チャイコフスキー(1840-1893)

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SACD 輸入盤

『白鳥の湖』全曲(1877年原典版) ヴラディーミル・ユロフスキー&ロシア国立交響楽団(2SACD)

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PTC5186640
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


これぞ本家本元のチャイコフスキー!
ユロフスキーが『白鳥の湖』全曲を1877年初演時の原典譜で録音!


SACDハイブリッド盤。世界が注目する指揮者のひとりヴラディーミル・ユロフスキー。2017年10月には首席指揮者を務めるロンドン・フィルとともに初来日を果たし大きな話題となりました。「PENTATONE」レーベルからはベルリン放送交響楽団およびロシア国立アカデミー管弦楽団との録音を積極的にリリースしており高い評価を得ております。当ディスクはロシア国立アカデミー交響楽団との共演で、待ちに待ったチャイコフスキーのバレエ音楽『白鳥の湖』全曲、しかも1877年世界初演時の原典譜を用いての録音です!
 祖父が作曲家、父親が指揮者という音楽一家に1972年モスクワで生まれたユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、95年ウェクスフォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの『5月の夜』の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコーディングを開始し、2007年より首席指揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナル管弦楽団と自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、2017/18シーズンからはベルリン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、R.シュトラウスの交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』とマーラーの交響詩『葬礼』&交響的前奏曲、アラベラ・美歩・シュタインバッハー独奏のブリテン&ヒンデミットのヴァイオリン協奏曲をリリースしております。2019年3月には同団との来日公演を予定しております。
 チャイコフスキーの作品中、最も親しまれているバレエ音楽『白鳥の湖』。1877年ボリショイ劇場での初演が不評に終わり、チャイコスフキーの死後、1895年にプティパとイワノフによって再構成、蘇演され日の目を見ましたが、ユロフスキーはあえて初演時の原典譜にこだわりました。チャイコフスキーの音楽がもつ旋律の美しさ、哀愁を帯びたリリシズム、甘く感傷に満ちた情緒など、チャイコフスキーが思い描いた真の世界をユロフスキーが柔軟な感性で描き出します! この上なく洗練された美しさと幻想的で豪華絢爛たる物語をお楽しみください。
 ユロフスキーはロシア国立アカデミー交響楽団とプロコフィエフの交響曲およびチャイコフスキーの3大バレエの全曲録音を進行中です。(写真c Roman Gontcharov)(輸入元情報)

【収録情報】
● チャイコフスキー:バレエ音楽『白鳥の湖』 Op.20(1877年原典版)


 エフゲニー・スヴェトラーノフ記念ロシア国立アカデミー交響楽団(ロシア国立交響楽団)
 ヴラディーミル・ユロフスキー(指揮)

 録音時期:2017年2月、2018年2月
 録音場所:モスクワ、フィルハーモニア2、ラフマニノフ・ホール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Swan Lake, Op. 20 (1877 version)
  • 02. 1. Introduction 00:02:42
  • 03. 2. Act I: No. 1. Scene 00:03:06
  • 04. 3. Act I: No. 2. Waltz 00:07:27
  • 05. 4. Act I: No. 3. Scene 00:04:00
  • 06. 5. Act I: No. 4. Pas de trois: I. Intrada 00:02:19
  • 07. 6. Act I: No. 4. Pas de trois: II. Andante sostenuto 00:02:53
  • 08. 7. Act I: No. 4. Pas de trois: III. Allegro semplice - Presto 00:01:18
  • 09. 8. Act I: No. 4. Pas de trois: IV. Moderato 00:01:28
  • 10. 9. Act I: No. 4. Pas de trois: V. Allegro 00:01:07
  • 11. 10. Act I: No. 4. Pas de trois: VI. Coda 00:01:46
  • 12. 11. Act I: No. 5. Pas de deux: I. Tempo di valse ma non troppo vivo, quasi moderato 00:02:34
  • 13. 12. Act I: No. 5. Pas de deux: II. Andante - Allegro 00:05:10
  • 14. 13. Act I: No. 5. Pas de deux: III. Tempo di valse 00:01:38
  • 15. 14. Act I: No. 5. Pas de deux: IV. Coda 00:01:53
  • 16. 15. Act I: No. 6. Pas d'action 00:02:12
  • 17. 16. Act I: No. 7. Sujet 00:00:40
  • 18. 17. Act I: No. 8. Dance of the goblets 00:06:18
  • 19. 18. Act I: No. 9. Finale 00:02:29
  • 20. 19. Act II: No. 10. Scene 00:02:43
  • 21. 20. Act II: No. 11. Scene 00:05:37
  • 22. 21. Act II: No. 12. Scene 00:04:04
  • 23. 22. Act II: No. 13. Dances of the swans: I. Tempo di valse 00:02:37
  • 24. 23. Act II: No. 13. Dances of the swans: II. Moderato assai 00:02:02
  • 25. 24. Act II: No. 13. Dances of the swans: III. Tempo di valse 00:02:01
  • 26. 25. Act II: No. 13. Dances of the swans: IV. Allegro moderato 00:01:25

ディスク   2

  • 01. 1. Act II: No. 13. Dances of the swans: V. Andante - Allegro 00:07:16
  • 02. 2. Act II: No. 13. Dances of the swans: VI. Tempo di valse 00:01:45
  • 03. 3. Act II: No. 13. Dances of the swans: VII. Coda 00:01:42
  • 04. 4. Act II: No. 14. Scene 00:02:41
  • 05. 5. Act III: No. 15. Allegro giusto 00:02:32
  • 06. 6. Act III: No. 16. Dance of the corps de ballet and the dwarves 00:02:37
  • 07. 7. Act III: No. 17. Scene 00:07:45
  • 08. 8. Act III: No. 18. Scene 00:01:46
  • 09. 9. Act III: No. 19. Pas de six: Intrada 00:03:09
  • 10. 10. Act III: No. 19. Pas de six: Variation I 00:01:31
  • 11. 11. Act III: No. 19. Pas de six: Variation II 00:03:27
  • 12. 12. Act III: No. 19. Pas de six: Variation III 00:01:09
  • 13. 13. Act III: No. 19. Pas de six: Variation IV 00:00:54
  • 14. 14. Act III: No. 19. Pas de six: Variation V 00:01:29
  • 15. 15. Act III: No. 19. Pas de six: Coda 00:01:47
  • 16. 16. Act III: No. 20. Hungarian Dance 00:02:56
  • 17. 17. Act III: No. 20a. Russian Dance 00:04:45
  • 18. 18. Act III: No. 21. Spanish Dance 00:02:43
  • 19. 19. Act III: No. 22. Neapolitan Dance 00:01:58
  • 20. 20. Act III: No. 23. Mazurka 00:04:06
  • 21. 21. Act III: No. 24. Scene 00:03:42
  • 22. 22. Act IV: No. 25. Entr'acte 00:02:10
  • 23. 23. Act IV: No. 26. Scene 00:02:21
  • 24. 24. Act IV: No. 27. Dance of the little swans 00:04:04
  • 25. 25. Act IV: No. 28. Scene 00:03:13
  • 26. 26. Act IV: No. 29. Finale 00:05:53

総合評価

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4.5

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チャイコフスキーの音楽をド派手に鳴らすと...

投稿日:2019/10/09 (水)

チャイコフスキーの音楽をド派手に鳴らすと外連味満載で嫌らしくなる。そういう大時代的な演奏も少なくない中で、賢明なユロフスキーは純音楽的な再現を心掛けているのだろう。これほど静的で繊細な味わいに満ちた「白鳥の湖」は珍しい。ロシアの楽団による演奏だが、ロシア的な土着性を強調せず、あく抜きをして、つとめて上品に演奏したチャイコフスキーになっている。外面的な効果を狙った仰々しいチャイコフスキー演奏が苦手な人でも、これなら拒絶反応は起こるまい。細部を丁寧に吟味して練り上げ、落ち着いたテンポでじっくりと聞かせる。今までにありそうで無かったタイプの演奏だろう。

ROYCE さん | 神奈川県 | 不明

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ペンタトーンからの「白鳥の湖」全曲という...

投稿日:2019/01/07 (月)

ペンタトーンからの「白鳥の湖」全曲ということで期待したが、期待はずれというのが正直な感想。オケはうまいが指揮者の各曲への思い入れが足りないと感じた。実際の舞台に照らせば随所に起伏が必要だが、あまりにもさらっと流した感じである。打楽器の扱いもいかにも事務的である。同じ楽譜の全曲版ではドラティのモノラル盤の方が奥深い演奏であると思う。またプレトニョフの演奏もとても良いが残念ながらSACDではない。アナログからのSACDではあるが、プレヴィン盤も魅力的で、ユロフスキーよりは遥かに優れていると感じる。個人的な好みとはいえ、このユロフスキー盤は、私には魅力を感じさせない演奏である。それにつけてもドラティ・コンセルトヘボウが録音を残さなことが悔やまれる。せめてプレトニョフ盤のSACDでの発売を切に要望する。

C.G.A さん | 愛知県 | 不明

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「白鳥の湖」の新譜が発売されました。Juro...

投稿日:2018/11/23 (金)

「白鳥の湖」の新譜が発売されました。Jurowski指揮でTchaikovskyのバレエでは「眠れる森の美女」に続く第二弾です。HMV通販の案内欄で1877年の初演時の楽譜に基づく演奏である旨が強調されているので、従来発売されているものとは異なる版による全曲があるものと早合点して購入しましたが、鳴らしてみると手元にあるPrevin盤(EMI)、Bonynge盤(Decca)、Ermler盤(Conifer)などと中身は同じ(前2者には第3幕に追加のPas de deuxあり)でした。「白鳥の湖」のCDにはこのような1877年の原典によるものと、1895年改訂のPetipa・Ivanov版によるものがあって現在の舞台上演では殆ど後者の版が用いられているのに、CDでは概ね原典による演奏が主体でPetipa・Ivanov版による演奏はFedotov盤(日Victor)、Gorkovenko盤(新書館)など少数に過ぎません。ところでJurowski盤は追加のPas de deuxを含まない150分を越えCD2枚分をたっぷり使った全曲で、幾分ゆっくり目、繰り返しも忠実に行ったごく普通の演奏です。一方、全曲録音では草分け的存在のDorati盤(米Mercuryモノラル)があってJurowski盤と同内容ですが、全曲131分少々で全体を通してあっさりとして爽快な感じです。現在「白鳥の湖」の全曲盤は一部の曲がカットされているのを含めると10種位あります。その中でJurowski盤は演奏・録音ともに優れている一組とおもわれますが、60年前のモノラル優秀録音だったDorati盤((現在廃盤?)も記憶に残る名盤とおもっています。

Adam愛聴者 さん | 埼玉県 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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