248
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
虚淵玄 ,  
追加情報
:
256p;19

内容詳細

虚淵玄の出世作『沙耶の唄』誕生15周年を記念し、あの『黒の断章』『Esの方程式』大槻涼樹がノベライズ!

【著者紹介】
大槻涼樹 : シナリオライター

虚淵玄 : Nitroplus所属のシナリオライター、小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まるほ さん

    “正常と異常”との間の、“純愛と破滅”の物語。▼事故の後遺症により周囲の世界を腐臭ただよう汚辱に塗れたものに、人間も怪物としか認識できなくなってしまった主人公“郁紀”。そんな郁紀の前に、唯一人間として認識できる少女“沙耶”が現れる。▼PCのアダルトゲームのノベライズで、エログロありのホラーな世界。結末もゲームでのエンディングとは異なる小説独自のもの。▼なかなか入手しづらい作品かと思いますが、小説としても十分に読ませる完成度。手に取ってみても損はないかと思います。▼表紙もよく見るとかなりグロテスク…。

  • TSUBASA さん

    ある界隈で名作と呼ばれた作品のノベライズ。事故で世界のあらゆるものが腐臭を放ち、眼に映るものは全てグロテスクな肉片にしか見えなくなった匂坂郁紀。生き地獄を味わう彼の唯一の救いはただ一人、人間の姿をした沙耶という少女の存在だった。かなり原作通りだったけど後半は複数のシナリオを合わせた感じだったか。テキストだけで観るとちょっと物足りない感じもあるけど、ズブズブと禁忌に入り込んで行く感じは見事。挿絵こそないものの色んな意味でアレなシーンはあるので要注意。ちなみに続編も刊行予定と書いてあったけど頓挫?

  • らきむぼん さん

    一部でカルト的な人気を博したゲームのノベライズ版。2003年のゲームだが大槻氏の手腕なのか今読んでも違和感はない。ゲーム版の雰囲気はそのまま楽しめる。 クトゥルフネタが仕込まれているが、はっきりと言及しないところもまた良い。当時は知らなかったので楽しめた。 そして、何よりこの設定は素晴らしい。人は物の見え方や感じ方で完全に理解し合うことができなくなるし、逆に異常と狂気に飲まれた者は、その孤独を癒やしてくれる存在に絶対の愛を感じる。歪だが、やはり純愛といえるのかもしれない。

  • ささやか@ケチャップマン さん

    世界の全て蹴落としてでも誰かを選ぶ、という行いこそが純愛なのだとすれば、これはきっと純愛なのだろう。原作から離れることがありつつも忠実で誠実なノベライズ版。初心者にここから沙耶の唄を勧めたとしても決して不義理になれない出来栄えであった。なんと完全なる続編も来年発売とのことで、沙耶の唄がどこまで響き渡るのか、非常に楽しみだ。

  • 彼方 さん

    不幸な交通事故により家族を失った青年・匂坂郁紀。奇跡的に一命を取り止めた彼には、目に映るもの全てが醜く歪んでしまうという不思議な後遺症だけが残った…そんな郁紀の世界にとつぜん"うつくしい"少女、沙耶が現れ…。虚淵さんは数作知っている程度の浅いファンな自分でも名前は知っていた名作のノベライズ。事故をきっかけに起こる親友グループの崩壊…人の尊厳を踏みにじる残酷な行為やカニバリズム、全てが歪んでしまった世界で見つけた純粋な愛と…単純に否定しきれぬこれまた捻れまがった、とにかく感情が凄い詰め込まれた作品だなぁ…。

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