CD 輸入盤

More Blood, More Tracks: The Bootleg Series Vol.14

Bob Dylan (ボブ・ディラン)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
19075858982
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ボブ・ディラン、シリーズ最強となる『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ第14集)』のスタンダード・エディション

長らく待望していたブートレッグ・シリーズ最新作の内容が遂に明らかに!未発表で謎多き1974年に行われた『血の轍』のレコーディング・セッションのすべてが初めて発表される。1991年『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』の発売以来、四半世紀を超える長期シリーズで、発表の度に高い評価を得ている“ブートレッグ・シリーズ”の最新作は、ボブ・ディランが1974年におこなった重要な6回のレコーディング・セッション ――ニューヨークの四日間(9月16、17、18、19日)とミネアポリスの二日間(12月27、30日)―― を収録。

このセッションでディランは1975年発売の最高傑作『血の轍(ブラッド・オン・ザ・トラックス)』を完成させた。ディランの全キャリアの中でもベストセラーの1枚である『血の轍』は、モダン・ポップソング(1964〜5年頃に事実上ディランが創作したと言えるジャンル)の曲づくりの境界や構造を新たに書き換え、ビルボード誌のアルバムチャート200で1位を獲得し、RIAAダブルプラチナムに公認され、2015年にグラミー・ホール・オブ・フェイムの殿堂入りを果たした。『血の轍』は、もともと1974年9月にニューヨーク・シティで四日間に渡って録音された。すぐにアルバムはマスタリングされ、テスト盤の配布も始まった。ところがその録音から3ヶ月後、ディランは、アルバムはもっと別のアプローチでつくられるべきだと感じ、12月末に収録曲のうちの5曲をミネアポリスのサウンド80スタジオで録音し直した。ニューヨーク・セッションのごく一部は海賊盤業者やコレクターに流出したが、いままで全貌はほとんどどんな形でも発表される事はなかった。

『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ第14集)』のライナーノーツにジェフ・スレイトはつぎのように記している。「スタジオのディランはヘッドフォンをつけることさえせずにライヴですばらしい演奏を――彼が録音したなかでも最高の演奏を――つぎつぎと録音している。ほかの多くの演奏者たちとちがって、サウンドの完成度を高めるためのオーヴァーダブもほとんど施していない。録音された曲のなかには、ディラン――ギターとハーモニカと一連の偉大な曲を携えたひとりのシンガー――がいて、適切な箇所で聞く者の心を躍らせ、必要な箇所で聞く者の心を打ち砕く……またここに収められた歌と演奏は、ぼくたちが聞いたどのヴァージョンよりも純粋な状態にある。アルバム『血の轍』制作のとき、ディランはプロデューサーのフィル・ラモーンに命じて、ほとんどのマスターの速度を2パーセントから3パーセント、上げるよう指示した。この方法は、1960年代から70年代にかけて、とくにAMラジオ向けのレコードに頻繁に用いられた。そうすることで曲の勢いが増し、リスナーの気をひきやすいと考えられていたのだ。公式のものも非公式のものも、これまで発表されていたニューヨーク・セッションの曲のほとんどは、ディランの要請によって速度を上げたヴァージョンだった。『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ第14集)』で初めて、ディランが録音したときのままの形の曲を聞くことができる」

スタンダード・エディションの『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ第14集)』はニューヨークのA&Rスタジオ・セッションで録音された11曲を収めたCD1枚(LPは2枚組)で発売される。オリジナル・アルバムに収録された10曲が、すべてニューヨーク・セッション録音の感動的で心に響く別ヴァージョンによって姿を現す事となった。加えて「アップ・トゥ・ミー」の未発表別テイクも収められている。


(メーカーインフォメーションより)

収録曲   

  • 01. Tangled Up in Blue (9/19/74, Take 3, Remake 3)
  • 02. Simple Twist of Fate (9/16/74, Take 1)
  • 03. Shelter from the Storm (9/17/74, Take 2)
  • 04. You're a Big Girl Now (9/16/74, Take 2)
  • 05. Buckets of Rain (9/18/74, Take 2, Remake)
  • 06. If You See Her, Say Hello (9/16/74, Take 1)
  • 07. Lily, Rosemary and the Jack of Hearts (9/16/74, Take 2)
  • 08. Meet Me in the Morning (9/19/74, Take 1, Remake)
  • 09. Idiot Wind (9/19/74, Take 4, Remake)
  • 10. You’re Gonna Make Me Lonesome When You Go (9/17/74, Take 1, Remake)
  • 11. Up to Me (9/19/74, Take 2, Remake)

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Bob Dylan

米フォーク/ロックの巨人として誰もが認めるボブ・ディランの歌唱は実にユニークなもの。単に個性的というだけでは明らかに表現が足りないだろう。人間臭さや生きる佇まいそのものが現れている彼の歌声は、一度聴いたら忘れようにも忘れられないほどのインパクトを持って迫ってくるのだ。

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