柳橋ものがたり 船宿『篠屋』の綾 二見時代小説文庫

森真沙子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784576181387
ISBN 10 : 4576181386
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
追加情報
:
295p;15

内容詳細

船宿『篠屋』の勝手口から端正な侍が飛び込んで来て、追われていると言う。予約客の寺侍・梶原だ。女将のお廉は梶原を二階に急がせ、まだ目見え(試用)の女中・綾に、あんたも急いで二階に上がり、湯文字ひとつで梶原様の床に入るんだ、と叫ぶ。追手の足音も迫る。同衾を装うための芝居をしろというのだ。綾は床で丸くなって考えていた。この船宿は断ろうと。だが…。

【著者紹介】
森真沙子 : 奈良女子大学文学部卒業後、雑誌、週刊誌の記者を経て1979年『バラード・イン・ブルー』で第33回小説現代新人賞を受賞し、文壇デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 真理そら さん

    口入屋に紹介されて船宿『篠屋』で下働きすることになった綾・28歳の日常と軽いミステリーを描く連作短編集。シリーズ物の1作目なので人物紹介的な面も多い。が、綾については不明な点が多い。三遊亭円朝や河鍋暁斎はこれからも登場するのだろうか。同じ作者の『日本橋物語』シリーズが好きだったので期待している。

  • のんちゃん さん

    柳橋の船宿「篠屋」で仲居として働く綾が、その宿で遭遇する謎と事件に関わっていく話。初読みの作家さん。帯に「時代推理の俊英が描く」とあったので読んでみたが、江戸市井ものフリークの私としては、登場人物にもあまり魅力を感じず、謎や事件の結末もあっさりした感じがしたので、う〜ん、あんまり合わなかったかな。でも、綾の訳ありの感じの理由が知りたくはあるかな。他にも同様のシリーズをだしておられる著者。今度は別シリーズを読んでみて、それから、相性は判断しようと思う。

  • goodchoice さん

    意外と冷静な目線で物事を見る綾に好感を覚える。幕末という時代設定もあり、ややきな臭い感じも話の筋に良いスパイスとなっている。是非、続巻を望みたい。

  • ベローチェのひととき さん

    船宿「篠屋」へお試しで働いた後で、正式に働くことになった綾が主人公の6編からなる連作短編集。綾に関しての経歴などがまだ語られていないので続きがありそう。作風はとても読みやすかった。盛り場を舞台とした物語だからか、最後はある程度ハッピーエンドでまとまるものの、全般的に人生の悲壮感的なものが感じられた。

  • ひさか さん

    2018年9月二見時代小説文庫刊。書下ろし。シリーズ1作目。6話の連作短編。江戸人情ものに、捕物要素もある定番時代物。なかなか楽しめて、次作が待ち遠しくなりました。

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森真沙子

奈良女子大学文学部卒業後、雑誌、週刊誌の記者を経て1979年『バラード・イン・ブルー』で第33回小説現代新人賞を受賞し、文壇デビュー。以後、近代史や現代史に材を採ったミステリー作品で活躍し、近年では中世、古代史にも範囲を広げ、歴史推理や歴史伝奇作品を精力的に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に

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